かいじゅうたちのいるところ(WHERE THE WILD THINGS ARE)

いつの間にか?フォーラム那須塩原でやっていた「かいじゅうたちのいるところ」、今週いっぱいで終わっちゃう!と無理くり時間を作って行ってきました。

かいじゅうたちのいるところ
監督:スパイク・ジョーンズ、原作:モーリス・センダック、キャスト: マックス・レコーズ、キャサリン・キーナー

トレイラーをみて、かいじゅうたちの暴れっぷりにすっかり魅了され「絶対映画館で観よう!」と固く決意(笑)。案の定、私にはものすごくツボな作品でした。

主人公のマックスといい、かいじゅうたちといい、もう本当に乱暴で、自然破壊しまくり。悪ふざけが過ぎているんだけど、結局、自分自身も傷ついていることに気づいて、後ですごく後悔している姿に救われます。

8歳のマックスがぽろぽろと流す涙も切ないのだけれど、一番暴れん坊のかいじゅうキャロルがぐしゃぐしゃになって泣いている様子なんて、もういたたまれないほど。あのふわふわ?ごわごわ?のけむくじゃらをぎゅっと抱きしめてあげたくなっちゃう!

いろいろうまくいかないのは自分たちに問題があることはわかっているのだけど、どうしようもないもどかしさをキャロルが「歯が1本1本抜けていくような気持ち」とマックスに説くシーンがあるのだけれど、そこで、かいじゅうたちは私達人間たち、おとなたちのことなんだなぁと、私は感じたのでした。

ストーリーはシンプルで、音楽、映像もとってもきれい。好みの別れる作品だと思うけれど、私は大好き!

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ごはんメモ

<今日の夕ごはん>

鮭とほうれんそうのグラタン、ブロッコリーのにんにく炒め、あつあげの煮物、きんぴら、中島菜の漬物、たくあん、じゃがいもときゃべつのおみそ汁、ごはん、はっさく(デザート)

*少しだけ残ってしまったブロッコリーの炒めもの、キッチンのカウンターにのせておいたらチャイがつまみ食い?「チャイ、ブロッコリー食べたでしょ?」と問い詰めてもすっとぼけ。でも、お口からにんにくの匂いがするぞー。もぅ!

投稿者 sunameri : 2010年02月25日 22:14 | コメント (2) | トラックバック

クマともりとひと

ネットで調べものをしているときにたまたま目にとまり、気になって注文した本が届きました。

クマともりとひと
クマともりとひと」日本くま森協会発行

日本の山にクマが暮らせるような(人里におりてこないですむような)豊かな森を取り戻そう!という活動を展開している「日本くま森協会」が誕生した経緯が綴られた小冊子なのだけれど、その内容の濃さにびっくり。10分くらいで読み終わってしまうのだけれど、心にずしんと重たいものが残ります。その重たさがいやな感じではなくって、かえって心地よいというか、すがすがしいというか、世の中はこれからじわじわとよくなっていくんじゃないかと希望が湧いてくる感じ。

ある新聞記事をきっかけに、神戸の中学生たちが、今、絶滅に瀕しているツキノワグマを守ろうと立ち上がったという物語。だめな大人たちに、子供たちがおしりを叩いてまわるのです。子供達の力がもう本当にものすごいのです。

良かれと思ってやったことが間違った方向に行ってしまうというのは仕方のないこと。でも、これを方向修正するのはものすごく難しくて、とにかくまっすぐな、強い力が必要。こういうことは、大人よりも、子供のほうが得意な気がします。食育絡みの話のなかで、私がとにかく「こどもの食」にこだわるのはそう信じているから。きっと子供のほうが、本能的に未来、将来を大切に思うからじゃないかなぁ。

いろんなことを考えさせられるとってもいい本です。1冊100円(送料が別途300円)なので興味のある方はぜひ!

>> 日本熊森協会

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ごはんメモ

<今日の夕ごはん>

金時豆のカレー(白米とグリーンオリーブを添えて)、だいこんの甘酢漬け、小ねぎとたまごのスープ

*金時豆のカレーはらっきょうっていう雰囲気じゃないなぁ、とオリーブを添えてみたら、なかなか相性がよくって、カレーがすすむ、すすむ。最近、食欲旺盛な自分がちょっと怖い・・・(汗)。

投稿者 sunameri : 2010年02月16日 23:37 | コメント (0) | トラックバック

食堂かたつむり

昨日、地元の本屋さんで平積みになっていた文庫本がたまたま目にとまり、最初の数ページをぱらり。ヒロインの元恋人がインド人だったという設定にびっくり。

お料理モノということで映画のほうが前から気になっていて、あらすじをチェックしていたのだけれど、思いもよらない原作の書きだしに興味をそそられ、文庫本を手にレジに向かったのでした。

食堂かたつむり
食堂かたつむり」小川糸(著)

昨夜寝る前にちょこっと続きを・・・と読み始めたところ、ほぇぇ、そうきちゃうわけ~?!という展開に止まらなくなり、結局一気読み。後半の豚さんのくだりはもう、勢いにのまれ、あっけにとられてしまいました。

メリーゴーランドに乗ったつもりが、絶叫マシンだった・・・みたいな放心感。

(だいぶ面白いものにぶつかっちゃったなぁ)というのが正直な感想でした。

食の本質にぐぐっと迫っているような、でも、ほわほわとあまい綿菓子にくるまれているような、きっと読むヒトの気持ちの在り方次第で、作品から受ける印象も全く違ってしまうはず。

映画のほうも、原作を読む前とはまた別の意味で気になるなぁ。ただただほわほわと描かれていたらがっかりしちゃうだろうし、ぐぐっとリアルに描かれていたら怖いような気もするし。

「食」というものがいかようにも描かれるということに興味をそそられる一方で、知らない間にいけないことをしちゃってるようなちくちくした感じもして・・・なんだか落ち着かない感じ。

おそるべし、かたつむりです(笑)。

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ごはんメモ

<今日の夕ごはん>

キムチうどん、厚揚げのゆずみそ田楽、大根の甘酢漬け、野沢菜漬け、いよかん

*おとといのキムチのスープ、雑炊にしようか、おうどんにしようか、迷いに迷って(笑)おうどんに。いただきものの乾麺が期待以上においしく、にっこりつるつるいただきました。

投稿者 sunameri : 2010年02月15日 19:57 | コメント (4) | トラックバック

おばあさんの知恵袋

「快適に暮らす」ということも、興味のあるテーマのひとつ。お掃除の行き届いた家で暮らすのは快適に違いないけれど、残念ながらお掃除はそんなに好きじゃない。なるべく楽ちんにこざっぱり暮らすにはどうしたらいいか?というのはいつもアタマの隅っこで考えていて、ヒントになりそうなことをみつけると、とにかく試してみるようにしています。

ちょうど今、「暮らし」に関するコラムの仕事をしていて、資料集めしているときにみつけたのがこちら。

おばあさんの知恵袋
おばあさんの知恵袋」桑井いね(著)

明治から大正、昭和と時代毎の主婦の仕事が細やかに綴られた一冊。私達のおばあちゃん、ひいおばあちゃん世代のことなのだけれど、想像以上に大きい現代とのギャップにぽかーん。家事を楽ちんにするヒントがみつからないかな?なんて思いは吹っ飛んだのでした。

つつましい暮らしのそこここからかいま見えるのは、ささやかな満足感、充実感。今、私たちがどんなに便利な暮らしをしているかを痛感する一方で、大切ななにかを失ってしまったようにも思えてきて、地面から足が離れてしまったような、なんとも頼りない気持ちで胸がきゅっとします。

今さら数十年前の暮らしに戻ることはできないけれど、これからどう暮らしていくべきか?を考えるのにヒントになるエッセンスがたっぷり含まれているように思いました。

イラストもかわいらしく、ずっと手元に置きたい1冊です。

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ごはんメモ

<今日の夕ごはん>

うなぎの蒲焼き・白焼き、う巻き(うなぎ入りたまご焼き)、はくさいと豚バラ肉の蒸し煮、自家製野沢菜とたくあん、大根とあぶらあげのおみそ汁、土鍋ごはん、杏仁豆腐

*うなぎやさんで修行をしてきたというお友達が、自分でさばいたといううなぎを持って来てくれました。うなぎ包丁を見せてもらいながら、うなぎの裂き方の話を聞かせてもらい、ドキドキしました。料理の世界って、本当に奥深くて、底が見えない!お友達がさばいたうなぎ、とってもおいしく、うれしくいただきました。
*友達が来ている間、2階でおとなしくしていると思っていたチャイは、せっかく私が作った述後服を破壊。木のボタンがみつからず、もしかしたら食べちゃったのかも???
*今日、東京に持って帰るつもりで彼が買ってきた胡桃パンが行方不明に。あちこち探した末に、昨日の留守中にチャイがこっそり食べちゃったんじゃないか?ということに。「チャイ、昨日、下に降りてきて胡桃パン食べたでしょう?」彼と2人で問い詰めても、チャイは「なになに?知らない知らない~」とすっとぼけ。参ったなぁ。

投稿者 sunameri : 2010年02月14日 23:32 | コメント (0) | トラックバック

看取りの医者

新聞の書評欄でみかけて気になり、アマゾンで注文。届いた本のページをぱらっとめくったところでとまらなくなり、一気に読んでしまいました。

看取りの医者
看取りの医者」平野国美(著)

在宅医療を専門としたクリニックを立ち上げ、試行錯誤しつつ、あたたかでおだやかな終末医療をめざす平野医師がつづる実話9編。そのいずれもが痛々しいほどにリアル。

それぞれ施設で暮らしていた高齢の祖父母をおととし、去年と看取りました。老人介護の大変さを痛感し、介護施設の職員の方々の献身的な対応に感謝する一方で、施設・病院で迎える死について様々な思いが残りました。できることなら、自分の家族は最後の最後まで家で過ごせるようにしたいと強く強く思ったのでした。

どれだけ長生きしたかという"量"よりも、生きている間にどれだけ充実した時間を過ごせたかという"質"のほうが、送られる人にとっても、送るひとにとっても、きっと大事なことのはず。

最先端の医療を受けたいひと、親しいひとに見守られるなかで静かに最期を迎えたいひと、それぞれが自分の納得できる医療を受けられるようなしくみができるといいなと思っています。

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ごはんメモ

<今日の夕ごはん>

ぶり鍋(はくさい、えのき、ねぎ、ぶり)、クレソンのおひたし、ごぼう・れんこん・切り干し大根のきんぴら、自家製たくあん、あずき入り玄米、国産オレンジ

*煮魚やお魚のお鍋が大好きな彼。週末はお魚やさんに行くのが楽しみの1つです。今日はおいしそうなぶりがあったのでお鍋に。はくさい、えのき、ねぎを昆布だし、塩少々でコトコト煮た中にさっと湯通ししたぶつ切りのぶりを加え、火が通ったところでおしょうゆ少々。ポン酢とおろし生姜を添えていただきました。

投稿者 sunameri : 2010年02月06日 23:18 | コメント (0) | トラックバック

粉を味わうお菓子の本

先日、鹿沼のアンリロさんでランチをいただいてきました。

平日だったのに、オープン時間ほぼちょうどに到着したらすでに駐車場はいっぱい。お店のほうも予約の方だけで満席とのこと。1時間ほど待って、おいしいランチにありつくことができたものの、その人気ぶりにびっくりしたのでした。

粉を味わうお菓子の本

レジ横にあった小さなお菓子本、小さくて、かわいらしい本なのだけれど、レシピのほうはなかなか骨太(!)。卵、バター未使用のお菓子も紹介されています。

これも地方出版シリーズになるのかな。ささやかながら、なんとも頼もしい!ちょっとはまっちゃいそうです。

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ごはんメモ

<今日の夕ごはん>

地元のお料理のおいしい居酒屋さん「れん」にて夕ごはん。しめさば、かわはぎの薄造り、きんめの煮付け、和牛のメンチカツ、幻豚のロースソテー、など。

投稿者 sunameri : 2010年02月05日 23:16 | コメント (0) | トラックバック

日々雑穀

もちきびや黒米を白米にまぜていただくことは結構あるのだけれど、雑穀を炊いて、お料理することはほとんどありませんでした。が、地元の直売所に雑穀が並んでいるのをみつけ、雑穀のお料理ももうちょっと勉強してみようかな?と思っていたところ目にとまったのがこちら。

日々雑穀
日々雑穀 ― 信州伊那谷「野のもの」の楽しい雑穀料理 ― 」吉田由季子&吉田洋介著

お料理のレシピ以外にも雑穀の育て方なども詳しく載っていて、読み物としてもかなり楽しめます。そしてなによりも地方出版というのがうれしい。地方発のお料理本ももっともっと増えていけばいいのになぁ、と思ってます。

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ごはんメモ

<今日の夕ごはん>

中華風はくさい鍋、塩鮭、あぶたま、にんじんのサラダ、納豆、たくあん、きゅうりの漬物、土鍋ごはん

*はくさいと豚バラ肉をごま油たっぷりのスープで煮込むお鍋、簡単なのに、とってもおいしくてにっこり。
*"あぶたま"は袋にひらいたあぶらあげに卵をいれて口を閉じ、甘辛くにつけたもの。ごはんがすすむほっこりおかず。

投稿者 sunameri : 2010年02月04日 23:15 | コメント (0) | トラックバック

人イヌにあう

チャイが来て3ヶ月。最初の頃に比べたらうそみたいにコミュニケーションがとれるようになってきたけれど、なんで???と理解できないこともたくさんあります。どうしても私のほうが立場が強いわけだから、私のほうがチャイを理解する努力をしないとね・・・ということで、犬の本もいろいろ読んでます。

人イヌにあう
人イヌにあう」コンラート・ローレンツ(著)、小原 秀雄(翻訳)

動物行動学というジャンルを確立し、ノーベル賞も受賞した立派な先生によるエッセイなのだけれど、犬に限らず、動物全般への愛がそこここにちりばめられた、心温まる一冊。泣きたくなっちゃうようなお話もたくさんでてきます。

動物と暮らす楽しさがぎゅっと詰まってます。きっとこれから、何度も繰り返して読んじゃうと思うな。

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ごはんメモ

<今日の夕ごはん>

わさび菜と自家製ベーコンのパスタ、金時豆のスープ、はくさいとりんごのサラダ、国産オレンジ

*先日パントリーの片付けをしていたら、2年前?3年前?くらいの金時豆がでてきました。さっそく水に浸して、昨夜コトコトと煮たのだけれど、なかなかやわらかくならない・・・やっぱり豆も古くならないうちにいただいたほうがいいことを実感。で、まぁまぁやわらかくなった豆、夏につくっておいたトマトソースで煮込んでスープにしました。ほくほくおいしくいただきました。

投稿者 sunameri : 2010年01月31日 22:24 | コメント (0) | トラックバック

これなら誰でもできる日本の杉で小さなお家

今年は庭に小さな厨房を作り、地元の食材をつかったおそうざいやさんを始めようと思ってます。年末に保健所との諸々の調整は一応済んで、まずは厨房の建設から。

軽トラを借りて木材搬入!
*へなちょこにロープをかけたのは私・・・。お店のひと、積み込みまで手伝ってくれたのだけれど、ロープはかけてくれなかったのでした。本当は積みおろしまでついてきて欲しかったくらい・・・(甘えすぎ!)。

今日はホームセンターで木材を購入、必要サイズに切ってもらって、軽トラを借りて、作業場までえほえほ運んで、無事搬入完了!(といっても全体の8分の1くらいの材料なんだけど・・・。)

えぇ、厨房は自分で作るんです(爆)。

自宅のハーフビルド → 納屋のセルフビルド(キットだけど) → 薪小屋作り → 作業小屋のハーフビルド → 鶏小屋作り の豊富な?経験を生かして、今回は全部自分で作るつもり。もしかしたら、途中から大工さんにSOS!となるかもだけれど。

「そこからやるかねー。」

と友達にも笑われましたが、不景気でお金もないし(泣)、仕事も少なめ(号泣)、おかげで時間は結構ある(!!!)それなら自分でやるのが一番かな、と。

いろんな本を買って検討した結果、今回の教科書はこちらに。

これなら誰でもできる日本の杉で小さなお家―セルフビルドの新工法
これなら誰でもできる日本の杉で小さなお家―セルフビルドの新工法」 後藤雅浩(著)

まずもってタイトルがいい!

おととし作った鶏小屋はなんちゃって2×4工法。基本的な考え方はこの本の内容とほぼ同じなので、これならできるかな?や、これならできる!と思ったのでした。

本当はすべて無垢材で仕上げたいのだけれど、保健所的にはNGのよう。とりあえず建物の構造から作り始めるのだけれど、床や壁、屋根をどんな素材にするのかは未だ検討中。はてさて、どんな厨房になるのかなぁ。

ちなみに、本日の現場監督は車の中でじっと待機でした。いいコで待っていて、えらい、えらい。

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ごはんメモ

<今日の夕ごはん>

かまたま納豆うどん、ちぢみほうれんそうのバターソテー、大根の甘酢漬け、日本茶、梅のビール煮

*直売所で買ったちぢみほうれんそう、あまくて、やわらかくて、にっこりでした。見た目もかわいくって、大好き!
*うちの畑でとれたへなちょこ大根で作った大根の甘酢漬け。味はまぁまぁなのだけれど、ほそっこい大根なので、皮ばっかり!本当のところ、へなちょこ大根の甘酢漬けって感じ。くぅぅ。
*軽めの夕ごはんになった理由は、お昼が遅かったのと、鶏小屋のいたち対策をしていてくたびれちゃったため。いたち対策、どの程度効果があるのかは???だけれど、夕方、暗くなるまでえほえほがんばりました。

投稿者 sunameri : 2010年01月18日 20:48 | コメント (5) | トラックバック

マイケル・ジャクソン THIS IS IT

世界同時公開からはだいぶ出遅れましたが、先月オープンしたばかりのフォーラム那須塩原で「 マイケル・ジャクソン THIS IS IT 」を観てきました。

期待を裏切らない、素直に楽しめる作品で大満足。もう1回くらい劇場で観たいなぁ。

懐かしく感じる楽曲もたっぷり聴くことができ、パフォーマンスも堪能(帰り、ひとりじゃなかったら絶対駐車場で真似したと思う・・・笑)、そしてマイケルがスタッフに語りかけるシーンにもじんわり。「ロックンロール教会だ!」という台詞もあったけれど、マイケルの話はまさに牧師さんのお説教みたい。感謝の気持ちとともにみんなに希望を与えて、最善を尽くせるように激励。あんなこと言われちゃったら、誰だってはりきっちゃうよなぁ。

そして、家から劇場まで車で10分くらいというのもくせになりそうな快適さ。うちからだとTSUTAYAにDVD借りにいくよりも断然便利だし(笑)。水曜日はレディースディで1000円といわれちゃったら、ねぇ。せっせと通っちゃいそうな予感♪

次はカールじいさん南極料理人?チャイ似のウルルも気になるなぁ・・・。

ウルルの森の物語
ウルルはオオカミ犬?だとか。

ちなみに、のりのりで家に帰ったら、留守番していたチャイの乱暴狼藉ぶりに愕然。たっぷりしぼられてしばらくしょんぼりしていたものの、今はブランケットにもぐって爆睡中。この復活の早さは飼い主似だな。きゃきゃ。

投稿者 sunameri : 2010年01月06日 23:36 | コメント (3) | トラックバック

セント・オブ・ウーマン 夢の香り(Scent of Woman)

朝起きたら一面の銀世界。ハイテンションな一匹をのぞいて人間たちは巣ごもりモード。薪ストーブで家の中はぽかぽか。DVD上映会のはじまり、はじまり~。

セント・オブ・ウーマン 夢の香り(Scent of Woman)
セント・オブ・ウーマン 夢の香り
監督:マーティン・ブレスト、出演:アル・パチーノ、クリス・オドネル

私はこの作品を観るのは2度目、かるーく観るつもりだったのだけれど、あまりに濃いアルパチーノから目が離せず。(濃ゆいよ、濃すぎるよぉ~)と思いながらも、観ないではいられなくなっちゃう。毒キャラに弱いワタシ(笑)。

とにかくアルパチーノは濃い(← シツコイ。笑)のだけれど、すごく気持ちのいい作品です。

・・・また観ちゃうかもなぁ。

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ごはんメモ

<今日の夕ごはん>

お刺身盛り(まぐろ、しまあじ、いか、たこ)、たらちり(たら、おとうふ、はくさい、ねぎ)、がんもの煮物、明太子、千枚漬け、ごはん、梅のコンポート、いちじくのシャーベット、お茶

*昨日はお肉で今日はお魚。おいしいお刺身ににっこり。

投稿者 sunameri : 2009年12月19日 23:09 | コメント (0) | トラックバック

あたまをつかった小さなおばあさん

「ほんわかとタフに生きるひとり暮らしのおばあさん」は目指しているもののひとつ。もちろん、ひとり暮らしじゃないほうがいいけど、たとえひとりになっても、楽しく暮らしていけるくらいに(心も身体も)鍛えておかなきゃ、と思うのです。

あたまをつかった小さなおばあさん
あたまをつかった小さなおばあさん」ホープ・ニューウェル(著)、山脇 百合子(イラスト)、松岡 享子(翻訳)

このおばあさんは「頭がいい」というわけではなくて、一生懸命「頭をつかっている」ところがなんともほほえましいのです。頭を使うときのスタイルが決まっているのも、すごくいい(笑)。

自分のできることを一生懸命考えて、行動を起こすことこそが、満ち足りた暮らしを得るための大事な鍵なのだと思います。満ち足りるのって、得したとか、損したとかとは別のもの。自分自身が納得できることをもっともっと大事にしなきゃと思います。

えーーーっ、それでいいの???と思っちゃうこともたくさんな小さなおばあさんのお話が9つ。私は一番最後のおばあさんがあたまをやすませる話が一番好きです。

夜がどんどん長くなり、本を読むのがますます楽しい季節です。

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ごはんメモ

<今日の夕ごはん>

さわらのづけ焼き、さといもの煮物(さといも、にんじん、しいたけ、豚バラ肉)、こまつなのおひたし、大根とくらげの中華風あえもの、だいこんの甘酢漬け、しじみのお味噌汁、七分づきごはん

*お魚屋さんおすすめのさわらはあぶらものって、おいしかったです。
*こまつなとだいこんは私の畑でとれたもの。うれしさもひとしおです。

投稿者 sunameri : 2009年12月04日 16:31 | コメント (0) | トラックバック

ファイティングシェフ(THE CHICKEN, THE FISH AND THE KING CRAB)

最近、「食」をテーマとした映画、すごく多いような気がするのだけれど・・・。

ファイティングシェフ
ファイティングシェフ(THE CHICKEN, THE FISH AND THE KING CRAB)」監督:ホセ・ルイス・ロペス=リナレス、キャスト:ヘスース・アルマグロ、セルジュ・ヴィエラ、スヴェン・エリック・リエナ、ペドロ・ラルンベ、アルベルト・チコテ、ポール・ボキューズ、長谷川幸太郎、他

昨日の「eatrip」とはだいぶ毛色が違って、こちらは美食のオリンピック「ボキューズドール」のドキュメンタリー作品。美食の国と言われながら、過去20年間に渡って入賞できないスペインのシェフを追ったもの。

このスペインのシェフ、ヘスースがものすごくチャーミング!いわゆる熱血スポ魂映画の料理版。心身ともにへとへとになるほどに試作を繰り返し、容赦ないだめだしをされ、それでもユーモアを失わずにひたむきに前進する彼の姿にはほろりとさせられます。

彼の母親もまた素敵で、大きなパエリアパンを囲んだ家族の食卓のシーンは最高!思わず、「食の原点はやっぱりここでしょう!」と指さしたい衝動に駆られました(笑)。

投稿者 sunameri : 2009年10月28日 23:48 | コメント (0) | トラックバック

農民になりたい

今回、高速バスのお供はこちら。著者も、インタビューを受けている農業を生業とする人々も、ほぼ同年代。バブルの時代を通過してきたからこそ感じることが通じているような気がしました。

農民になりたい
農民になりたい」(文春新書) 著:川上康介

私も時折友達の畑に手伝いと称して行っては、野菜づくりのこと、土づくりのことを教えてもらっています。暑かったり、寒かったりしても、やっぱりその時々で畑はとても気持ちがよくて、農業はたいへんだけどものすごくおもしろい仕事だと思うようになりました。自分の家の小さな畑もいとおしいけれど、プロの畑はもっとずっとおもしろいです。

ただ、そのおもしろさを言葉で表現するのはちょっと難しくて、今の私はこの本を読んで、うんうん、そうそう、とノリノリになれたけれど、きっと東京にお勤めしていたころは、ふーん、そうなんだー、くらいだったはず。年収などのリアルな数字ばかりが目立ってしまって、農業ってやっぱりたいへんなんだなぁ、と思ってしまうひとが多いんじゃないかと心配になってしまいました。

農業に関心があるひとにも、ないひとにも、自らの生業として農業を選んだひとたちのがんばりの源がどこにあるのかを探りながら読んでもらいたいなと思います。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん>

ピーマンのツナ詰め焼き、だいこん葉とじゃことのりの炒め煮、だいこんとにんじんの中華風ピクルス、香菜納豆、いろいろ青菜のおみそ汁、七分づきごはん、ヨーグルト+ルバーブジャム添え(デザート)、玄米茶

*週の半分くらいはミートレスデーにしたいのだけれど・・・今日はランチにハムサンドを食べちゃった(笑)。以前に比べて食べるお肉の量はぐんと減っているのだけれど、全く食べないというのは案外難しいです。ベジタリアンを目指しているわけではないけれど、もう少し意識してお肉をいただくようにしたいな、と思ってます。

投稿者 sunameri : 2009年10月28日 23:10 | コメント (0) | トラックバック

eatrip

気鋭のフードディレクターが監督を務め、時代の先っぽを走るひとびとが「食」を語る映画「eatrip」。とんがった感性によって語られる「食」はこの作品のポスターのような極彩色でした。


監督:野村友里、キャスト:髙橋皖司(丸十髙橋/築地魚河岸市場鮮魚仲買)、秋山鐘一郎(秋山商店/鰹節問屋)、森岡尚子(主婦/沖縄やんばるにて自給自足を目指す)、UA(歌手)、千宗屋(武者小路千家・15代家元後嗣)、浅野忠信(俳優)、酒井日慈(大本山池上本門寺住職)、下田昌克(画家)、首藤 康之(ダンサー)、ヨーガン レール(デザイナー)、コトリンゴ(シンガーソングライター)、青柳拓次(アーティスト/音楽活動)、浅野順子、内田也哉子(文筆/音楽活動)、他

きっと言いたいことはあるのだろうけれど、はっきりとした結論は出てきません。バカボンのパパじゃないけれど(笑)、それでいいのだ!と思う。生き方がいろいろあるように、「食」への思いもいろいろであっていいと思う。

いろんなひとがいろんな映画を作れるようになっていることも、すごく楽しくて、うれしい。

投稿者 sunameri : 2009年10月27日 22:43 | コメント (2) | トラックバック

ホノカアボーイ

先週はばたばたしていたわりに、借りてきたDVDもちゃっかり観ていたのでした。時間って、作ろうと思えば、結構作れるものなんだよねぇ。

ホノカアボーイ
ホノカアボーイ」監督:真田敦、出演:岡田将生、倍賞千恵子

主役はハワイののんびりとした風景と、ビーさんが作るお料理。個性的なひとびとがでてくるけれど、風にゆれる景色の一部みたいにみえたのでした。

定年退職した移住者がどんどん増えている那須も、数十年後にはホノカアみたいになるのかなぁ。いやいや現実はなかなか・・・。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん>

梅と香菜のおかゆ、ひじきの煮物(大豆、しいたけ、あぶらあげ、れんこん、にんじん)、だいこんとだいこん葉の浅漬け、梅醤番茶

*気圧のためか、珍しく朝からじんわり頭痛。軽めのごはんで早寝の予定です。

投稿者 sunameri : 2009年10月25日 22:41 | コメント (0) | トラックバック

種まきノート ― ちくちく、畑、ごはんの暮らし

特に予定がない日は、朝、目が覚めてからしばらくベッドの中で本を読みます。こう見えて?ひどい低血圧のため、のんびりエンジンをかけたほうが調子がいいのです。

ベッドサイドには必ず数冊の本が置いてあって、夜寝る前、朝おきたとき、そのときの気分の本をてにとります。で、今朝選んだのは・・・

種まきノート ― ちくちく、畑、ごはんの暮らし
種まきノート ― ちくちく、畑、ごはんの暮らし早川 ユミ(著)

ゆるゆる気分を味わうつもりが、にわとりの話のところでいなくなってしまったあーちゃんのことを思い出し、泣けてきました。自分でもびっくりするくらい、泣けて、泣けて、こんなに泣いたのはいつぶりだろう?と思うほど(「庭をでためんどり」を読んで号泣したとき以来だ!)。おかげで、あーちゃんがいなくなったことをようやく自分の中で消化できそうです。(頭では誰かに食べられちゃったんだと思いながらも、どこかである日ひょっこり帰ってくるんじゃないかと期待する気持ちもあったのでした。)

にわとりの話はほんのちょっぴりで(笑)、暮らしの中に日々の仕事がとけこんでいる様子が心地いい、ゆるゆる本です。しっかりとした意志さえあれば、どんな生き方だってできることがわかります。そう考えると、私たちってすごくめぐまれているんだよねぇ。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

さんまのアンチョビーとパセリのパスタ、にんじんサラダ、きゅうりのピクルス、じゃがいもとベーコンとドライトマトのスープ、ミルクティー

*さんまのアンチョビーはそあらまのマスターに教えてもらってチャレンジしたもの。ものすごくおいしくってびっくり。来年からは定番にしよっと。
*手作りベーコンはコロコロに切ってジップロックにいれて冷凍しました。スープにちょっといれるだけでいいだしがでます。また作らなきゃ!

投稿者 sunameri : 2009年10月06日 22:35 | コメント (0) | トラックバック

そろそろスローフード

今朝は友達の畑のお手伝いに行くつもりだったのだけれど、バシャバシャという雨音に目を覚ますと「雨なのでゆっくり寝てください」というメールが。友達の言葉に甘えて畑はお休みに。せっかくの朝時間、有意義に過ごそうと読書タイム!

そろそろスローフード~今、何をどう食べるのか?
そろそろスローフード~今、何をどう食べるのか?」 島村菜津・辻信一(著)

先日読んだ「いよいよローカルの時代」と同じゆっくりノートブックシリーズ

スローフードと「地産地消」は切っても切り離せない関係で、土地と食とのつながりを無視できないことが様々な切り口から綴られているのだけれど、正直、東京にいるころはこの手の話にぴんとこなかったなぁ。私自身、最近ようやく実感できるようになったこと。そうだよね、そうだよねぇとうなづきながらページをめくりました。

あふれる情報の中で「今、何をどう食べるのか?」というのはなんだかとってもややこしいことに・・・。どう食べるかというのは、どう暮らすかということ。簡単そうで、なかなか難しい。いやいや、そう難しく考えるようなことでもないのかなぁ。

「そろそろスローフード」の「そろそろ」には「そろりそろり」の意味もあるそう。あわてず、焦らず、そろりそろりと進んでいけばいいんだよねぇ。ということで、のんびりいきましょう~。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

カルボナーラ、にんじんのポタージュ、トマトのサラダ、赤たまねぎのマリネ、いちじくのシャーベット(デザート)

*自家製ベーコンをたっぷり入れたカルボナーラ。今日はチーズなし、生クリームなしのたまごだけカルボナーラ。さっぱり味のふだん着な(笑)カルボナーラになりました。
*にんじんのポタージュはナツメグ少々と、フレッシュのパセリをたっぷりのせて、にんじん1本分をぺろり。栄養満点!
*いちじくのコンポートのシロップを凍らせただけのシャーベット。ふんわりロゼ色でねっとりとした食感。リッチなデザートににっこり。

投稿者 sunameri : 2009年09月29日 22:47 | コメント (0) | トラックバック

典座さんの健康料理

典座(てんぞ)料理というのも最近気になっているもののひとつ。禅宗の寺院でお料理を作ることを修行のひとつとして行うひと、その役割が典座(てんぞ)。精進料理と呼ばれるお肉や卵を使わない野菜中心のお料理のいわばプロフェッショナル。そんな典座さんによる「食」のとらえかた、お料理レシピが紹介されています。

典座さんの健康料理
典座(てんぞ)さんの健康料理 禅宗700年 食の知恵」山崎紹耕(著)

「知過必改(ちかひっかい)」「歩歩是同乗(ほほこれどうじょう)」「看脚下(かんきゃっか)」などの禅語に沿って語られる「食」のとらえかたは、いずれもシンプルで、日頃様々な情報に振り回されがちな私たちにもすっと納得できるお話ばかり。

健康のために何を食べるべきか?よりも、とにかく食べ過ぎない、少食にすることが一番という件には確かに!と思い、ちょっぴり反省。でも、腹八分だって結構難しいのに、理想は腹六分だそう!それはかなり厳しい修行だ・・・。

厳しい修行の期間中にふるまわれるおうどんの話、200人分もの里芋の煮付けをだめにしてしまった話など、あたたかくて、切なくて、読んでいて涙がでそうになりました。料理を任せられるという責任はお坊さんも、家庭の主婦も、レストランのシェフも、本質はきっと同じなのだと思いました。

「食」についていろいろ考えていくと、「生きていくこと」そのものにどんどん近づいていっちゃうように思えます。あまり頭でっかちにならないよう(笑)、作りながら、食べながら、自分なりの答えを見つけられたらいいなぁと思ってます。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

クリームシチュー、間引き白菜といかとたまごのサラダ、アスパラのソテー、バケット、チーズ

*彼のリクエストにより久々のクリームシチュー。バターたっぷりのホワイトソース・・・も、たまにはいっか(笑)。

投稿者 sunameri : 2009年09月25日 22:28 | コメント (0) | トラックバック

いよいよローカルの時代

お茶の水、水道橋、神保町あたりって、なぜか好きなエリア。気取らない感じがいいのかなぁ。
先日上京した折に、駿河台にある小さな本屋さんでみつけたのがこちら。

いよいよローカルの時代
いよいよローカルの時代」 ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ、辻 信一 (著)

タイトルをみた瞬間に「そうそうそう!ローカルの時代だよねぇ」とみょうにうれしくなったのでした。「いよいよ」というところがなおさらうれしい(笑)。

最近、なんとなくしっくりこないことが重なって、激しく本を読んでます。なにかを探そうとしているのか、現実逃避なのか、もしかしたらひたすら文字を追うことが一種のセラピーなのかも?いずれにしても、悶々と悩むよりは読書!なのです。

そんな気分で手にしたものながら、今、まさにこういう本が読みたかったの!!!状態(笑)、日頃の悶々とした思いを多いに励ましてくれるものでした。

那須に来て、東京にいる頃には想像もできなかったような体験を重ねながら、私自身の根っこの部分が少しずつ少しずつ変化しているのだけれど、たまに激しく不安になったり、焦ったりしてしまうのです。考え方や気持ちの変化に身体がついていけなくて(いや、逆かな?ま、どっちでもいいか。笑)今のままでいいのかな?とぐらぐらしてしまうのです。

そんなへなちょこな気持ちをどーんとふきとばしてくれるお話がいっぱい、そして、今の世界的なシステム不全の解決の糸口をローカルフードに見出しているところもツボで、だよね?だよね?私もそうだと思ってるのぉーと叫びたい気分になったのでした。

*ちなみに、ローカル=田舎とか、地方とは限らないと思います。私自身が東京にいる頃は学校とか、会社への所属しか意識しなかったのだけれど、那須に来て、自分の暮らす地域を強く意識するようになったということです。

いつも思うのだけど、読書って、10冊読んで、100冊読んで、そのうち1冊でも自分の思いと共感できるものがみつかると、ものすごく励みになって、自分に自信が持てるようになります。共感できなかった9冊とか、99冊にもやっぱり読む価値はあって、自分が気付かなかった別の考え方を知ることができるということ。

とかなんとか言いながら、またまたアマゾンにオーダー。心の旅?!は果てしなく続きます。きゃきゃ。

投稿者 sunameri : 2009年09月18日 15:22 | コメント (0) | トラックバック

「エコ罪びと」の告白

今週の東京往復のお供は「「エコ罪びと」の告白」。

「エコ罪びと」の告白
「エコ罪びと」の告白」フレッド・ピアス(著)、酒井泰介(翻訳)

自分の暮らしを支えている現実をひもといていく、というアプローチは私自身の関心にすごく近くて、「べき論」だらけの環境本?よりもだんぜんしっくりきて、夢中になって読んでしまいました。Amazonでも「よく一緒に購入されている商品 」になっているけれど、エリザベス・ロイトの「追跡!私の「ごみ」―捨てられたモノはどこへ行くのか? 」と著者がとっているスタンスが近いように思いました。セットで読むとより楽しめると思います。

結婚指輪からスタートして、携帯電話やTシャツ、食料品と、どれもが私自身の暮らしにも身近なものばかり。これらが作られるルートをたどり、彼が現地に出向いて見てきたことは、できれば知りたくなかった・・・と思うようなこともたくさんあるのだけれど、自分の犯している「罪」を知らないでいることもまた「罪」じゃないかと。

どう考えても「自分は当事者じゃない」とは言えない現実に気持ちが重くなる一方で、どうにも救いようがないというわけでもなさそう・・・と思えたのが救いでした。

環境問題については、考えれば考えるほどなにがよくって、なにがよくないのかわからなくなるし、少なくとも今の私の暮らしは自給自足も地産地消も残念ながら全然無理。だからといって、バブルの頃みたいにじゃんじゃか消費して、いらなくなったものは処分して、というのも今はもうできず。どこかに自分なりの落としどころを見出していくしかありません。

事実を知る努力をすること。そして、どんな状況でも希望を見出し、行動を起こしていくことが、今、私たちが求められていることなんじゃないかと思います。

ユーモアたっぷりの文章は軽く読めて、でも、立ち止まってじっくり考えてみたくなる話も盛りだくさんな一冊。こういう本、大好き!

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

ズッキーニのグリル、ピーマンのおひたし、なすとわかめのおみそ汁、トマタコごはんのおにぎり

*わーっと仕事をしていてはっと気付いたら22時過ぎ・・・軽めの夕ごはんにしておきました。明日はおなかがすいて目が覚めるな、きっと(笑)。

投稿者 sunameri : 2009年09月03日 23:00 | コメント (0) | トラックバック

昭和八十四年~1億3千万分の1の覚え書き

私、どうやら「おじいちゃんモノ」に弱いみたい(笑)。予告編をみて、絶対観よう!と思ったおじいちゃん映画第一弾、観てきました。(第二弾も控えています・・・笑)

昭和八十四年~1億3千万分の1の覚え書き
出演:飯田進、構成・演出:伊藤善亮、企画・撮影:若尾泰之、制作・取材:林昌幸

昭和84年というのは西暦2009年のこと。86歳の飯田さんはまさに激動の昭和を生きて、今なおかくしゃくとして、ご自身の経験を私達後進に伝えようと日々奮闘されているスーパーおじいちゃん。いくつものつらい、悲しい出来事が生々しく語られるものの、この作品を観ながら、私は昭和という時代に初めていとおしさを感じました。私達はたくさんの間違いを犯してきたけれど、良心はちゃんと受け継がれているという(漠然としたものだけれど)確信を得て、ほっとしました。

私にとっての昭和は平和でのんびりとしたこども時代でしかないのだけれど、今よりもだんぜん洗練されていない、人間くさい、けれどもなんともほのぼのとして、あたたかな暮らしがあったように思います。こういう気持ちをノスタルジーっていうのかなぁ。

じんわりと味わい深い、いい作品だと思います。
渋谷の小さな映画館で上映中。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

久々に「そあらま」で食事。

ぶりのお刺身2種、あじの煮付け(山椒風味)、めばるのソテー(桜エビとシシトウガラシのソースで。絶品!)、かさごの唐揚げ、ぶりしゃぶ(とろけるおいしさ~)、ナスのカレー餡、パスタ風に野菜のソースでからめたそうめん。おいしいお魚をたっぷりいただいて、しあわせいっぱい。

体調や仕事のことなど、最近気になっていたことの諸々をマスターに相談にのってもらったり、気功の治療もしてもらったりで気分もすっきり。こんなふうにサポートしてくれるひとがいるというのは本当に心強く、有り難いことです。感謝!

投稿者 sunameri : 2009年09月02日 23:58 | コメント (0) | トラックバック

しくみの話

選挙には行くけれど、いつでもしっくりこない感じがあって、いったい自分がなににしっくりこないのか?ずっとずっと気になっていました。たまたまこの本の紹介をみかけて、もしかして、選挙のしくみがしっくりこないのかも?とさっそく注文。

日本の選挙―何を変えれば政治が変わるのか
日本の選挙―何を変えれば政治が変わるのか」加藤 秀治郎(著)

読みやすい本とは言えないものの、集中して読みこんでいくと、なかなか興味深く、関連本も読んでみようかな・・・と思ってしまうほど。先日、久々に病院に行くことがあり、なが~い待ち時間、この本のお陰で退屈することなく過ごすことができたのでした。

那須に来てからも何度か選挙はあったのだけれど、地方選挙などは全く勝手がわからなくて戸惑うばかりだったし、今回の衆院選も、栃木3区・・・むぅぅな感じで、東京にいた頃と選挙に対する印象もだいぶ変わってきました。その辺りも含めてなんで?なんで?という思いもあって、日本の選挙のしくみを丁寧にひもといてもらえたのは有り難かったのでした。

しっくりこない感の理由は判明しきれなかったものの、選挙のしくみの前提となる意志であるとか、思想のようなものがはっきりしていないから、なんで現状のしくみで運営されているのかよくわからない・・・という件には納得。ゴールがはっきりしないままにごにょごにょって感じ、すごくもやもやするよねぇ(笑)。

自分の投じる一票が「活きている」という実感を持てないというのは、やっぱりしくみのどこかに問題があるのだと思います。選挙に行かない人が多いのも、当事者意識を持てないからという理由も大きいんじゃないかと。「選挙に行こう~」なんてつまらない広告宣伝するよりも、選挙に行かないと自分が困るんだ!と人々が思うようなしくみを作ることにお金を使ったほうがいいんじゃないかなぁ。

少しでも世の中がよくなっていくように、ちゃんと勉強して、自分のできることから行動を起こしていけたらと思ってます。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

とうもろこしごはん、ねぎのオムレツ、プチトマトとバジルのサラダ、いんげんのくたくた煮、きゅうりのQちゃん、なすのおみそ汁(山椒を添えて)、梅の砂糖漬け(デザート)

*わーいんげんが食べきれないーというときのお助けメニューが「くたくた煮」。お出汁(今日は冷凍しておいたしいたけの戻し汁)少々とみりん、おしょうゆを大さじ1~1・1/2ずつを加えた煮汁で、いんげんがくたくたになるまで煮ます。どっさり!のいんげんもぺろりいただけます。冷蔵庫にいれると2~3日は保存も効くのも◎。

投稿者 sunameri : 2009年08月26日 22:03 | コメント (0) | トラックバック

知っていますか子どもたちの食卓―食生活からからだと心がみえる

毎日のごはんを楽しみにするお子さんが増えるように!という思いでこどもクッキングの活動を続けているものの、現実とのギャップはどんどん広がっているんじゃないかと胸の中がどんより重たくなりました。

知っていますか子どもたちの食卓―食生活からからだと心がみえる
知っていますか子どもたちの食卓―食生活からからだと心がみえる
足立己幸(著))、NHK「子どもたちの食卓」プロジェクト(著)

テレビをみながら、ゲームをしながら、朝も夜もたったひとりで食事をするこどもたちが増えているという調査結果、そして、こどもたちの描くなんともさみしげな食卓の光景は、私のイメージする食卓のイメージとはあまりにかけ離れていて、ただただびっくり。

もちろん子育て世代が忙しいのはわかるのだけれど、ごはんを一緒に食べなかったら、コミュニケーションの機会だってぐんと減ってしまうのでは?と心配になります。というか、ごはんを食べているときのこどもたちって本当に面白いことをしゃべりだすし、楽しげだし、あんなに楽しい時間を日常的に味わえるなんて、私にとってはものすごくうらやましいことなんだけどな。

初版が出版されたのが2000年2月、調査が行われてから10年、今のこどもたちはどんな食卓を囲んでいるのかなぁ。

子育て・教育問題の対策として、子ども手当の支給をとなえる人が多いけれど、今起きている問題って、お金で解決できることなのかなぁ。

こどもとごはんにまつわることをいろいろ考えていると、私が目指していることってファンタジーなのかも?と不安になってきます。いやいや自分の信念にしたがって絶対にギリギリまでがんばらなきゃという思いなおすのだけれど、自分のこどもがいない現実をつきつけられると、思わずひるんでしまったり。

でもでも、私の知ってるお子さんたちは、ごはんの楽しさもちゃんと知ってるし、いのちをいただいていることにもちゃんと気付いてる。きっと大丈夫!自分に言い聞かせながら、今後の活動のふくらませかたにうんうんうなりつつ、知恵をしぼります。

投稿者 sunameri : 2009年08月19日 23:23 | コメント (0) | トラックバック

未来の食卓(NOS ENFANTS NOUS ACCUSERONT)

おとといの夜、この映画のことを知り、那須に戻る予定を変更。「いてもたってもいられず」な気分で(笑)観てきました。

未来の食卓
未来の食卓」監督・プロデューサー:ジャン・ポール・ジョー、出演:ペリコ・ルガッス

フランスの小さな農村ですべての学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニックにする取り組みを綴ったドキュメンタリー作品。同じことを那須でできたら・・・と頭の中を妄想でパンパンにしながら、かぶりつきで鑑賞(笑)。

オーガニックの是非については議論のわかれるところだけれど、作品の中でもでてきたように、必要なのは"対立"ではなくて"対話"。お互いの考えを理解する努力を続けることで、きっと、理にかなったやりかたを見いだせるはず!

大人たちの思い、様々なやりとりも興味深かったけれど、こどもたちの給食風景が本当によかった!こどもたちが生き生きと、のびのびと食事を楽しんでいる様子はまさに「将来の希望」そのもの。調理師さんとこどもたちのやりとりも(日本の学校給食もこんな雰囲気だったら!)と思うものでした。

好き嫌いが多い、食が細い、そもそも食べることに興味を示さないこどもたちが増えているけれど、おとながほんの少し気遣って声をかけてあげることで、状況は大きく変えられると思っています。食べることが楽しみになれば、生きることもぐっと楽しくなるはず!

原題の「NOS ENFANTS NOUS ACCUSERONT」は「子供たちは私たちを告発するでしょう」なのだそう。大人の責任について、私たちはよくよく考えて、自分のできることから行動を起こしていかないと!

オーガニックの商品は高いというひとが多いけれど、他のものが安すぎるのでは?と考えることも大切だと思います。安すぎるものを供給するための犠牲を私達自身が払うことになるのなら、ふりだしに戻って考え直すべき。補助金をたくさん使っているってことは、私たちが負担してるってこと。ふだん意識しないようなところでも、私たちは自分の「食」にあちこちで深く関わっているのだと思います。

病気になってから治すためにがんばるよりも、病気にならないように努力するほうがずっと楽なはずだし、戦争だって勝ち負け云々よりも、しないことが一番。発展を目指して走り続けてきたのが20世紀だとしたら、21世紀は立ち止まってじっくり考えてみるときなのだと思います。

いい悪いでなく、できるできないでもなく、とにかく、たくさんのひとにまっさらな気持ちで観て欲しい作品です。

>> 「未来の食卓」劇場情報

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

ゴーヤーとツナの和え物、もやしのナムル、かぼちゃのにもの、とうもろこしごはん、めかぶのおみそ汁、麦茶

*とうもろこしはうちの庭で獲れたモノ。間違いなくオーガニック!

投稿者 sunameri : 2009年08月16日 22:39 | コメント (1) | トラックバック

寺よ、変われ

去年、今年と半年の間に祖父母を送りました。2人とも高齢だったし、私自身は近くにいて祖父母との時間をたっぷりもてたこともあって、悲しみよりも「お疲れ様でした」という気持ちのほうが大きかったのでした。

ただ、祖母のときも、祖父のときも、葬儀にいらしたお坊さんの対応にはがっかりさせられることばかりで、どうして?という気持ちがずっと心の中でもやもやしていました。

寺よ、変われ
寺よ、変われ」高橋 卓志(著)

新聞の書評欄に紹介されていたのを見て、私のもやもやを解消してくれるかも?とさっそく注文。期待通りの1冊でした。

遺族の悲しみに少しでも寄り添おうという気持ちがないのがあまりにも露骨なお坊さんに、私は心底失望したのだけれど、この本を通して、多くのお寺の現状、そしてお坊さんたちの関心がどこにあるのかがわかり、お寺から気持ちが離れていくのは当然のことと納得。代々檀家となっているお寺に葬儀を依頼しない人もでてきているという話に「そうそう、そうしたくもなるよねぇ!」と思わず前のめりに。

著者ほどの活躍は求めないまでも、お寺が、地域の人々が、本当につらいとき、悲しいとき、困ったときに駆け込めるような場所になってくれたらと願うばかりです。

*日本には8万を超えるお寺があり、20万人にも及ぶお坊さんがいるそうです。全国の小・中・高校をあわせても4万、コンビニも4万軒だそう。お寺って、ものすごいポテンシャルをもっているってことだよねぇ。もうちょっとがんばって~。

投稿者 sunameri : 2009年08月15日 21:39 | コメント (0) | トラックバック

読み聞かせ本

6月に地元の小学校で読み聞かせデビューをしたときに、まずは「読み聞かせのいろは」を…と慌てて注文したものの、やっと読み終えた「読み聞かせ本」2冊。

読み聞かせ この素晴らしい世界 先生、本を読んで!こころを育てる読み聞かせ実践論

読み聞かせ この素晴らしい世界」ジム・トレリース(著)、亀井 よし子(訳)

先生、本を読んで!こころを育てる読み聞かせ実践論」村上 淳子(著)

いずれも、本好きな人にとっては「そうそうそう!」と思う話がたくさん紹介されているのもうれしいし、読み聞かせ向きと紹介されている本にも興味津々(さっそく数冊注文!)。こどもの心をとらえる本、読まずにはいられません。

テレビやゲームに時間をとられてしまって、今、お子さんたちが読書を楽しむ機会が減っているのでは?というのはすごく心配していることの1つ。テレビやゲームと比べると、本の楽しさってわかるまでのハードルがちょっとだけ・・・いや、だいぶ高いと思うから。

お子さんたちを本好きにさせるための活動もやりたいなぁ。

投稿者 sunameri : 2009年07月29日 22:32 | コメント (2) | トラックバック

追跡!私の「ごみ」―捨てられたモノはどこへ行くのか?

東京の家とバス停のアクセスがよいので最近高速バスを利用することが多かったのだけれど、今日は観光モードのおじちゃん、おばちゃんがわんさか乗っていて那須行きのバス車内はかなりにぎやか(私の前に座っていたおばあちゃんは小声でカラオケしてたし・・・)。夏休み中は渋滞も心配だし、しばらくは新幹線にしたほうがいいかも・・・。

那須に戻る車内のお供はこちら。

追跡!私の「ごみ」―捨てられたモノはどこへ行くのか?
追跡!私の「ごみ」―捨てられたモノはどこへ行くのか?
エリザベス・ロイト(著)

まだ読み終わっていないのだけれど、とっても興味深い本です。

私自身、那須に来てから、自分の出すゴミについて意識するようになったので(それまではマンションのゴミ置き場に出したところでおしまい、でした)、あーわかるわかる!という話題がたくさんでてきます。

今はあっちにいってもエコ、こっちにいってもエコエコ言われているけれど、なんのために?というところがすごくフワフワしている感じがして、正直なところ、一緒に盛り上がれないなーと思うことが結構あります。

私たちはもっともっとしっかり自分の足もとを見つめて、多少後ろめたい気分を味わってもいいんじゃないかな、と。

きちんと読み終わったら、また感想を追加するつもりです。

投稿者 sunameri : 2009年07月17日 16:25 | コメント (0) | トラックバック

戦場でワルツを (WALTS WITH BASHIR)

戦争映画、戦闘シーンのある映画は苦手であまり観ないのだけれど、米国アカデミー賞外国映画賞の最終ノミネート作品の中でももっとも有力といわれながら結果的には「おくりびと」が受賞したということで話題になっており、とても気になっていました。試写会の案内をいただいたので、むりくり時間をつくって試写会場へ。

戦場でワルツを
戦場でワルツをWALTS WITH BASHIR
監督:アリ・フォルマン

日本から遠く離れた中東での民族紛争がテーマになっているということ、Flashアニメーションで作られたドキュメンタリー作品ということで、どんな作品なのか全く検討もつかず、正直なところ自分自身の中できちんと作品を受け止めることができるのかと不安な気持ちでいっぱいだったけれど、冒頭のシーンからぐっと作品に引き込まれました。

難しい、重たいテーマを扱っているのだけれど、映像、音楽による独特の雰囲気、美しさはとっても新鮮なのだけれど不思議なほどにしっくり。タイトルにもなっているフレンケルという青年が機関銃を乱射させながら交差点でワルツを踊るシーンには、今まで体験したことのないような感情、感動を覚えました。とにかく絶望的で、頭の中ではなんて悲しいことなんだろうと思うのだけれど、心の奥底ではうっとりと、陶酔感のようなものがじわりとひろがっていくような。私の中の悪魔がフレンケルと一緒に踊っていたんじゃないかと思えて、後からぞっとしたのだけれど。

21世紀は多様性の時代だといわれながら、異なる考え、思想、嗜好をもった人々の衝突は繰り返され、今もなお、世界のどこかで、というよりもあちらこちらで悲劇が起きているという事実を、私たちはもっと真剣に受け止めるべきなのでは?と思います。ひとりひとりが努力すれば、自分と違う価値観とうまく折り合いをつけていくことなんてきっとできるはず。お互いを傷つけ合うよりも、もっといい方法が見つかるはず。

エンターテイメント作品としてはやっぱり「おくりびと」だなぁと納得したけれど、たくさんのひとに観てもらいたいと思うのは、断然、「戦場でワルツを (WALTS WITH BASHIR)」でした。もうじき日本でも公開される予定とのこと。たくさんのひとが映画館に足を運んでくれることを願ってます。

投稿者 sunameri : 2009年07月07日 23:19 | コメント (2) | トラックバック

地下鉄のザジ (ZAZIE DANS LE METRO)

試写の案内状にあった「スラップスティックな」の意味がわからないまま、試写会へ。

地下鉄のザジ (ZAZIE DANS LE METRO)
地下鉄のザジ (ZAZIE DANS LE METRO)
監督・脚本:ルイ・マル、出演:カトリーヌ・ドモンジョ、フィリップ・ノワレ

ナンセンス系に弱い私には完全にツボ!で、くすくす笑いながら(時には噴出しそうになりながら)のあっという間の1時間半でした。どたばた、はちゃめちゃ、でもすごーくシュールなところもあって、どきっとしたり。

映画館で観るのももちろん楽しいけれど、家でスナックでもつまみながら、げらげら笑いながら、DVDで観たい感じ。DVD、欲しいなぁ。

私がザジくらいの年の頃、ザジに負けないくらい生意気だったような・・・。ぜんぜんこどもなのに、すっかり世の中のことがわかったような気持ちになってたっけ。もういいお歳になっているはずの、今のザジにも会ってみたいなぁ。

ちなみに、「スラップスティック」とは体当たりのどたばた喜劇のことをさすそうです。途中、ドリフ的?と思ったのだけれど、ある意味正解だったようです(笑)。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

チキンライス、ポテトサラダ、エリンギのガーリックソテー、新たまねぎのコトコトスープ、きゅうりのピクルス、麦茶

*土鍋で炊いたチキンライスは火加減を間違ったのか、水加減を間違ったのか、ちょっと水っぽくてリゾットのように(汗)。たまにはこんなこともあります(苦笑)。

投稿者 sunameri : 2009年06月16日 21:37 | コメント (0) | トラックバック

庭を出ためんどり

にわとり関係の本もいろいろ集めているのだけれど、ひよこを孵したあーちゃんの気持ちが綴られているようで、読みながら思わず号泣してしまいました。

庭を出ためんどり
庭を出ためんどり」ファン・ソンミ(著)、キム・ファンヨン(イラスト)、ピョン・キジャ(翻訳)

ヨーロッパではあと数年でにわとりのケージ飼いが禁止されるそう。日本もヨーロッパに続くべき!とまでは言わないけれど、もう少し多くのひとがにわとりたちの現実に目をむけて、もうだけ少し踏み込んで考えてくれるようになればいいなと思っています。

のびのび暮らしているにわとりのたまごをわけてもらう、という思いで大切にいただくような、にわとりと人間の関係が、そんな風になったらいいのになぁ、という思いが強まりました。

私のほうににわとりに愛着がなくても(笑)十分楽しめる1冊です。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

グリーンピースごはん、ひじきの炒め煮、かじきの生姜醤油漬け焼き、あぶらあげのあぶったの、おさしみこんにゃく、きゅうりのたまり漬け、たいやき(デザート)

投稿者 sunameri : 2009年06月12日 23:41 | コメント (2) | トラックバック

お月さまってどんなあじ?

地元の小学校での読み聞かせの2回目。今日担当したのは4年生。

読みたいと思う本がなかなかしぼれなくて、結局、今日は2冊持っていって、お子さんたちに選んでもらいました。

で、選ばれたのは「お月さまってどんなあじ?」ミヒャエル・グレイニェク(著)。

お月さまってどんなあじ?

那須の空にうかぶお月さまって、なんだかやけにおいしそうに見えるので、登場人物たちの気持ちに添って(というかかなり入り込んで)読むことができました。何度も練習していた本なのだけれど、クライマックスの部分では、読みながら、ちょっと興奮しちゃったし(笑)。

「この本、知ってる!」

というお子さんもいたのだけれど、みんな、楽しそうに聞いてくれました。今日のお子さんたち、今夜から、お月さまをみたらよだれがでてくるんじゃないかなぁ。

ちなみに、一緒に持っていた本は「パンやのくまさん」フィービ・ウォージントン(著)。
パンやのくまさん
彼(=くまさん)の働きぶり、暮らしぶりがすごくよくって、しびれます。

お子さんたちが大人になって、どんな仕事についても、彼(=くまさん)のように、淡々と、潤いのある暮らしができるよう、今の大人たちはもっとがんばらなきゃと思うのです。この本も、機会があれば、お子さんたちと一緒に読みたいなぁ。

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ごはんメモ

< 今日のお昼ごはん >

きつね丼(揚げたてあぶらあげ+かつおぶし、おしょうゆ)、こまつなとグリーンピースのおみそ汁、おからのハンバーグ(昨夜の残り)、きゅうりのたまり漬け

*お豆腐屋さんによったら、ちょうどあぶらあげが揚げたて!(ラッキー!)。香ばしいきつね丼、最高のごちそうなのです。
*こまつなとグリーンピース、おかしな組み合わせなんだけれど、ちょうどうちの畑ではお隣どうし。両方ともおいしそうだったので一緒におみそ汁にしてみたら、とってもおいしかったのでした。
*夕方、おからドーナツの試作をして、大量に味見。おなかがいっぱい、胸いっぱいになってしまって、夕ごはんはおからドーナツでおしまい。

投稿者 sunameri : 2009年06月10日 14:52 | コメント (2) | トラックバック

にわとりのおっぱい

読み聞かせデビューの日。選んだ本は「にわとりのおっぱい」山本省三(著)。

にわとりのおっぱい

昨日、彼を前にリハーサルをしたところ、6年生に聞かせるには内容が易しすぎるんじゃないか?と言われたものの、どうしてもこの本を読みたくて、せっかくのアドバイスも無視して強行(笑)。確かに、6年生のお子さんたちにはちょっと物足りなかったかもしれないけれど、みんな、ちゃんと最後まで聞いてくれて、読み終わった後の私の問いかけにも、まじめに反応してくれたのでした。

ひさしぶりの学校の匂い、懐かしい気持ちで胸がいっぱいに。こどもの頃、毎日学校に行くのが楽しみだったことを思い出しました。(勉強よりも給食のほうが楽しみだったけど。)

あさっては4年生のお子さんたちへの読み聞かせ。会ったことのないお子さんたちの反応をあれこれ想像しながらの本選びも楽しい作業です。

地域の学校との接点ができたこと、それも、大好きな「本」を介してお子さんと関わりを持てたこと、とてもうれしく思ってます。今回、声をかけてくれたお友達、そして、学校にとっては全くの部外者である私を受け入れてくれた校長先生、担当の先生に感謝、感謝です。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

五目ごはん、こまつなとあぶらあげのおみそ汁、お刺身ゆば、きゅうりのたまり漬け

*茂木のおとうふやさんのお刺身ゆばは大好物の1つ。保冷剤代わりに冷凍の青大豆のおからがはいってました!なににしていただこうかなぁ。

投稿者 sunameri : 2009年06月08日 22:31 | コメント (6) | トラックバック

小さくて、いい会社

那須へ戻るバスものんびり読書タイム。本日のお供はお料理の本2冊とこちら。

だれかに話したくなる小さな会社 日本でいちばん大切にしたい会社

「だれかに話したくなる小さな会社」
浜口 隆則:著、村尾 隆介:著、かんき出版

「日本でいちばん大切にしたい会社」
坂本 光司:著、あさ出版

お勤めを辞めてからは個人事業者としてやってきて、もうしばらくは今のスタイルでやっていくつもり。それでも、私自身がどういうスタンスで仕事をしているかということを、初めましての方にもさくっと理解してもらえるようにしたいなと常々思っているので、"小さくて、いい会社"というのはすごく気になるキーワード。

正しいことを、真面目にやっている会社が、いい会社。本当に「人」と同じ。

立派なことを言っていても、生き方がへなちょこだったら、いくら立派な言葉でもその魔法がとけちゃう。

仕事の実績はまだまだだけれど、生き方、暮らし方については胸をはれるように、自分が正しいと思うこと、大切だと思うこと、真面目に取り組んでいきたいです。

*心配だったひよこは元気いっぱいでした。ほっ。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

冷たいおそば、たけのこのグリル(オリーブオイル、塩、こしょう)、きぬさやとお麩とあぶらあげのたまごとじ、福神漬け、ヨーグルト+オレンジマーマレード、水出しキゥイ茶

*もともとはそうめんをたべるときに、千切りのきゅうりをたっぷり添えていたのだけれど、いつからか、冷たいおそばのときにも千切りきゅうりが欠かせなくなりました。ものすごーく細い千切りにすると、おつゆともよくからんでにっこりです。おつゆにはかぼすとゴマ、今日は黒七味までいれちゃいました。好き放題、やりたい放題(笑)。

投稿者 sunameri : 2009年06月02日 23:51 | コメント (0) | トラックバック

DVD三昧

今年のGWはお出かけなしだったので、夜な夜な(笑)DVDを楽しむことに。
*それぞれの感想は追ってアップします。

おくりびと

監督:滝田洋二郎
出演:本木雅弘、広末涼子、余貴美子
>> オフィシャルサイト


人のセックスを笑うな

監督:井口奈己
出演:永作博美、松山ケンイチ、蒼井優
>> オフィシャルサイト


エディット・ピアフ~愛の讃歌~(LA MOME)

監督:オリヴィエ・ダアン
出演:マリオン・コティヤール、ジェラール・ドパルデュー、ジャン=ポール・ルーヴ
>> オフィシャルサイト


幸せのレシピ(NO RESERVATIONS)

監督:スコット・ヒックス
出演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アーロン・エッカート、アビゲイル・ブレスリン
>> オフィシャルサイト


ミス・ポター(Miss Potter)

監督:クリス・ヌーナン
キャスト:レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー、エミリー・ワトソン
>> オフィシャルサイト


こんな風に連続して映画を観ることはめったにないので、なんだか新鮮でした。ひとくちに映画といっても、本当にいろんな作り方があるんだなぁと。TSUTAYAの棚をぐるりとめぐるとまだまだ観たい作品がいっぱい。上手に時間を作って、映画ももっともっと観よう!

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

葉たまねぎと鮭のチャーハン、水餃子、ふきの煮物、トマティーヨのピクルス、福神漬け

投稿者 sunameri : 2009年05月06日 23:58 | コメント (0) | トラックバック

リリィ、はちみつ色の秘密(The Secret Life of Bees)

養蜂のシーンもきちんと描かれており、いい作品だという評判をみかけて映画館へ。

監督・脚本: ジーナ・プリンス=バイスウッド
キャスト: ダコタ・ファニング、クイーン・ラティファ、ジェニファー・ハドソン

1960年代のアメリカ南部が舞台。人種差別が人々の心に深く根ざしている様子はほんの数十年前のこととは理解し難いほど。心に深い傷を負う14歳のリリィはメイドのロザリーが不当に差別されたことをきっかけに家出、養蜂業で成功しする黒人3姉妹と出会い、自らのトラウマを克服していくというストーリー。

登場する女性たちがそれぞれが魅力的にあふれ、したたかに生きている一方で、男性たちが「みえない恐怖」にかられて暴力を振るっている様子は現代社会にも通じる構図がみえるようで、なにかこう胸のすくような思いがしました。

みつばちも、働き蜂として活躍しているのはすべて雌。自らの体重よりも思い蜜を運ぶことに一生を費やすという彼女たちに負けないくらい、もっともっと女性たちががんばって、おおらかなやさしさですべてを包み込んでしまえるようになれば、きっと世の中の争いごともぐっと減るはず。

「みつばちたちが暮らす場所こそが世界なのよ」という黒人姉妹の長女オーガストのコトバがココロに残りました。

ただ、邦題のイメージがちょっと甘すぎるような気がして残念。原題のほうがだんぜんしっくりきます。日本で公開するにはやっぱり邦題が必要なのかな。時折、思わずうなっちゃうような邦題に出会う楽しみもあるんだけど、この作品についてはタイトルをみただけだったら映画館に足を運ぶことはなかったような。なかなか骨太ないい作品だったので、見過ごさなくてよかった~。

養蜂に関する英語も興味深いものがたくさんありました。養蜂の世界観を少だけ覗くことができたようで、それもとてもうれしかったです。

私の頭の中は完全にみつばちだらけです(笑)。

投稿者 sunameri : 2009年04月09日 23:24 | コメント (0) | トラックバック

うるしが、いいね。

盛岡でスイッチがはいってしまった漆の器、なかなか買うことはできないので、しまってあったものをひっぱりだしてきて積極的に使ったり、本を読んだり、初心者らしく(笑)楽しんでいます。

先日本屋さんでみつけて、わーっと読んでしまったのが・・・

「うるしが、いいね。」
うるしが、いいね。」 高森 寛子 / 小川 マア(著)

実は対談本ってあまり好きじゃないのだけれど、思わず一気読みしてしまいました。漆の器のいろんな在り方を垣間見ることができた気がして、大満足。

手に入れることよりも、しばらくはいろんなものを見てみたいなぁ、と。

相変わらず、好奇心の赴くままに楽しみばかりがどんどん増えていきます。うれしいような、切ないような、ちょっとフクザツな気持ち。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

鮭缶の香味サラダ、だいこん葉とわかめとじゃこの炒めたの、ブロッコリーのガーリック炒め、スナップえんどうのゆでたの、はくさいと油揚げのおみそ汁、七分付きごはん+もちきび、三年番茶

*直売所の野菜もバリエーションが増えてきました(嬉)。青々とした葉っぱがおいしそうなだいこんをみたときは、葉っぱをにわとりにあげよう!と思っていたのだけれど、あまりにおいそうなので自分で食べちゃうことに。にわちゃん、ごめん・・・。
*鮭缶の香味サラダはスライスして水にさらしたたまねぎをたーっぷりのせた鮭缶に熱くしたごま油をじゅっとかけていただきます。にんにくととうがらしを効かせたら、ごはんが進んで、進んで、困ってしまいました(笑)。

投稿者 sunameri : 2009年04月02日 22:52 | コメント (0) | トラックバック

11人の日々ごはん

いろんな食べ物があって、いろんな食べ方があるけれど、結局のところ、なにをどう食べるかって、どう生きるかってことだと思う。

ふつうのものを、ふつうに食べて、ちゃんと暮らしていくってどういうことだろう、なんてことを考えていたところに出会って、かすかに手応えを感じた本。

11人の日々ごはん
食と向き合う ていねいな暮らし 11人の日々ごはん」 ORANGE PAGE BOOKS

顔も身体も表情も気持ちも発想も、毎日のごはんの積み重ねの結果なんだと思うのだけれど、それってすごく面白い感じもするし、ちょっと怖い感じもします。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

ぶたキムチ(曽我の屋さんの豚肉、自家製キムチ)、ふくふく納豆、すきこんぶのおひたし、葉たまねぎのおみそ汁、ごはん、玄米茶、いちごミルク寒天(デザート)

*那須に農場のある曽我の屋さんの豚肉が近所のスーパーで売っているのを発見。サイトにのってるかわいいぶたさんの写真をみるとフクザツな感じもあるのだけれど、お肉も地元産のものを手に入れられるというのはうれしい。
*"天然の納豆菌で作られる納豆"というふくふく納豆、一番安いパッケージで800円という値段になかなか手が出なかったのだけれど、量が多いものを選べば、国産大豆を使った納豆としてはまぁまぁな値段だということがわかってたまに買うように。風味がしっかりしているので「納豆食べたぁ~。」という満足感が得られます。

投稿者 sunameri : 2009年04月01日 22:19 | コメント (0) | トラックバック

夏時間の庭(L'heure D'ete)

オルセー美術館開館20周年記念作品を試写にて。

夏時間の庭(L'heure D'ete)
夏時間の庭(L'heure D'ete)」監督・脚本:オリヴィエ・アサイヤス、出演:ジュリエット・ビノシュ、シャルル・ベルリング、ジェレミー・レニエ、エディット・スコブ

「失うこと」もきっと必要なことなんだと思えてくる、美しくやわらかな作品。

投稿者 sunameri : 2009年03月18日 23:06 | コメント (0) | トラックバック

名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方

文章の書き方本をみつけると、読まずにはいられない…ちょっと悲しいサガ。

文章を書くのは大好きなのだけれど、すごくうまく書けた!と思うこともある一方、苦しくて苦しくて脳みそを絞り上げて泣きながら書くことも(結果的にどっちが良かったかというのはまた別の話)。文章を書くことを仕事にできるなんて、すごくしあわせなことと思っているのだけれど、いろんな場面で力不足を実感するし、もっともっと勉強しなきゃと焦る気持ちもあります。

で、思わず電車を乗り過ごしそうになりながら、今、夢中になって読んでいるのがこちら。

名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方
名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方」鈴木康之 著

取り上げられている名作コピーは名作としてピックアップされてるだけあってじんわりしてしまうものも多く、その解説にまたしびれます。

いろいろな場面で見た目の華やかさ、かっこよさばかりが重要視されてるなぁ、とがっかりすることも多いのだけれど、とにかく考えて、考えて、考え抜かれた結果としてのかたちこそ、プロの仕事だと思うのです。そんな、考え抜かれた文章を読んでうっとりしつつ、うんうんうなっています。

投稿者 sunameri : 2009年03月12日 23:22 | コメント (0) | トラックバック

チョコレートの真実

バレンタイン直前、大混雑している都内のデパートのお菓子売り場を見て(本当に不況なのかなぁ)と不思議な気持ちになりました。そして、バレンタインディに前後して読んだ「チョコレートの真実」に描かれている"真実"は正直なところ(真実じゃなければいいのに・・・)と思ってしまうものでした。

チョコレートの真実
キャロル・オフ (著)、北村 陽子(翻訳)

チョコレートに限らず、私たちがふだん何気なくいただいているものの中には私たちが想像もしないような犠牲の上に成り立っているものが他にもあるんじゃないかと思えてなりません。

あまりにも生産する場と消費する場が離れてしまった私たちの「食」、作るひとと食べるひとがお互いを意識して、理解しあうことができるようになれば、今、起きている問題を解決する糸口が見えてくるんじゃないかと思っています。

チョコレートの好きな人も、そうでない人も、たくさんの人に読んで欲しい1冊です。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

れんこんだんごのお鍋(れんこんだんご2種、はくさい、おとうふ)、アピオスの素揚げ、たくあん、トマトのピクルス

*恒例のリセットメニュー(笑)。れんこんだんごは肉だんご+れんこんのみじん切りとすりおろしれんこんを揚げたものの2種類をお鍋に。れんこんのしゃきしゃきとむっちりの2種類の食感を堪能。果たしてリセットメニューになっているのか?という点についてはかなり不安。

投稿者 sunameri : 2009年02月22日 22:43 | コメント (0) | トラックバック

ミルク "MILK"

1977年全米で初めてゲイであることをカミングアウトして選挙に立候補し、市政執行委員に選ばれた活動家ハーベイ・ミルクの伝記映画「ミルク」の試写会へ。


ミルク"MILK"」
監督:ガス・バン・サント、脚本:ダスティン・ランス・ブラック、キャスト:ショーン・ペン、エミール・ハーシュ、ジョシュ・ブローリン、ジェームズ・フランコ

ちょっと落ち込む出来事があったのだけれど、凹み気分も吹っ飛ぶ素敵な作品でした。ショーン・ペン演ずるハーベイ・ミルクにしびれました。彼もまた20世紀の本物のヒーローだと思います。

映画『ミルク』、これほど評価されるとは思わなかった【第59回ベルリン国際映画祭】 - goo 映画

世界はどんどん狭くなっているのに、自分の価値観を他人に押しつけようとするひとがまだまだ多いのは本当に残念なこと。他人の価値観、考え方を尊重できるひとが増えれば、不毛な争いごとはぐっと減るはず。あれはおかしい、これは気に入らないと目くじらをたてることがなくなれば、人生はずっと穏やかで楽しいものになるのに。

アメリカ西海岸に行きたい行きたいと思っているのだけれど、サンフランシスコの街も歩いてみたいなぁ。

映画「ミルク」はGWに全国公開予定!

投稿者 sunameri : 2009年02月13日 23:29 | コメント (0) | トラックバック

ベルサイユの子(Versailles)

冷たい雨の中、汐留の試写会場へ。ロビーの大きな窓からは雨つぶとコンクリートだらけの灰色の景色。フランス映画観るのにぴったりだなぁと座り心地のいいシートでぼんやり。

ベルサイユの子(Versailles)
ベルサイユの子Versailles
監督・脚本:ピエール・ショレール、キャスト:ギョーム・ドパルデュー、マックス・ベセット・ド・マルグレーヴ

真っ暗な画面に目をこらして、息をつめて見入っているうちに、失業、ホームレス、社会のしくみにうまくなじめないことの痛み・・・社会問題の闇にのみこまれ、身動きできないような気分に。

舞台はフランス・パリ郊外なのだけれど、他所の国のこととは思えないリアリティ、現代社会で「失業」が人々に与える痛みの大きさを改めて実感しました。

決して面白可笑しい作品ではないのだけれど、幼い子どもをいたわる人々のあたたかな気持ちは「希望」そのもの。母親に置き去りにされたときはたあどけなさと痛々しさだけだったエンゾの瞳にたくましさが宿っていく様子は、子どもの持つ「生きる力」が花開いていくようにも見えたのでした。

日本にも、この作品で描かれているベルサイユの森のような、社会のしくみにうまく適応できない人々がひっそりと、自由に暮らせる場所があればいいのに、と思う。本当に豊かな社会というのは、そんな隙間をもつ余裕があることなんじゃないかな。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

お刺身(まぐろ、しまあじ、シメアジ)、ブリの照り焼き、厚揚げの焼いたの、チンゲンサイのおひたし、たくあん、ごはん、生のりとねぎのおみそ汁

*やっぱりイエごはんといえば和食だよねぇ。今日は「魚とお肉のおいしさの違い」を彼と熱く議論しながらの夕ごはんでした。食事の話題としてはちょっと濃ゆすぎ・・・。

投稿者 sunameri : 2009年01月31日 21:52 | コメント (0) | トラックバック

おいしいコーヒーの真実(BLACK GOLD)

大好きなコーヒーのこと、もっと知りたくて観てみようと思っていた作品。DVDを借りてきました。

おいしいコーヒーの真実(BLACK GOLD)
おいしいコーヒーの真実BLACK GOLD
監督:マーク・フランシス、ニック・フランシス、出演:タデッセ・メスケラ、他

エチオピアのコーヒー生産者と欧米の消費者の様子がかわるがわる登場するのをみているうちに、胸がつぶれるような気分に。知らなかった・・・ではすまされない、悲しすぎる現実。

フェアであることは、いつから?どうして?難しいことになってしまったんだろう。

私たちは自分がいただくものについて、それがどこから、どうやってきたのか、もっともっと関心をもたなければいけないのだと思います。そして、そこに間違いがあったなら、きちんと正さなければいけないはず。

私たちはどこから間違ってしまったんだろう、と最近よく考えます。どこまでさかのぼれば、誰にとっても無理のない、無駄のない、自然で、健全な暮らしができるんだろう。誰もが、より快適な暮らしを求めてがんばってきたはずなのに、どこからか、おかしなことになっちゃったみたい。

この間違いを正すことが、今、私たちが全力を尽くさなきゃいけないことなのかも。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

はくさいと豚バラ肉の焼酎蒸し、いんげんのピクルス、だいこんのたまり漬け、じゃこごはん、ヨーグルト+いちごジャム、はぶ茶

*はくさいと豚バラ肉の焼酎蒸し、はくさいの食べ方の中で一番好きなお料理。かんずりを薬味にすると、おいしさ倍増~。

投稿者 sunameri : 2009年01月25日 23:37 | コメント (0) | トラックバック

DEFIANCE(ディファイアンス)

午前中の予定がちょっぴり長引いてしまい、半蔵門のゆで太郎にて大急ぎランチ。ひとりでどんなお店でも入れるようになってしまった自分が頼もしくもあり、オヤジ化進行?と一抹の不安もあり・・・。

そして、駆け足で向かったのは試写会場。

DEFIANCE(ディファイアンス)
DEFIANCE(ディファイアンス)
監督:エドワード・ズウィック、脚本:クレイトン・フローマン、エドワード・ズウィック
キャスト:ダニエル・クレイグ、リーヴ・シュレイバー、ジェイミー・ベル

第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの迫害から逃れてきたユダヤ人たちがベラルーシの森の中でドイツ軍からの度重なる攻撃、極感の冬を耐え、3年にわたって生き抜いたという実話に基づくストーリー。

人間の残酷さ、愚かさとは対照的に、森の中の景色は本当に美しくて、絶望的な状況を忘れてしまいそうになるほど。その美しい森の中で、人々は愛し合ったり、憎しみあったり、いたわりあったり、殺しあったり・・・そして、終わったはずの戦争が、今なお世界のあちこちで続いていることを思うと胸がずきずき痛みました。

本作監督・脚本のエドワード・ズウィック氏のブラッド・ダイヤモンド」もお腹のあたりにどーんとくる作品。自分の平和ボケぶりにがっくり。

DEFIANCE(ディファイアンス)は2/14シャンテシネ他全国ロードショーです。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

ぎょうざ(プレーン、キムチ入り)、トマティーヨのピクルス、たくあん、スモークハムチーズ、わかめスープ

*那須に戻り、お友達の家でのぎょうざ宴会に合流。おなかいっぱいぎょうざをご馳走になりました。(ごちそうさまー)

投稿者 sunameri : 2009年01月22日 23:00 | コメント (0) | トラックバック

ミリキタニの猫

観たいと思いながらみのがしてしまっていた「ミリキタニの猫」、TSUTAYAでみつけたので借りてきました。

ミリキタニの猫
製作・監督:リンダ・ハッテンドーフ、登場人物:ジミー・ツトム・ミリキタニ

長生きするってすばらしい!

いくら年をとっていても、自分らしささえ失わなければ、可能性はどんどん広がっていくってことを実感させてくれる作品です。

そして、私たち日本人は他人を攻撃することよりも、本来は、許し、受け入れていくことに長けているということに気付かされます。

とってもチャーミングなジミー氏にメロメロ(笑)。見終わった後、ほわーんあたたかな気持ちで胸がいっぱいに。

寒い冬の夜、あたたかい飲み物を傍らにぜひ!

DVDをご覧になる際は、監督インタビュー他、特典映像にもすてきなシーンがたくさんあるので見逃さないように!

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

酒かす入りとん汁(さといも、にんじん、ごぼう、ねぎ、豚バラ肉)、グリーンマスタードのおひたし、れんこんのきんぴら、じゃこごはん、玄米茶

*地元の野菜をストーブでコトコト煮こんだとん汁、酒かすをちょっぴり加えて濃厚バージョンに。
*とん汁もじゃこごはんもあまりにおいしくて両方ともお代わり。高校生並の食欲・・・(汗)。

投稿者 sunameri : 2009年01月12日 22:37 | コメント (0) | トラックバック

ぶどう畑の笑顔

年末に行ったココ・ファームで買ってきた「ぶどう畑の笑顔」足利のココ・ファーム(こころみ学園)の園長先生 川田昇さんによるもの。

ぶどう畑の笑顔

川田先生については、ココ・ファームでその活動についてのお話を伺ったり、新聞記事などで紹介されているのを拝見したりするたびに、その考え方、発言のスケールの大きさにびっくり。栃木県を含む北関東の人は、その地域性として、とてもシャイで、保守的な考え方をされるかたが多いというイメージがあるのだけれど、それを根底から覆されるような、のびやかな、大胆な発想をされて、ものすごい行動力で自分の思いを形にしてきたかたです。

ハンディキャップを持つ子どもたちを自分の仕事にプライドをもった農夫たちに育て、彼らが安らぐことのできる家庭となる学園を維持、運営される中での数々のエピソードはいずれもユーモアにあふれ、読んでいる私たちもほのぼのとあたたかい気持ちに満たされます。

誰もが年をとれば身体も思考も若い頃に比べればおとろえてくるもの。高齢の祖父母がハンディキャップを持つ立場となったことを考えれば、自分もいずれは誰かに助けてもらわなければ暮らせない時が来ることを意識しないではいられません。

だからこそ、ハンディキャップを持つ子どもたちと川田先生、こころみ学園のスタッフ、地域の方たちの関わり合い方には私たちが学ぶべきことがたくさんあるように思います。

ぜひ多くの方に読んでいただきたい一冊です。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

冬野菜たっぷりのおみそ汁、小松菜のサラダ(お手製ゴマドレ和え)、あずきごはん、なます、黒豆、きゅうりのお漬け物

*おせちもきれいに食べ尽くして、いよいよ新年も本格稼働!
*寒い夜にはうれしいおみそ汁やスープ、土鍋に煮干しと野菜をいれてストーブの上でコトコト。煮くずれもせずにほっこりおいしく仕上がります。

投稿者 sunameri : 2009年01月05日 02:12 | コメント (4) | トラックバック

ミツバチと暮らす四季

彼と私の実家に新年のご挨拶へ。往復の移動中にたっぷり読書を楽しむことができました。

ミツバチと暮らす四季

今年一番の大プロジェクト「みつばちを飼う!」に向けて、冬の間、ミツバチ本もどんどん読んでいくつもり。ミツバチ本、文学的なものから実用書に近いものまでいろいろ読んでいるのだけれど、実用書であってもうっとりするような詩的な表現がたくさんでてきます。これがまたたまらなくて。

女性養蜂家によって書かれたこの「ミツバチと暮らす四季」もまた、冒険小説みたいなエピソードもあれば、ぞくぞくするほどに美しいミツバチを描いた詩が紹介されていたりと、いったん読み始めるととまらなくなってしまいます。

春がくるまでにしっかり勉強して、にわとりたちと同様にミツバチたちともいい関係が築くことができたらなぁ、と夢見ています。

投稿者 sunameri : 2009年01月03日 22:08 | コメント (0) | トラックバック

ブタがいた教室

栃木では宇都宮で1日だけ(!)の上映ということなので、「ブタがいた教室」を東京で観てきました。

(C)2008「ブタがいた教室」製作委員会
ブタがいた教室」監督:前田哲、原作:黒田恭史豚のPちゃんと32人の小学生―命の授業900日」、脚本:小林弘利、キャスト:妻夫木聡、大杉漣、田畑智子

実話にもとづくお話で、この先生の取り組みについては賛否両論だったそうですが、私は、「こんな体験」ができたこどもたちをとてもうらやましく思いました。

「こんな体験」というのは、もちろんブタのPちゃんを育てたということもあるけれど、卒業に際して、Pちゃんをどうするか(食肉センターに送るか、下級生にゆだねるか)で胃袋がねじれるほど、頭の中がとろけちゃうほどに考えて、考えて、考え抜いたということ。学校はいろんなことを勉強するところだけれど、真剣に考え抜くという機会はそうなかったように思います。

Pちゃんを食べるか?食べないか?こどもたちが議論する場面では、「食べること」「生きること」の本質をついた言葉があふれるようにでてきます。感情をあらわにして、泣きながら、ときにつかみあいのけんかをしながら、自分の思いをしっかりと言葉にしていくこどもたちの様子に、こどもってスゴイ!とぞくぞくしました。

私たちおとなよりもこどもたちのほうが、その柔らかな感性で「いのち」の本質をしっかりととらえているのかもしれません。今、食への不安は広まるばかりだけれど、私は、こどもたちの中にある「力」に希望を感じることができました。

この作品もたくさんの方に観ていただいて、それぞれに自分の問題として考えていただけたら・・・と思いました。自分自身がこどもの立場だったら、食べる派?食べない派?先生だったら、どんな結論をだしたか?真剣に考えれば考えるほど、答えがみつかりません。でも、答えがみつからないことなんだからやるだけ無駄・・・とは思いません。こどもは大人が思っている以上にタフで、ちゃんと考えて、ちゃんと生きていけるようにできているはずで、Pちゃんのことも、それぞれの人生に活かしていってくれると信じています。

私がこどもクッキングを通じてできることも、まだまだたくさんあるはず!と鼻息も荒くなり気味(笑)。あまり前のめりにならない程度にがんばっていこう!

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ごはんメモ

<今日の夕ごはん>

スライス大根・まびき白菜・ねぎ・しいたけ・油揚げのお鍋(ポン酢、ゴマだれ)、さばの缶詰、おじや、千枚漬け、くるみゆべしと玄米茶(デザート)

*久々に長期滞在した東京での暴飲暴食をリセットすべく、しばらくは野菜中心メニューにするつもり。成澤菜園さんのまびき白菜、やわらかくて、あまくて、おいしかった~。

投稿者 sunameri : 2008年11月18日 23:44 | コメント (0) | トラックバック

オフ

おとといの夜はこどもクッキングの準備で寝不足気味。このところ、そんなに忙しくないはずなのになんとなくどたばた過ごしてしまったので、昨日の夕方から気合いをいれて(?)オフに。

大好きなお店でのんびり夕ごはんをいただいて、早めにお風呂にはいり、ソファで読書。少し眠たくなったところでベッドに移動して、沈没するまで読書。んー至福のひととき。

たっぷり眠って目が覚めたとき、窓の外はぼんやりと明るくなってきたところでした。山々のシルエットにうっとりして、もうひと眠り。

朝ごはんをいただいて、のんびりした気分で1時間ほど昨日の本の続きを読んで、充電完了!またしばらくがんばれそうです。

おむすびの祈り―「いのち」と「癒し」の歳時記
「おむすびの祈り―「いのち」と「癒し」の歳時記」 佐藤 初女:著

ずっと読みたいと思っていた本、今の私のココロにすっと入ってくれました。きっと好きと思う本、好きになっちゃうだろうなぁと思う本には、読むタイミングにも気を遣います(私らしくない小技ぶり。笑)。

初女さんが、まだ会ったこともない方に宅急便でおにぎりを送ったというエピソードにはびっくり。そのまっすぐな行動力にぞくぞくしました。

しっかり充電もできたことだし、またいろんなことにチャレンジしていこう!おぅー。

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ごはんメモ

<今日の夕ごはん>

キムチスープ(たまねぎ、さつまいも入り)、黒豆納豆(オリーブオイル・塩)、紅芯大根の浅漬け、おにぎり、麦茶、水切りヨーグルトにルバーブのジャムを添えて(デザート)

*ちょっぴり風邪気味?なのでキムチスープに。すごく辛いキムチだったので、甘い野菜をたっぷりいれて辛さを緩和。想像以上にさつまいもがおいしくて◎でした。

投稿者 sunameri : 2008年10月27日 17:10 | コメント (0) | トラックバック

米粉パン

来週のイベントでみんなでいただくことになっている米粉パンを試作。最近、あちこちで見かける米粉パン、実は食べたことがなくて(こう見えて?食べ物に関してはかなり保守派なの)、どんなものができるんだろうとどきどき。

いろいろ調べてみたところ、米粉パンといっても、小麦粉や小麦タンパク(グルテン)とあわせて作られているものがほとんど。考えてみれば、グルテンを含んでいない米粉でパンを作るというのはかなり無理があるよねぇ。

で、今日挑戦したのは、雑誌「うかたま」に載っていた「おかゆでつくる100%米粉のパン」。

うかたま

作り方はとってもシンプル。ふつうのパンのように「捏ねる」必要もなくて、1次発酵のみ。材料を量って、混ぜて、発酵させて、オーブンにいれて、できあがり~。

焼き上がった米粉パン、見た目はパンのようであり、パンでないような。重さはどっしり。匂いは・・・おいしそう!

完全にさめたところでスライスをして、味見・・・ん???

見た目はパン、ほのかに酵母の匂いもするのだけれど、かめばかむほどにおにぎりの味?!?!確かに"米粉"パン!なのでした。なのだけれど、パンのようであり、パンでないような。むぅぅ。

ということで、イベントではこれをお総菜パンにする予定!どんなお総菜パンになるのか、今からとっても楽しみです。

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ごはんメモ

<今日の夕ごはん>

かぶのスープ、米粉パンのサンドイッチ(レタス、ベーコンエッグ)、ピーマンのマリネ、ヨーグルト(ルバーブのジャム添え)

*米粉パン、パンだけで食べたときは「おにぎり!!!」と思ったけれど、サンドイッチにしてみたら、やっぱりパン!でした(笑)。明日はトーストでいただいてみよう~。

投稿者 sunameri : 2008年10月15日 20:13 | コメント (0) | トラックバック

殯(もがり)の森

あわただしい朝から始まった今日のしめくくりは「殯(もがり)の森」。


殯(もがり)の森」監督:河瀬直美、出演:うだしげき、尾野真千子

穏やかな、やわらかな気持ちで胸がいっぱい。今夜はぐっすり眠れそう。

悲しさや寂しさは乗り越えるものじゃなくて、一緒に暮らしていくものなんだよね。うん、きっとそうなんだと思うな。

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ごはんメモ

<今日の夕ごはん>

野菜スープ(じゃがいも、にんじん、たまねぎ、にんにく、ズッキーニ)、天然本しめじのチャーハン、たまり漬け(だいこん、にんじん、みょうが)、しその辛味噌巻き

投稿者 sunameri : 2008年10月14日 23:58 | コメント (3) | トラックバック

イントゥ・ザ・ワイルド(into the wild)

予定は午後からだったのだけれど、水曜日は割引がある!とはりきって朝いちの高速バスで上京。その足で映画館へ。

into the wild
イントゥ・ザ・ワイルド(into the wild)」
監督・脚本:ショーン・ペン、キャスト:エミール・ハーシュ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ウィリアム・ハート

約2時間半の上映時間、飽きるどころかあっという間でした。美しくて、怖い大自然、様々な人々の暮らし、そのいずれも自分につながっているように思えて、切ないような、うれしいような、あたたかな気持ちで胸がいっぱいになりました。ダイナミックな風景が次々とでてくるので、やっぱり映画館の大きなスクリーンで観るのがお薦め。

例え無謀と言われようとも、つらい思いをしようとも、とにかくなんでも自分から飛び込んで、自分でやってみないと気がすまない、そんな若者が増えればいいなぁ、と思います。情報過多の世の中で、頭でっかちのまま大人になってしまうなんてもったいない!というか、たくさんのことを知ってるだけの大人なんて、つまらないし。

と、回想してるだけで、なんだか熱くなってきちゃった(笑)。私にはかなりツボな作品だったのでした。できれば映画館でもう1回観たいなぁ。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

お友達と銀座の「カイバル」でごはん会。"ビリヤニ"という炊き込みごはん目当てに伺ったのですが、期待通りのおいしさににっこり。他、ヴェジプレート、タンドールチキン、パパド、サラダなど。雰囲気のよいお店ながら、お値段も手頃で◎。

投稿者 sunameri : 2008年09月17日 21:54 | コメント (0) | トラックバック

トウキョウソナタ

上京スケジュールをちょっぴりやりくりしたら、試写にいくことができました。上手に時間が使えた!と思えるとき、すごく得した気分でシアワセに(笑)。

トウキョウソナタ」 監督・脚本:黒沢清、出演:香川照之、小泉今日子、役所広司

哀しい現実が満載なのだけれど、ファンタジーな印象が強く残る作品でした。やりきれないことだらけで終わらせまいとする製作者の強い意志、努力が伝わってくるような気がして、ちょっと切なくもなり。

この作品もまた食卓の風景が効いていました。白い食器ばかりの食卓はどことなくよそよそしくて、この家族のぐらぐらした感じがぐっと伝わってくるような。誰も食べてくれない手作りのドーナツの行き場のなさにも胸がちくちく。

見慣れたようでいて、どこか他所の国のような、トウキョウの景色もまた新鮮でした。

おもしろい邦画が次々とでてくることもうれしくて、なんだか頼もしいです。

投稿者 sunameri : 2008年08月27日 23:17 | コメント (0) | トラックバック

ヒマラヤを越える子供たち

ヒマラヤを越える子供たち
ヒマラヤを越える子供たちEscape over the Himalayas
出演:Maria Blumencron 監督:Maria Blumencron

けなげなこどもたちの表情、そして、そんなこどもたちを命がけでサポートする大人たちの姿に、胸をぎゅっとつかまれたようになります。過酷な環境におかれても誰をうらむわけでもないこどもたちに、強さ、希望、大きな愛、をみせられます。

こどもたちが、私たちの将来、未来を担うのだから、彼らが満足に食べ、のびのびと遊び、学び、たっぷり愛情を注がれて育つ環境を整えることは、私たち大人の責任。まだまだ、きちんと責任を果たし切れていなくて、ごめんなさい。

自分の暮らしを支えていくこともそう簡単ではないけれど、日々の小さな活動の積み重ねが、社会をよくするのに少しでも役立てばいいなぁ、と思っています。試行錯誤、まだまだ続きます。

投稿者 sunameri : 2008年07月20日 23:08 | コメント (0) | トラックバック

まこという名の不思議顔の猫

上京中、たとえほんのちょっぴりの隙間時間でも行かずにいられないのが大型書店。ベストセラーからマニアック本まで、好きなだけ眺められるなんて、ある意味天国だと思う(きっぱり)。

昨日渋谷でみかけてかなり心惹かれたものの、既に数冊の本を買うつもりだったこともあってなんとかがまんしたものの、今日また別の本屋さんでみかけ、どうにもがまんできず・・・。

まこという不思議顔の猫
「まこという名の不思議顔の猫」前田敬子・岡優太郎 著

完全にはまってしまい、猫ブームが到来(笑)。*注:ヒヨコへの愛情は変わりません。

あまり恵まれていたとはいえない生い立ちから、ボランティアを経て、愛情いっぱいの家族にめぐりあえたまこ、(本当によかったねぇ)と言ってあげたい。そして、今なお、たくさんの猫や犬たちが、彼らを愛してくれる家族を待っていること思うと胸が痛みます。

ときに禅僧のような表情をみせるまこの写真をみながら、自分にできることを考えなきゃと思います。

まこという名の不思議顔の猫(ブログ)
http://scomu.jp/makocat/

投稿者 sunameri : 2008年06月28日 11:22 | コメント (0) | トラックバック

草手帖

消費も含めて(笑)シンプルライフを目指しているのだけど、本だけは特別扱い。仕事に役立ちそうな本(役立つ!ではないところがミソ)、ハートに響くものを感じる本、今読むべき!と思う本、筆者、関係者への感謝の気持ちを込めて購入するようにしています。

で、最近のツボ本。

草手帖
「草手帖」 かわしまよう子 著

那須の暮らし、たくさんの草や花たちに囲まれているのに、その名前すらわからないという情けない状況をなんとか打破しよう!といくつか手にいれた野草本の中の1つ。身近な草がいっぱいでていてうれしかったのでした。

庭にひょこひょことでてくる雑草たち、好きなものは、好きな場所に移植したりして楽しんでいます。そんなお気に入りたちの名前がわかって、また、「そうそう、この花、なんかいじらしくてかわいいんだよねぇ。」という気持ちを著者と共有できるのも、なんともほっこりします。

街中のアスファルトの隙間にひょっこりはえているような草花もいっぱいでてきます。

お花やさんに売っているのだけじゃなくて、素敵なお花がたくさんあることを教えてくれる1冊です。

投稿者 sunameri : 2008年06月25日 23:45 | コメント (0) | トラックバック

やさいノート

お手伝いをさせていただいていた本がそろそろ本屋さんに並びはじめるそうです!

やさいノート「知ってとくする 食べておいしい やさいノート」
 いわさ ゆうこ (著)
 ¥1,470(税込)
 文化出版局

私の手元にも昨日出版社から本が届き、感動のご対面!をしました(笑)。

長い時間をかけたフィールドワークを経て、とても丁寧に作られている本です。イラスト、写真、説明文、豆知識とほんとうに盛りだくさんで、宝探しのような楽しさを味わえます。

お子さん向けに作られていますが、大人でも十分楽しめますので、ぜひ、本屋さんでお手にとって、ご購入いただければと思います!

また、この本の中に「ミニクック」という小さなコーナーがあり、それぞれのやさいのシンプルないただき方が紹介されています。ミニクックで紹介したお料理のレシピサイトを立ち上げましたので、あわせてご覧ください!

やさいノート ミニクック レシピ集
http://www.codomo-cooking.com/yasai-note/

やさいノート ミニクック レシピ集

投稿者 sunameri : 2008年06月19日 00:28 | コメント (0) | トラックバック

食べものはみんな生きていた

朝、目が覚めたら、外はみぞれまじりの雨・・・というか、雪!?まだまだ春も行ったり、来たりの那須です。

今日は午後いちから横浜で打ち合わせ。宇都宮で湘南新宿ラインに乗り換えれば横浜までは乗り換え無し!原稿書いたり、本を読んだり、電車に揺られながら充実の午前中を過ごしました。

で、今日のお供は・・・

食べものはみんな生きていた」山下 惣一 著
食べものはみんな生きていた

佐賀県唐津でずーっと農業をしてきたという山下さんが自らを「じいちゃん」と称し、お孫さんに語りかけるように、様々な角度から日本の「食」を綴られています。

今、「食」に対しての不安、不信を抱く人が増えて、「食」に関する情報も溢れているけれど、かえって本当に大切なこと、本質がみえにくくなっているように思います。

山下さんが子どもの頃(戦後すぐで食糧難だった時代)、山下さんがかわいがっていたうさぎを家族で食べたというエピソードが語られています。

学校から帰ってくるとあのうさぎがいない。その夜のごはんはうさぎ汁で、家族はみんなおいしいおいしいと喜んで食べています。どうしても食べる気持ちになれない山下さんはごはんも食べずにふとんをかぶって泣いています。夜中、お腹がすいて、そおっとお茶の間に行ってみるとお鍋の底にうさぎ汁が残っていました。食べてみるとおいしい。ごはんにかけておかわりして、「なんでこんなにうまいんだよ!」とポロポロ涙を流しながら食べたそうです。

食べるということは、残酷で有り難いということ、私自身もそれを実感できるような体験は数えるほどで、日々の暮らしの中では忘れてしまいがち。でも、中国産とか国産とか、有機栽培かそうでないかよりも、もっともっと大切なことだと思います。大人の私たちが忘れていては、子どもたちに伝えることもできません。

私自身は誰かに食べられちゃうということはないと思うけれど、別のかたちで誰かのいのちを支えていくお手伝いはできるのかな、と思ったり。もしかしたら、生きるって、いのちを支え合うことなのかもしれません。

投稿者 sunameri : 2008年03月31日 23:58 | コメント (0) | トラックバック

愉しい非電化

東京への往復を新幹線から普通電車にしたら、本をたくさん読めるようになりました(喜)。ちょっとおしりは痛くなるけど、楽しい本がお供ならぜんぜん苦にならないのです。

で、最近読んだ本の中で面白かったのがこちら。

愉しい非電化」 洋泉社 / 藤村靖之 著
愉しい非電化

最近、耳にすること、目にすることの多い「地球温暖化」という言葉。環境に対する意識を高めるのはいいことだと思うけれど、電化製品に囲まれた便利な生活をしながら「CO2を削減しなきゃ!」とか言うのはちょっとおしりがむずむずする感じもあります。

で、非電化製品のアイデアが紹介されるこの本、とても興味深く読みました。掃除機とほうきのエネルギーを比較したり、モンゴルで非電化の冷蔵庫を設置したりと、えーそんなのありー?!とびっくりするようなお話がたくさんでてきます。最初はびっくりする話もよーく考えてみると、こっちのほうが自然かな?と思えることもあったりして、文体は軽いのだけど、なかなか読み応えがありました。

最近食料自給率の話題もよくのぼりますが、エネルギーについても同じことと思います。自給率の話、生産側が注目されがちだけれど、使い方側から変えることもできるはず。電化製品のない暮らしに戻ることはできないけど、電気というエネルギーがどんな風に作られて、私たちのもとに届くのかを知れば知るほど大事に使わなきゃと思うし、そのためにもっともっと工夫したり、知恵をしぼったりしなきゃと思います。やっぱり食べ物の話とすごく似てるよねぇ。

自分の暮らしがどんなふうに支えられているかということ、一緒に考える仲間がどんどん増えるといいなぁ、と思っています。暮らしを支えるエネルギーについて、もうちょっと踏み込んだ活動をしていきたいと思っています。

投稿者 sunameri : 2008年03月07日 23:50 | コメント (0) | トラックバック

アニー・リーボヴィッツ

あさいちに出動して、仕入れをしたり、友達に会ったり。ぐるぐる移動ばかりの1日。その割にうまく時間のやりくりができて、公開を楽しみにしていた「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」を観てきました!

アメリカを代表する女性写真家アニー・リーボヴィッツのドキュメント。彼女が写真家として活動をスタートした1970年代から現在にいたるまでの仕事ぶりが多くのセレブリティのコメントとともに綴られていきます。アニー自身がとてもチャーミングで、彼女を語るセレブたちの表情もまたチャーミングなのが印象的でした。

自らチャンスをものにして、努力を惜しまず、常に前進しつづけようとする彼女の姿に励まされ、いつも以上に前向きな気分に。こんなふうにパワフルな女性、大好き!!!

投稿者 sunameri : 2008年02月21日 20:55 | コメント (0) | トラックバック

六ヶ所村ラプソディー

早起きをして、電車に乗り、映画を観に。

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六ヶ所村ラプソディー

最近、渋谷には面白い映画館がたくさんあって、いろんな映画を観ることができます。調べものをしているなかでこの作品を観たいと思い、再検索してみたところ・・・やってた!東急本店のちょっと先にあるUPLINK X、誰かのおうちにおじゃましちゃったみたいな、ちいさくて、あたたかな映画館。

青森県、六ヶ所村の核燃料再処理施設にまつわるドキュメンタリー作品。原子力エネルギーについては、私自身、もっと勉強しないときちんと意見できないのだけれど、空気中、海中に放出される放射性物質の影響については無関心ではいられない。空も海もつながっているのに、遠くのこと、自分に関係ないこと、とは思えない。

お子さんたちに「元気な体を作るためにしっかり食べようね」と言っている海藻に、放射性物質が含まれていたら・・・なんて想像するだけで怖くなるし、一生懸命野菜作りをされている農家の方々が、

「放射性物質を含んでいない最後の野菜になるかもしれません。」

と野菜を売られているシーンには、涙がでそうになりました。

賞味期限云々よりも、もっと深刻な、もっと真面目に考えていかなきゃいけないことが、今、まさに起きているように思えて、気持ちがざわざわ落ち着きません。

エネルギーと食、調べるほどに密接で、からみあって、根深くて、自分なりの考えをまとめることなんて無理かも・・・とちょっと途方に暮れながら、資料や本を読み漁り、むぅぅとうなっています。今読んでいる本もすごく面白いのできちんと消化できたらご紹介します!

投稿者 sunameri : 2008年01月28日 23:11 | コメント (0) | トラックバック

First Food Nations

先日の「いのちの食べかた」に続いて、「食」映画、第2弾!「First Food Nations」の試写会に。

First Food Nations

コミカルな作品で、ぷっと笑ってしまうシーンもたくさんあったのだけれど、帰り道は「あーおもしろかった」という感じにはなれない・・・。フィクションなのだけれど、とにかく生々しいし、いちいちリアル。現代に生きることのやるせなさを目の前につきつけられたような、少し悲しい気分。

きれいごとだけじゃ済まされない「食」周辺の事実、理解する努力を惜しまず、継続して、いずれは私自身も、世の中の役に立つような情報発信ができるようになりたいです。

投稿者 sunameri : 2008年01月17日 23:47 | コメント (0) | トラックバック

タフな女性だらけ?

昨日、今日と2日間で3本の試写を観てきました。全く違うタイプの作品だったのだけれど、いずれもタフな女性が描かれていました。思えば、最近観た映画、タフな女性がでてくる作品、すごく多いような。というか、私の周りにもタフな女性がいっぱいだー(笑)。

トゥヤーの結婚

中でも一番タフだったのはトゥヤー。中国内モンゴルの北西部を舞台にした「トゥヤーの結婚」では、トゥヤーの、人間の"生きる力の強さ"をがつーんと見せつけられました。トゥヤーを含めて、登場人物たちは、誰もがぎりぎりの、過酷な暮らしをしているのだけど、不思議なほど悲壮感が漂ってこないのです。淡々と、飄々と。すごく静かな強さ。

なんでこう私は焦ったり、じたばたしてしまうんだろう。きっと、まだ、ぎりぎりまで追い込まれていないんだろうなぁ。

苦しくても、悲しくても、多少は無茶しても、とにかく自分の大切なものを守り通すことができるくらいにはタフになりたいなぁ。

投稿者 sunameri : 2008年01月10日 23:08 | コメント (0) | トラックバック

トニー滝谷

トニー滝谷

トニー滝谷

監督:市川準
出演:イッセー尾形、宮沢りえ

孤独と共に育ったトニー滝谷は、寂しいと思ったことはなかった。しかし、彼女と出会い、彼は孤独を知り、恐れ、そして、彼女との幸せな暮らしが始まった。

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哀しいけれど、あたたかい、寓話のような作品。
うれしい出来事も、哀しい出来事も、物語はさらさらと流れてゆく。朴訥なトニーと美しい妻、2人の世界がはかなく消えてしまっても、物語はさらさらと流れてゆく。

さらさらと流れていくのは「時間」。それはスクリーンの中だけではなく、今、私の足元でもさらさらと・・・。

投稿者 sunameri : 2007年06月10日 23:52

魔笛

魔笛

魔笛 / The Magic Flute

監督・脚本:ケネス・ブラナー
出演:ジョセフ・カイザー、エイミー・カーソン

モーツァルトが生涯の集大成として作り上げたオペラ「魔笛」を、ケネス・ブラナーが第一次大戦を舞台に映画化。

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私にとってほとんどなじみのないオペラ映画、2時間以上の長編と、「挑戦」という気持ちで挑んだ試写会。音楽と映像にすっかり魅了されてしまいました。

冒頭からやたらセクシーな天使がでてきてびっくり。オペラ → クラシック → お堅い作品、という公式は成り立たず。美しく、のびやかな音楽にのって、わぉ!という映像が次々に現れます。モーツァルトの旋律にぴったりとのったコミカルな映像がとにかく可笑しくて、にやにやしながら、スクリーンから目が離せない!

エンドロールが流れる頃には不思議と心があたたかく、幸せな気持ちに。

もともと多くの人にオペラを楽しんで欲しい!と製作された作品とのこと。
確かに、オペラも観てみたい!

投稿者 sunameri : 2007年06月06日 22:04

マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶

マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶
(C) 2006 surf film-orme-acab

マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶 / Marcello, una vita dolce

監督:マリオ・カナーレ、アンナローザ・モッリ
ナレーション:セルジョ・カステリット
出演:バルバラ・マストロヤンニ 、キアラ・マストロヤンニ

マルチェロ・マストロヤンニは、ルキーノ・ヴィスコンティに才能を見出され、フェデリコ・フェリーニの「甘い生活」で世界的スターとなる。世界中の名匠や巨匠たちの作品に出演し、コメディーからシリアスなドラマまで160本余りの作品を残す。

没後10年を迎えたマルチェロ・マストロヤンニについて、2人の愛娘、新旧映画人たちが語るドキュメンタリー作品。

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2人の娘たち、そして、かつて共演した女優たちは、彼との過去を、自らが共有したその時間を、楽しげに、誇らしげに語る。フェリーニの旧友を懐かしむ表情がまたいい。

大きな愛がスクリーンから溢れだしてくるような作品。

投稿者 sunameri : 2007年05月16日 20:52

ルオマの初恋

When Ruoma was seventees

ルオマの初恋/Ruoma de shi qi sui

監督:チアン・チアルイ
出演:リー・ミン、ヤン・チーカン

雲南省紅河省の少数民族、ハニ族の少女ルオマは17歳。棚田の美しい村におばあちゃんと2人で暮らしている。ルオマはおばあちゃんのゆでたとうもろこしを背負い籠に入れ、乗り合いバスで町に出る。「焼きとうもろこしはいかが」大声をはりあげてもなかなかとうもろこしは売れない。観光客もルオマと一緒に写真を撮りたがるが、とうもろこしは買ってくれない。

ある日、カメラマンのアミンがルオマのとうもろこしを10本買ってくれる。代金の代わりにウォークマンを手渡すアミン。ルオマはウォークマンから流れるエンヤの音楽に魅了される。

アミンは観光客がルオマと写真を撮りたがる様子をみて、あることを思いつく。外国人観光客相手に、美しい棚田を背景にルオマと一緒に写真を撮らせる。撮影料金1枚10元。アミンのアイデアは大当たりし、観光客は列をなした。毎日アミンと一緒に過ごすルオマは、アミンに淡い思いを抱くように。

しかしアミンには恋人がいた。写真館をだし、今もなお仕送りを続けてくれている彼女に、アミンは頭があがらない。

田植祭の日、昆明に引き上げることを決意したアミンは別れを告げにルオマの家を訪れる。おばあちゃんは、ハニ族の若者は田植祭のときに好きな人に泥玉をぶつけて愛を告白するという話を2人にする。夕暮れのあぜ道で、アミンは足を滑らせ棚田に落ちてしまう。彼を助けようとルオマも田んぼにはいり、2人は泥玉を投げあう。

ルオマはアミンと一緒に昆明に行くことを決意する。バス乗り場に駆けつけたルオマが目にしたのは・・・。

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標高二千メートルという山岳地帯に鏡のようにきらきらとひかる棚田。朝焼けに、夕日に、きらめく様子は思わず息をのむほど。その美しい棚田の広がる村に、おばあちゃんと2人で暮らすルオマ。美しい民族衣装に身を包み、おばあちゃんのゆでたとうもろこしを背負い籠にいれ、乗り合いバスで町に向かう。そんな彼女の淡い、淡い恋物語。

ウォークマンから流れるエンヤの曲、そして、谷に響き渡るおばあちゃんの歌、壮大な自然と小さなひとびとの営みが調和する、美しい世界。

ルオマの恋心に胸がちくちくしながらも、気持ちはいつになくのびやかに。土、水、風と共に生きる心地よさを味わえたおかげと思う。

投稿者 sunameri : 2007年05月16日 20:39

善き人のためのソナタ

ぽっかりと時間が空いたので映画館に行ったところ、ありえないような長蛇の列にびっくり。たまたま映画の日だったため、大混雑していたようです。残席2、3人というところで、ぎりぎり入場することができました。上映前にかなりドキドキしてしまいました。(笑)

善き人のためのソナタ

善き人のためのソナタ / Leben der Anderen, Das

監督・脚本 : フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
出演 : ウルリッヒ・ミューエ 、 マルティナ・ゲデック 、 セバスチャン・コッホ

舞台は1984年、東西冷戦下の東ドイツ。あらゆる方法を使って反体制的であることを排斥し、国民の思想を管理しようとする国家保安省(シュタージ)によって、人々は息のつまるような生活を強いられていた。
ある日、国家保安省局員ヴィスラーは、劇作家のドライマンと舞台女優である恋人のクリスタの盗聴を命じられる。国家を信じ、組織に忠実使えてきたヴィスラーであったが、盗聴器を通して知る、自由、愛、音楽、文学・・・今まで考えることもなかったような気持ちが彼の胸に湧き始め--。

1989年、ベルリンの壁崩壊のニュースを目にしても、高校生の私は、そこで起きていることを実感することができませんでした。十数年後、出張でベルリンを訪れる機会に恵まれ、残されたベルリンの壁の前に立ち、壁に触れ、その壁が放つ圧倒的な存在感に怖さを覚えました。東ベルリンの街を歩いていると、街角のそこここに、暗い影が残っているように感じたのでした。

思想というものは、時に暴走して、人がコントロールできないような状況を生み出し、悲劇を生むことがあります。けれども、その悲劇に終止符を打つのも、やはり人であることこそが希望なのだと思います。人はその心次第で、不思議な力を得て、勇気ある行動を起こすことができることを、この作品はそっと私たちに告げてくれます。本当に正しいことはなにか?自分の頭で、心で、きちんと考えること、そして、その答えに素直に従えること、それが、善き人となりうるたった1つの方法であることを、この作品は静かに私たちに伝えてくれます。

この作品が自分と同年代の監督自ら取材に4年を費やし、描かれたものであることを改めて知り、人の心の美しさ、強さ、そして、私たちの将来が希望に満ちていることに、深い喜びを感じています。

投稿者 sunameri : 2007年03月01日 22:42

ククーシュカ

気になりながらも見逃してしまった作品、やっとDVDで観ることができました。

the cuckoo

ククーシュカ / The Cuckoo

監督 : アレクサンドル・ロゴシュキン
出演 : アンニ=クリスティーナ・ユーソ 、 ヴィル・ハーパサロ 、 ヴィクトル・ブィチコフ

舞台は第2次世界大戦末期、フィンランド最北の地ラップランド。ロシア軍とフィンランド軍が戦い、傷ついたロシア人兵士イワンと、仲間に置き去りにされたフィンランド人兵士ヴェイッコ、未亡人としてひとり暮らしているサミー人のアンニが奇妙な共同生活を始める・・・。

ロシア語、フィンランド語、サミー語、お互いの言葉を全く理解できない3人は、ひどく誤解しながらも、必要に迫られて、共同生活を送っていきます。戦場では敵対していたイワンとヴェイッコ。ヴェイッコは戦うことを放棄しているのに、何度説明してもイワンには伝わらない・・・。ときにケンカをはじめる2人をいなしながら、アンニはやさしく、たくましく、3人の暮らしをリードしていきます。

雄大で美しい風景、素朴な暮らし、アンニの強さは、戦争がどんなにばかばかしいものかを静かに伝えてくれます。最後の最後まで、とてもロマンチックな作品です。

投稿者 sunameri : 2007年02月23日 20:55

ロスト・イン・トランスレーション

数年前にバージンスーサイズでしびれて、先日、マリー・アントワネットを観て、ソフィア・コッポラ大好き!と再認識。見落としていた作品があるのに気づき、さっそくDVD借りてきました。

lostintranslation.jpg

ロスト・イン・トランスレーション / Lost In Translation

監督・脚本 :ソフィア・コッポラ
出演 :ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソン

カメラマンの夫に随行してさして目的もなく東京にやってきたシャーロットは、街にでても興味を持てることも見つからず、虚ろな毎日を送っている。CM撮影のために東京にやってきた俳優のボブもまた、スタッフとのコミュニケーションに歯がゆさを感じながら、帰国日を待ちわびる日々を送っている。そんな2人が出会い、東京の街に繰り出し、やがて心を通わせてゆく。

大きな展開もなく、淡々と綴られてゆくストーリーを彩るのは、独特の色合いで描かれる東京の風景。見慣れているはずなのに、外国の景色みたいに感じるのは、きっと、シャーロットやボブの視線を通しているから。異国の地にいる心細さが、自分をちっぽけに感じる気持ちを増幅する感じ、あ、私だけじゃないんだ、とちょっぴりうれしかったりして。

やわらかいココロだからこそ痛みがあるってこと、思い出させてくれる作品です。

投稿者 sunameri : 2007年02月12日 20:11

マリー・アントワネット

どうしても観たくて、むりくり時間をつくって豊洲のシネコンに。

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マリー・アントワネット
/ Marie Antoinette
出演:キルスティン・ダンスト、ジェイソン・シュワルツ、ジュディ・デイヴィス
監督・脚本:ソフィア・コッポラ

これほど有名な歴史的人物を、こんなにも魅力的に、生き生きと描くことができる描けるソフィア・コッポラにしびれました。賛否両論の作品だけれど、私は、こういう作品、大好き!

シャンパン、ケーキ、ドレスにジュエリーときらびやかなパーティーのシーンの後には、翌朝、その宴の残骸が片付けられていくシーンが続きます。うっとりするようなファンタジーとぞくぞくするようなリアルがごくごく自然につむがれて、その中に生きるマリー・アントワネットという女性は、すごく身近に感じられるのです。

女性だから描ける、女性の美しさ、強さ、優しさ、賢さと、女性のすべての魅力がぎゅっとつまった作品です。(私も女性であることが嬉しい!笑。)フランス革命がなんとかとか、そういうのを全部まっさらにして、マリー・アントワネットという1人の女性に会いにいくつもりで映画館に足を運んでもらえたら、と思います。

*「マリー・アントワネット」ソフィア・コッポラ単独インタビュー(シネマトゥデイ)

投稿者 sunameri : 2007年01月26日 23:33 | トラックバック

クィーン

試写会の案内状に骨太作品の予感。試写会場も満員+補助席設置という盛況ぶりでした。

The QUEEN

クィーン / The QUEEN

出演:ヘレン・ミレン、マイケル・シーン、ジェイムズ・クロムウェル
監督:スティーブン・フリアーズ
脚本:ピーター・モーガン

1997年ダイアナ元皇太子妃がパリで急逝した事故直後、英国国民の感情の矛先となってしまうエリザベス女王の苦悩を人間味豊かに描いた作品。

エリザベス女王がというべきなのか、ヘレン・ミレンがというべきなのか悩ましいのだけれど、とにかくの彼女の圧倒的な魅力にしびれました。強く、賢明で、ユーモアがあり、気品があり、その上、とってもチャーミング!誇り高いことがあんなにかっこいいことだなんて、彼女に出会えなければ気づかなかったと思う。彼女に会いに、映画館に足を運ぶ価値があると思います。

女王の寝室やブレア首相のリビングなどのインテリアやロイヤル・ファミリーのファッションを楽しんだり、政治、マスコミ、世論について考えさせられたりと、間口もかなり広い作品です。今はただただ上質なものに出会えた充実感にひたっています。

投稿者 sunameri : 2007年01月17日 22:00

サン・ジャックへの道

仲の悪い中年の3兄弟が1500kmの道のりを歩く・・・というより、歩き通す!というストーリー。青い空に緑の大地、のびのびとしたポスターがすでに"ツボ"で、わくわくと試写にでかけました。

サン・ジャックへの道 / Saint-Jacques... La Mecque
出演:ミュリエル・ロバン、アルチュス・ド・パンゲルン、ジャン=ピエール・ダルッサン
監督・脚本:コリーヌ・セロー

失業、アルコール依存症、失読症、人種差別・・・現代のシビアな問題ながら、誰しもが関わっている痛み。それぞれに背負った痛みとともに、来る日も来る日も歩いて、歩いて、歩き回る2ヶ月間。最初はけんかばかりしていたメンバーが、いつからか、なにかを受け入れ、穏やかに、黙々と歩きだす。雄大な景色にとけこむような、彼らの歩く姿に、尊敬?羨望?不思議な気持ちが沸いてくる。

慌ただしく、冷たい社会のすぐ隣に、美しい自然がひろがっていること、雄大な時間が流れていること、そして、誰でも、そこに身を置くことはできるということが、とても励みに。

泣いて、笑って、会場をでたとき、薄暗くなっていた街並みに思わず、ほっ。きっと、目はしょぼしょぼ、顔もくしゃくしゃだったはず。ストーリーもキャストも、音楽も、ツボだらけの作品でした。

投稿者 sunameri : 2007年01月16日 19:13 | トラックバック

プルーフ・オブ・マイ・ライフ

お正月休みにレンタルDVDで楽しみました。

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プルーフ・オブ・マイ・ライフ / Proof
出演:グウィネス・パルトロウアンソニー・ホプキンス、ジェイク・ギレンホール、ホープ・デイヴィス
監督:ジョン・マッデン

天才数学者の父をもち、自らも数学者を志すキャサリンは、精神を病んだ父を長年ひとりで看病し、その父を看取ると、その喪失感に自分自身を見失ってしまう。

グウィネスが演じるヒロイン・キャサリンの情緒不安定がかなりの重症で、痛々しさを通り越して、その強烈さに思わずひいてしまうほど。それでもなぜか目を離せないのは、どうにも自分をコントロールできなくなってしまうときの気持ち、ちょっとわかるような気がするから。不安、苛立ち、周囲のヒトのやさしさが息苦しくてたまらなく思うこと。脱け出したいのに脱け出せないもどかしさ。

キャサリンの心の荒模様とは対照的に、明るくおだやかなシカゴの街並みや彼女の暮らす家はうっとりするほどの美しさ。彼女が立ち直れたのは、恋人の優しさ、励まし、そして彼女が苦手とするお姉さんの存在も大きかっただろうけれど、美しい環境の中で癒されたところも大きかったはず。

ちょっぴりつまづいたとき、できるとこまでさかのぼってみるのもありなんだな、と気づかされます。後退するのにも、勇気が必要なのだけど。

好き嫌いが分かれると思うのだけれど、私はこういう作品、結構好きです。キャサリンは結構キツイキャラクターなのだけれど、グウィネスの凛々しさ、すごくいいです。グウィネスだけでなく、キャストがとてもいいです。もともと舞台向けの作品だったそう。グウィネスの舞台も観てみたいなぁ。

投稿者 sunameri : 2007年01月04日 18:43