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救いの友

基本的に自分のこと、楽観主義だと思うのだけど、ごくまれに(笑)悩むこともあります。

そんなとき、自分のエネルギーが不満や怒りにむかないように、本屋に行きます。これだ!と思う本をカウンターに積んで、とにかく買っちゃう。自分が欲しい答えを求めて数冊の本を買えば、1、2冊は当たりがでます。

で、今回の当たり本がこちら↓


自分の仕事をつくる」 西村佳哲 著 晶文社

働き方研究家を名乗る著者が、柳宗理氏、富ヶ谷ルヴァンの田中幹夫氏、ヨーガン・レール氏他、一流のモノづくりをしている人々の現場を訪れ、その働き方についてインタビューしていくという贅沢なノンフィクション・エッセイ。

自分のシゴトを、妥協や嘘という概念が存在しないかのように語る彼ら。今みたいに妥協や嘘にあふている社会で、彼らだけが特別なんてありえないこと。彼らの出し惜しみのない努力が、妥協も嘘も吹き飛ばしてしまうのだと思います。とにかく彼らの言葉のひとつひとつに力があるし、みんな、すごくかっこいいの。

ここしばらくもやもやとしていたこと、すっと霧が晴れたみたい。いいシゴトをしているひとの、いいエネルギーに励まされちゃった。(←やっぱり超楽観主義者)

本の威力って、やっぱりすごいです。
ビバ!本。(笑)

投稿者 sunameri : 2006年07月11日 19:12

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コメント

すっごく面白そうな本だねー。amazonでレビューも読んでみました。
なんか、自分で読んだら落ち込んじゃいそうな本だった。仕事って、考えさせられる事多いよね。
私は特に命削って時間を無駄に過ごしているような気がする。
誰もが自分の好きって思える仕事ができるわけじゃないしなー。
でもなかなか思い通りに行かずに毎日夜中まで仕事してる気がする。(苦笑)
そのうち買って読んでみるねー。
今度上京したらご飯一緒に行きましょー。

投稿者 maron : 2006年07月12日 01:50

maronちゃん、こんにちは。先日はども♪
この本にでてくるルヴァンの田中さん、旅や転職を繰り返しながら「40歳くらい」を目標にしていたそうです。私自身、経済的に自立したいとか、これだと思う仕事に打ち込める環境を作りたいとか、ちょっと焦りすぎてたように思いました。(maronちゃんからも焦らないで!とアドバイスいただいてたのにね。)
今、思うようにできなかったとしても、いつか、ほんものを作るための過程だと思えれば、気持ちよくシゴトに打ち込めるような気がしてます。私はそう思うことにしました。(笑)
maronちゃん、相変わらず過酷な日々のようですが、体を壊さない程度にがんばってね。ごはんの件、改めて連絡いれます~。

投稿者 sunameri : 2006年07月12日 09:26