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私のシゴト

sunameriさんて、どんなおシゴトされているんですか?と、よく聞かれます。実は、会社の友人からも、で、どんなシゴトしてるの?とよく聞かれます。前から、bukubukuで紹介してみたいなぁ、と思いつつ、今にいたってしまいました。

で、私のおシゴト。名刺には、所属が記されてます。○○事業部 設計2部 スナメリ(→んなわけないっ)と書いてあります。名刺をみると、エンジニアのようです。が、私は高校1年生の2学期、数Iで15点(ちなみに100点満点のテストでした。汗)をとって以来、「私は文系」と思って生きてきました。よって、エンジニアではありません。

私の席は、ある商品の設計部隊のまんなかに位置していて、席の後ろにオシロスコープがあったり、隣の机に基盤(みどり色のプラスチックみたいな板。いろいろなもの刺さっている。)がずらーっと並んでいたり、斜め後ろの席のヒトが、なにかにドライヤーをあてていたり(意味不明・・・)と、かなり、メーカーちっくです。そこで私は資料作ったり、メールに毒づいたり(爆)、電話したりしています。いわゆる、間違い探しでいうところの"間違い"な存在感を全身から発しています。

所属と実際のシゴトが結びつかないということで、会社の友人でさえ、私がなにをやってるのか、不思議に思ってしまうようです。先日、友人に会ったときに「今、どんなシゴトしてるの?」と聞かれ、「工作員♪」と答えたらばかうけ。調子にのって「昼間は工作員なんだけどね、夜は喜び組なの♪」といったら、友達、ひーひーしてました。(笑)ちなみに、シゴトの宴会なんかでつまらないときなどは、かなり、(私って喜び組・・・)な心境だったりするんですけど。(爆)

で、本題の私のおシゴトですが、プロジェクト推進とか、商品戦略とか、事業戦略とか。なんとでもいえるねぇ。(笑)ま、なんでもやさん、って感じ。

ふだんは、まったく宇宙語(!)な技術の会議もたくさんあります。最初の2ヶ月くらいはツラいのだけれど、メンバーと仲良くなったりする頃には、なんとなく会話に加われるようになります。まったく内容がわからなくても、議事録書いたりして、ぉぃぉぃ私に任せておいて大丈夫ぅ?と不安になったりもしますが、なんとかなってるし。(笑)

あとは資料作り。パワポでがしがし資料を作ります。最近、自分の上司の分だけじゃなくて、いろんなヒトの資料作りも。資料って、ある意味、自分の分身。いろんなところで自分の作った資料が活躍しているのをみるのは、結構嬉しいもので。(たまに冷や汗、ということも。きゃ。)

ふつう、自分の商品、自分の専門技術、というのを持ってシゴトをする人が多いのだけれど、私の場合、ひろーくあさーくなんでも、です。技術的には、動画の圧縮技術をここ何年か追っかけていますが、技術のこと、よく知ってる、というのではなくて、その技術に対して、どこの誰がどの部分に詳しいか、どの商品がその技術に関係してるか、なんてことをよく知っている、というのが、私のおシゴト。

とにかくいろーんな部署のひとと一緒にお仕事しています。社歴も長いので(汗)、会社には知り合い、お友達がいーっぱい。もともとバブル入社なので、同期が多いこともあり、会議で一緒になると、仕事の話とお互いの近況報告がごっちゃに。こういうの、すごく楽しいです。

なんかこれを読んでも、で?という感じですねぇ。ぅぅ。

先日、エンジニアと一緒の宴会で話題になったのだけれど、建設関係のお仕事というのは、子供に「お父さんのシゴトってなに?」と聞かれたときに、「このビルはお父さんが作ったんだぞ」とか、「この家はお父さんが建てたんだ」と言えるように、いろいろあっても、自己実現が見えやすく、比較的満足度が高いのだとか。本来、メーカーというのも、「この商品はお父さんが作ったんだぞ」と言えるはずなのですが、今の商品って、ほんとにフクザツで、お父さんたちも「これはオレが作った」となかなか断言できないようです。これってつまり、自分が毎日汗水たらしてなにをしてるのか語れないってこと?やっぱりそれってツライよねぇ。ということもあって、私自身、自分のシゴトについて語るの、ややこしくて、あまり好きじゃないのです。で、今日は、かねてからの懸案事項を果たせて、すごくすっきり♪

今度は、今までのキャリア(ってほどたいそうなモノはないのですが。汗)についても書いてみたいな、と思っています。

サラリーマン、OLといっても、いろーんな生き方があると思うのです。ふぇぇ、こんなのもありなんだー、と、毎日てんばってる誰かがちょっと脱力できたら、と思ってます。

投稿者 sunameri : 2005年06月21日 23:56

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