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みちのくおさかな紀行

毎年、年末に小さな旅行をするのですが、今年はちょっと予定を繰り上げ。今回の旅のテーマは"みちのくおさかな紀行"。

那須を出発して白河、石川を経て、いわき入り。私は火曜日にもいわきに打ち合わせに行ったばかり(笑)。今回は完全プライベートなので、いつも横を通り過ぎるだけのいわき市石炭化石館を初めて見学。想像以上の充実ぶりにびっくりしました。恐竜の化石も、炭鉱の歴史の紹介も、それぞれが別の博物館でもいいくらい。縁あっていわきでお仕事させていただいていますが、いわきのこと、もっと勉強しなきゃ。

お昼は小名浜の市場食堂さんへ。

旬を迎えたメヒカリの唐揚げと、煮魚、焼き魚の定食をいただいて、いよいよおさかな紀行の始まり、始まり~(笑)。

おなかがいっぱいになったところで、北茨城へ南下。「どぶ汁」と呼ばれるあんこう鍋を目指し、平潟港温泉へ。

家族経営の小さな、静かなお宿で、お魚づくしの夕ごはん。ぷりぷりとしたひらめのお刺身に香ばしいむしガレイの塩焼き、あんきも(!)、そして「どぶ汁」。この「どぶ汁」というのは、あんこうの肝とお味噌を練ったものをベースに、あんこうと野菜の水分だけで煮込むお鍋だそう。お鍋を始めるまでに、お刺身や焼き魚がおいしくてもりもりごはんを食べてしまったのだけど、このどぶ汁もお味噌とあんこうの濃厚なお出汁でまたまたごはんが進んじゃう!ごちそうさまの頃には、おなかがいっぱいで動けないほどに(笑)。至福のひとときでした。

コラーゲンたっぷりのあんこう鍋のおかげでお肌もしっとり♪(な気分)で、またまた海の幸満載の朝ごはんをいただいて、温泉もたっぷり堪能して、チェックアウト。あいにくの雨模様でしたが、大好きな茨城県天心記念五浦美術館でのんびり日本画を楽しんで、お昼は大津漁港に。

お昼は大津港の市場食堂へ。2日連チャンで市場食堂だし(笑)。

カレイの煮付け定食とヒラメフライ定食&やっぱりメヒカリ唐揚げを。今の時期、ヒラメが豊漁ということでお店のお薦めだったヒラメフライ、笑顔がこぼれちゃうおいしさでした。(今、思い出してもまたにんまり。)

海の幸を満喫して、次に向かうは山あいのお宿。天栄村にある天栄湯という一軒宿のお目当ては鯉料理!

鯉の洗いに甘露煮、甘酢あんかけが並んだお膳に大興奮。ふだん、なかなかいただけない鯉料理をたーっぷり堪能、至福の夕ごはんでした。

クリスマスの旅に鯉料理って渋すぎーと思っていたのですが、「ヨーロッパではクリスマスの日に鯉を食べるとお金持ちになると いわれていたそうです。」なのだそう!いただいたのは23日でしたが、ご利益がありますように(笑)。

鯉もまた、薬膳料理とよばれるほどに効能がたくさんあるそう。
もっともっと元気になれるのかな。むふ、楽しみ。

今朝ものんびりたっぷり朝ごはんをいただいて、温泉にもはいって、のんびりチェックアウト。
おいしいおさかなをたくさんいただいて、温泉にはいって、たっぷり眠って、読書もしっかりできました。那須発だからこその身近で気軽なみちのくの旅、味わい深い旅でした。

たっぷり充電してきたので、2007年も最後まで駆け抜けられそうです。よぉーし、いくぞぉー。

投稿者 sunameri : 2007年12月24日 22:11

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