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春一番一過・・・

「那須おろし」と呼ばれる強風、冬の間何日か怖いくらいの風が吹くのだけど、春の訪れを知らせる頃のものが一番強烈です。で、おとといから昨日の夕方にかけての強風、本当にすごかったのでした。テラスのイスやテーブルがふっとんだり、庭の木が根こそぎ倒れたりする様子をみながらも、なすすべもなし。庭にでたら自分が吹っ飛んじゃうし。(← 冗談じゃなくって!)

朝起きて、恐る恐る庭の点検。ときおり強い風が吹くので油断はできません。テラスのイス、プラスチック部分が壊れてしまったので破片を捜索したり、倒れた木を必死に起こしたり。自然の力の強さ、怖さを実感させられました。

昨日1日かけてストーブの上でコトコト煮込んだ夏みかんピールは無事に完成。ほろにが甘くてやさしいおいしさ。ストーブさん、ありがとう。

< 夏みかんピール >

夏みかんピール

材料

夏みかんの皮・・・個分(約250g)
グラニュー糖・・・250g(皮と同量)

作り方

1.夏みかんの皮の表面の薄皮をむいて、好みの大きさに切ります。私は縦16等分にしました。

2.1.をボウルにいれて熱湯をかけ、ざるにあげて、水にさらします。10分ほどしたら、さっと水切りして、再びボウルにいれて熱湯をかけ、ざるにあげて、水にさらします。10分ほどしたら、さっと水切りして、もう一度熱湯をかけて、ざるにあけて、水にさらします。このまま一晩おきます。

3.厚手の鍋に夏みかんの皮とひたしておいた水(ひたひたくらい)、グラニュー糖の1/3を加えて火にかけます。沸騰したら、弱火にしてふたをし、コトコト煮ます。20~30分おきにグラニュー糖を加えて、皮が十分にやわらかくなったら、ふたをあけて、シロップを煮詰めていきます。

4.シロップがとろりと少なくなってきたら、鍋をゆすって、夏みかんの皮全体にシロップが行き渡るようにしながら更に水分をとばしていきます。焦げないように慎重に。私は最後までストーブの上で仕上げました。10分おき、5分おき、3分おき(心配でだんだん間隔が短くなってくるの・・・)に鍋をゆらして、最後10分くらいは砂糖が白くなるまで鍋をゆすり続けました。

5.皮を上にして、網の上に夏みかんピールをならべて乾燥させて、できあがりです!(煮沸消毒して、しっかり乾燥させた瓶に保存します。)

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オレンジピールは大好きでよく食べるのだけれど、あのごつい柑橘類の皮もちゃんと手をかけれたおいしく食べられるんだなぁ、と改めてじんわり。昨日は嵐の中、一歩も外にでられなかったからこそ、夏みかんピールにじっくり向き合えたようにも思います。時間の感覚がなんだか不思議に思えたりもします。

投稿者 sunameri : 2008年02月25日 12:50

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