« 山のシューレ | メイン | お約束 »

ミツバチ

山のシューレ2日目、今日はワークショップに参加。

「ミツバチが結ぶ、人と自然ミクロでマクロな環境学」
藤原誠太(養蜂家)

今年は春先に家のあちこちにいろんな蜂が巣を作ってしまい、(ごめんね)と謝りながらもできたての巣を棒でつついて壊したり、あまり危なくない場所のは見守ったりと、自分が蜂と一緒に暮らしていることに改めて気付かされたのでした。

はちみつが大好きな彼は

「せっかくだから、養蜂やれよ!」

と私をあおり続け・・・で、いつの間にか、だんだんその気に。

アマチュアの養蜂家がいるというのは知っていたものの、やっぱり蜂はちょっと怖いし、ネットで調べてみるとミツバチを飼い始めるには、ミツバチファミリーを捕獲しなきゃいけない様子。さすがの私も腰がひけていました。

そこに、山のシューレ!養蜂のワークションがあると知って、はりきって申込みをしたのでした。

会場は二期倶楽部のキッチンガーデン。レストランで使う野菜やハーブなどを有機栽培していると伺っていたので、こちらも興味津々。ちょっと早めに伺って、のんびりお散歩させていただきました。

ゆらりゆらりと風にゆれる稲穂たち

広い敷地には田んぼもあってびっくり!那須連山を望む景色はなんとものどかで、のびやかな気持ちに。

キッチンガーデンもたくさんの野菜たちがにぎやかに栽培されていました。わさわさとトマトが茂っているハウスをのぞいていたら、スタッフの方が「中にはいって、赤く熟したのを食べてごらん。うまいよぉ。」と声をかけてくださり、遠慮無くぱくり。実のしっかりつまった、力強いトマト。おいしかったなぁ。

その後もぶらぶらと散歩したり、犬と遊んだりしているうちに、参加者も集まり、ワークショップがスタート。「今日はみつばち漬けにしますよー。」と始まったお話、藤原さんのお祖父さんから始まる養蜂家としての歴史、ミツバチの生態、ハチミツの効用、そして養蜂家として感じてらっしゃる環境のこと、農薬のこと。4時間半のワークショップ、ほぼぶっつづけの弾丸トークでしたが、まだまだ話はつきない様子。(藤原さんによると、養蜂家は話好きの方が多いのだとか!)

ミツバチたちの暮らしぶりについては、物語みたいなお話だらけで、ワークショップに参加された方、きっとみなさんミツバチの虜になってしまったはず(もちろん私も!)。ミツバチに花粉や蜜を提供する花たちや、ミツバチをおそうスズメバチ、はちみつを狙うクマさえも、藤原さんのお話を伺っていると、なんともいとおしく思えてくるのでした。

ワークショップの最後は、二期倶楽部の敷地で飼い始めたというミツバチの巣箱を見せていただきました。ミツバチがいっぱいついた巣をそっと指で触らせてもらって、はちみつを味見。巣はほんわりあたたかく、そのはちみつのやさしい甘みったら!!!(このはちみつは二期倶楽部の朝ごはんにでてくるそうです。)

「ミツバチを触ってみたいひとは触らせてあげますよ!」

という藤原さん。どきどきしながら手をあげて、ミツバチたちをそっとさわらせてもらいました。なんだか猫をなでているみたいな、ふんわりとあたたかな感じ。このとき、うちのニワトリたちに感じるような気持ちが胸の中に芽生えてしまったのでした(笑)。

二期倶楽部の養蜂係(!)の方とも面識ができたので、彼にも相談にのってもらいながら、来年の春から養蜂に挑戦できたらと思ってます。さっそくミツバチの本をたっぷり注文、まずは頭でっかちになって、あとは実践(実戦?)あるのみ。頭の中は完全にミツバチだらけに(笑)。

こどもの頃、大好きだった「みつばちマーヤの冒険」。マーヤの世界がうちの庭で展開することを夢みて・・・(アニメとごっちゃで平気なのか?!)。

投稿者 sunameri : 2008年08月30日 21:45

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sunameri.com/bukubuku/cgi/mt/mt-tb.cgi/625