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六ヶ所村ラプソディー

早起きをして、電車に乗り、映画を観に。

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六ヶ所村ラプソディー

最近、渋谷には面白い映画館がたくさんあって、いろんな映画を観ることができます。調べものをしているなかでこの作品を観たいと思い、再検索してみたところ・・・やってた!東急本店のちょっと先にあるUPLINK X、誰かのおうちにおじゃましちゃったみたいな、ちいさくて、あたたかな映画館。

青森県、六ヶ所村の核燃料再処理施設にまつわるドキュメンタリー作品。原子力エネルギーについては、私自身、もっと勉強しないときちんと意見できないのだけれど、空気中、海中に放出される放射性物質の影響については無関心ではいられない。空も海もつながっているのに、遠くのこと、自分に関係ないこと、とは思えない。

お子さんたちに「元気な体を作るためにしっかり食べようね」と言っている海藻に、放射性物質が含まれていたら・・・なんて想像するだけで怖くなるし、一生懸命野菜作りをされている農家の方々が、

「放射性物質を含んでいない最後の野菜になるかもしれません。」

と野菜を売られているシーンには、涙がでそうになりました。

賞味期限云々よりも、もっと深刻な、もっと真面目に考えていかなきゃいけないことが、今、まさに起きているように思えて、気持ちがざわざわ落ち着きません。

エネルギーと食、調べるほどに密接で、からみあって、根深くて、自分なりの考えをまとめることなんて無理かも・・・とちょっと途方に暮れながら、資料や本を読み漁り、むぅぅとうなっています。今読んでいる本もすごく面白いのできちんと消化できたらご紹介します!

投稿者 sunameri : 2008年01月28日 23:11

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