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祭りのあとで・・・

さすがに2日間、4公演(笑)はハードだったらしく、昨日はヘロヘロでした。もう今日は休業だぁー、と決めたものの、片付けがあったり、急ぎの事務仕事があったりで、休日出勤状態。←意味不明(笑)。

夕方、土庵さんに伺い、ギャラリー、スタッフの方貸切状態で、楽しくお買い物をしてテンションがあがりはじめ、その後もちょっと足をのばして数年来かかりつけのマッサージの先生のところに伺ってボディメンテナンス、すっかり復活しました。(はやっ)

今日から完全復帰。現場は雰囲気もよくて、終日、気持ちよく働くことができました。

で、すっかり遅くなってしまいましたが、日曜日に予告したままになっていたこどもクッキングの続編。

今回、午前中にお料理編、午後におやつ編と、1時間のレッスンを1日2回開催しました。レッスンの内容は、参加されるお子さんの年齢からいくつかシナリオを作って、当日、お子さんの様子をみながら、(今日はAコースでいこう)(今回はBコースのほうがいいな)と、進行していきます。

土曜日は私自身初めての会場での、初めてのレッスンということで、ぎこちない部分もあったのですが、大汗だったのが午後のおやつ編。直前に参加者が1名追加になり、材料や器材を急遽準備したりでばたばた。こどもクッキングの場合、私の目が届く範囲に限界があるので、参加者が1人増えると、もうシナリオA~Cがふっとぶような状況(笑)。たまたま、以前こどもクッキングのお手伝いをしてくれたことのあるスタッフが来ていて、彼女の手助けのおかげでピンチを逃れました。ほんとに、感謝!感謝!です。そんな状況だったので、後片付けもたいへん。結局、クライアントの社員の方に洗い物のお手伝いをしていただくことに。みなさん、気持ちよく手伝ってくださって、もううれしいし、申し訳ないしで、メロメロ。

で、日曜日。会場の雰囲気にも慣れて、前日のお子さんたちの反応から、お子さんたちのツボ(!)もある程度は把握した状態でのレッスン。気心の知れたお友達がお手伝いをしてくれたこともあって、私自身、余裕をもってお子さんたちと向き合えたように思います。午後のおやつ編も、たまたま遊びに来ていたお友達を半ば強制的に(笑)お手伝いスタッフに。ボランティアでお手伝いしてくれてるお友達にあれこれ指示をだしながら、自分自身を「鬼だ~。」と思いつつも、やはり、目的のためには手段を選ばず。きゃ。

お子さんたちの反応も、面白いこと、いっぱいありました。

・トマトが苦手なのに、自分で作ったトマトがたーっぷりのグラタンを思い切りぱくついて、苦手な味に涙目になっていたAちゃん

・あつあつのフルーツグラタンをひとくち食べるなり「はぁーんまいー。からだがあったまるなー。」というBくんの発言には私も思わず脱力。

・たまご割りの途中、ひびのはいった卵を手に、石になってしまったCちゃん。(どうしたらいいのかわからなくなっちゃっていた様子。笑)

・レッスン前はクールなのに、実習が始まると、満面の笑みで、ほんとに楽しそうにお料理してるDくん

・勝手にどんどん味見をしていっちゃうEくん

レッスン中にも、可笑しな発言がたくさん飛び出して、ほーんと楽しかったのだけど、私も無我夢中だったので、面白発言、いまはもうほとんど思い出せない!(無念)

とにかく、お子さんたちの大らかさ、のびやかさ、そして彼らの可能性にどきどきすることだらけの2日間でした。これからも、もっともっといいレッスンができるように、がんばりたいと思っています。

今、食育というコトバがある種ブームになっていることもあって、こどもクッキング、いいですねー、食育って大事ですねー、と言ってくださる方はたくさんいます。ただ、そう言ってくださる方自身、毎日の食事をどれだけ大事にしているのかな?大事にできてるのかな?と、ついつい考えてしまいます。私自身ですら、忙しさを理由に、適当に食事を済ませてしまうこともあるくらいなので。

こども云々の前に、やっぱりまずは大人がちゃんとした食事をとることが始めの一歩と思うのです。ちゃんとした食事って、別にご馳走じゃなきゃだめとか、全部手作りじゃなきゃだめとか、そういう意味ではなくて、なんていうか、おざなりに"ただ食べる"のではなくて、野菜やお肉や魚の命に対して"いただきます"って手を合わせるような気持ちで食事をするということ。おいしくいただくための努力をするということ。

こどもクッキングに参加されるお子さんたち、みんな、お料理をしたがります。きっと、お母さま、他、ご家族がお料理する姿を見ているからだと思います。その姿は、お子さんたちには、きっと楽しそうに見えるのだと思います。もしかしたら、かっこいいと思っているのかもしれません。

そういうお子さんたちに対して、おうちではなかなかできない体験をしていただこう!というレッスンに対して、食育って立派な言葉にはちょっぴり違和感を覚えることもあるくらいです。

もともとお料理をしたい!という気持ちをもってらっしゃるお子さんたちに、楽しい体験をしていただく機会を提供していくこと、これからも続けていきたいと思っていますが、もう1つ、お料理のみならず食べること自体に興味が持てないお子さんたちに対しても、なにか働きかけができないかなぁ、と考えているところです。ごはんよりもお菓子が好き!なお子さんたちに、ごはんのおいしさに気づいてもらえたら楽しいだろうなぁ、とか。← ちょっぴり妄想走り気味

と気が付けば、どんどん野望がふくらんで、眠れなくなりそうです。(笑)
お祭りの興奮、まだまだ冷めやらぬ様子。

今回のこと、きちんと整理して、今後のこともしっかり考えて、次の一手に向けて踏み出していかなきゃです。焦らず、騒がず、一歩一歩、ですね。

投稿者 sunameri : 2006年07月18日 23:55

コメント

sunameriさん、こんにちは。
そして、子どもクッキング、ありがとうございました。
息子も、そして私も大満足でした。
上のお話の中のEくんって、もしかして・・・(笑)
家ではなかなか体験させてあげられない料理。
とっても興味があるので、またぜひ参加させてもらいたいです。
そして、私も今週末には今回のメニューにチャレンジしてみようかなって思ってるのですが・・・息子は「ママには無理かも?」って自信満々に言ってました(苦笑)
子ども相手って多分、大人の料理教室より疲れるのでは??
十分に休養をとって、充電して、またまたすばらしい教室をお願いします。
もうすぐ下の子も3歳。
一緒に参加させてみたいです。

投稿者 ののすけ : 2006年07月19日 12:01

ののすけさん、こんにちは。メッセージありがとうございます。

Eくん・・・ふふふ、正解です。最初はみんなイニシャルを書いていたのですが、あんまりかなぁ、と思って、アルファベット順にしてみました。(笑)

お料理中も、試食でも、ほんとににこにこおいしそうな様子のKくん、きっと、ののすけさんちのふだんの食卓も楽しいんだろうなぁ、とほのぼのします。

こどもクッキング、正直なところ、準備等は大人向けの何倍も手間がかかっています。たいへんなのは事実なのですが、レッスンをやりながら、お子さんたちのわくわくエネルギーをちゅうちゅう吸っているので、終わると、結構元気になったりします。(吸血鬼かー。笑)

ご兄弟での参加、またまた楽しそうですね。
クルールでも、こどもクッキングの企画をしているので、ぜひ、参加してください!

私も次の構想にむけて、がんばりまーす!

投稿者 sunameri : 2006年07月19日 12:54

sunaさんこんにちは~♪
キッズ達にまじって一からお料理を習いたいゆきえです!
実は整体に反応して思わずカキコしちゃいました
私の体の歪みとかも治してくれるかなぁ??
蒸し暑かったり、肌寒くなったりのこの時期
お互い体の声をしっかり聞いて野望に向ってレッツゴー♪

投稿者 ゆきえ : 2006年07月19日 17:21

ゆきえさん、こんにちは!メッセージ、どもです。
こどもクッキング、楽しかったですよ~。
さて、マッサージ、興味があったら、ぜひ、予約をして行ってみてください!私の名前をだしていただいて、小林先生を指名してくださいね。私は2、3年治療していただいて、生活指導もしていただいて(笑)、かなり体調がよくなりました。
ではでは、また~。

投稿者 sunameri : 2006年07月19日 20:01

SUNAMERIさま
お久しぶりです。
わたしも、昨日の夕方5時過ぎに土庵に行ったのですよ。すれ違いでしたねー。
1年も行かないと、いろんなことがあるのだなーと感じた夕べでした。

こどもクッキングをしているSUNAMERIさん、楽しそう! 写真を見てるだけでも幸福になります。
今後も頑張ってね、応援してます。
ではでは~。

投稿者 Rika : 2006年07月19日 23:23

Rikaさん、こんにちは~。お久しぶりですぅ。

土庵さん、どうやら1日違い?お会いできればよかったですねぇ。たぶん、大興奮。(笑)額賀さんの器、各皿を1組持っていただけなのだけど、かなりツボで、今回も、いろいろいただいてきちゃいました♪器のために働くべし。(笑)

こどもクッキング、楽しかったです~。1日2公演×2日間、準備も含めて結構ハードだったのだけど、「わ、やればできるじゃん♪」とすっかり自信をつけてしまいました。(笑)次につなげられるよう、これからじゃんじゃん営業もしていかなきゃです。がんばらいます~。

投稿者 sunameri : 2006年07月20日 10:10