« 嵐の夜 | メイン | ミツバチ »

山のシューレ

アート・ビオトープ那須にて、今日からる「山のシューレ」がスタート。スターネットを主宰されている馬場さんのお話を聞きに。

山のシューレ

「小さな世界に生きるー風土からのデザイン、工芸、そして食を融合した場づくり」
馬場浩史(スターネット、馬場浩史環境設計事務所 主宰)

二期倶楽部のお隣にあるアート・ビオトープ那須で受付を済ませ、バスにのり、会場のアート・ビオトープ・アネックスへ。会場はすずやかな山の風がはいる広々とした広間(和室)、すでに馬場さんは机につかれて、益子の美しい景色をスライドショーで上映されていました。

馬場さんが益子に行くまでの経緯、益子での暮らし、今後の活動についてお話には、あらかじめどこかにシナリオが用意されていたんじゃないかと思うような不思議な「流れ」が感じさせられ、どきどきしたり、ぞくぞくしたり。馬場さんご自身が影響を受けた美しい言葉の数々や貴重な写真などふんだんにご紹介いただき、心が満ち満ちてくるような、ほんとうにあっという間の2時間でした。

一番印象に残ったのは、

「かつては広く世界に精通していることが立派な人の在り方だったが、今は小さな世界に生きることが立派な人の在り方なのではないか」

というお話。

「小さな世界で暮らす」ということ、私自身、那須の暮らしの中で一番大切にしていることなのだけれど、一方で、最も私を不安にさせたり、焦らせたりすること。馬場さんにそう言われても、「そうそう!そうですよね!」とすんなり飲み込めないのがつらいところだけど、心のどこかでほっとしたような。

あさってまで開催されている「山のシューレ」、明日は養蜂のワークショップに参加予定。これまた、ものすごーく楽しみです。

投稿者 sunameri : 2008年08月29日 19:20

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sunameri.com/bukubuku/cgi/mt/mt-tb.cgi/624