自立
本日の遠征先は焼津。新幹線から見える富士山を楽しみにしていたのにあいにくの雨模様。景色は楽しめなかったけれど、読書に集中できたので、ま、よしとしよう。そうしよう。
今日のお供はこちら・・・
エネルギー危機からの脱出
最新データと成功事例で探る“幸せ最大、エネルギー最小”社会への戦略
枝廣 淳子（著）
ユルいイラストに思わず脱力しそうになるのだけれど、内容は結構シビア。「地球温暖化」「CO2削減」っていまひとつピンとこないのだけれど、「化石燃料依存の見直し」や「再生可能エネルギーへの切り替え」という話題にはぐっと興味がわきます。本書は後者をテーマに、データや事例がたくさん紹介されていて、ぐっと引き込まれて一気読みしてしまいました。
那須で暮らすようになって、水道問題にぶちあたったり、薪ストーブに苦労させられたりして、改めて考えるようになったエネルギー問題。食の自立、エネルギーの自立なくして、安心して家族をまもっていくことなんてできないんじゃないのかなぁ、と思うように。
残念ながら、今、日本は食料もエネルギーも他国からの輸入に頼りきり。ほんの（！）数百年前まで鎖国していて、自分たちの暮らしは自分たちでなんとかまかなえていたはずなのに、いったいどうしちゃったんだろうねぇ。
読書をして、ふだん考えないようなことをじっくり考える。こういう時間、もうちょっと増やしていきたいなぁ。
投稿者 sunameri : 2008年12月17日 22:39
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