働く意味
会社にはいってすぐの頃、ちょっと年上の同期に、
「ねぇねぇ、働く意味ってなんだと思う?お金のためかな?自分を成長させるためかな?」
なーんて質問をして、
「おまえはどーしてそんなややこしいこと聞いてくるんだよー。」
とかなんとか言われて、(そっか、私だけがわからないんじゃないんだ。はっきりした答えがあるわけじゃないんだ。)と思ったのでした。
それから、十数年、いやいや二十年近くがたって、働くことの大切さは私自身の中でもゆるぎないものとなったけれど、その意味については曖昧なままでした。
が、今日、読んでいた本の中に、
①好きなことをやり
②それで食べることができ
③その上それが他人のためにもいささかの役にたった人生が自己実現の人生であり、理想の人生である
という表現をみつけたとき、ずっと探していた「働く意味」の扉が少し開いたように思いました。①だけじゃだめだし、①と②だけでも物足りなくて、③だけでも完全じゃない。①②③が揃ってこそ、自己実現の人生、理想の人生になるのかー。
花粉でもやもやしていた頭の中が、すーっとしました。だから本って大好き!
ちなみに、読んでいた本は・・・
「アイデアのつくり方」 ジェームス・W・ヤング 著
読みながら、前にも読んだことがあるような気もしてきたのだけれど、何度読んでもその都度発見がありそうな一冊です。今日、私が反応したのは本文ではなくて、竹内均氏による「解説」部分でした。
①②③を揃えられるよう、また明日からがんばろう!
投稿者 sunameri : 2008年03月16日 22:42
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