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地元の活動
町の小中学校で配布されているという、給食の調理員さんが発行されている「お便り」に小さなエッセーを書かせていただきました。
とにかく給食が大好きだったので、書きたいことが山ほど思い浮かんでしまいました。給食にまつわる話、きっと10話くらいはいけそうな気がする・・・(笑)。
少しずつ、少しずつながら、地元での活動のチャンスもやっといただけるように。あきらめさえしなければ、きっと道もひらけていくはず。まだまだこれから!がんばりまっす!
リレーエッセー <食の交差点>
私が通っていた小学校は下駄箱から校門に抜ける通路の横に給食室があり、窓際の机には優しそうな給食の先生(当時の私たちは給食の先生と呼んでいましたが、栄養士さんだったのでしょう。)が座っていました。
いつも「さようなら~」と挨拶するだけだったのですが、ある日、「給食、おいしい?」と声をかけられ、帰り際に給食の先生と少しだけおしゃべりするようになりました。
「今日のおでん、おいしかったです!」
「毎日揚げパンにしてもらえませんか?」
子どもの頃から食いしん坊だった私は、給食の先生と仲良くなれたことがうれしくて、うれしくて、好きなメニューがでた日には(私の好きなものを出してくれたんだ!)と勝手に思いこみ、興奮気味に
「先生、ありがとう!」
とお礼をしたり。
ふだんごはんを作ってくれる母親と同じように給食の先生を慕っていたことは、今でもお気に入りの宝物のような思い出です。
加工食品やお店のお総菜、外食など、作ってくれるひとの姿が見えないごはんが増えています。今、子どもたちは感謝の気持ちを伝える相手を見失っているのでは?と思うと、胸がきゅっと痛みます。
投稿者 sunameri : 2008年12月09日 01:06
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