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バチがあたる?
お昼過ぎに彼を新幹線駅に送り、その足で祖父母の家へ。今までは母が来ているときに一緒に片付けをしていたのだけれど今日は予定があわず、単独作業。
1時間ほどでもうひといきだったキッチンの片付けが終了。次のターゲットは、母さえ、
「なにが入っているか私も知らない・・・。」
と怖がっていた押し入れ。
手前のほうは祖母の服やいただきもののタオル(← これがものすごい量でびっくり!)と、まぁ想定内のもの。誰かがもらってくれそうなものと捨てるものを分類しつつ、奥に進むと、ふるーい戸棚がでてきました。
どきどきしながらがたがたする引き戸を開けてみると・・・きれに整理されたアルバムが!表紙には1~8番まで番号がついていて、4番あたりからは赤ちゃん時代の私も登場。おじいちゃん、おばあちゃんの人生、3分の1くらい私の人生とかぶっていたんだなぁとじんわり。
で、この先(奥)は、お裁縫をやっていたおばあちゃんのはぎれや作りかけのものがわんさか。母や私が着ていた服を作ったときのはぎれなのか、着なくなった服をほどいたものなのかわからないけれど、見覚えのある生地もたくさんでてきました。こんなのまで?と思うような小さなはぎれも大切にとってあるのにはびっくり。
作りかけのものも、ヨレヨレになった生地に刺し子をした雑巾とか、古いタオルを縫いあわせたお風呂の足ふきマットとか、いろんな大きさの生地をパッチワークにした風呂敷とか、どれもがふだん使いのもの、そして手間の結晶!私の片付けぶりをおばあちゃんが見ていたら、喜ぶどころか、「もったいないことして!」と怒られるなぁとどきり。処分するしかないと思っていたヨレヨレのはぎれも、ゴミ袋にいれられなくなりました。
ほんの半世紀前までこんなにつましい暮らしがあったのに、私たちはそのノウハウをきちんと引き継ぐこともできずにいったいなにをしていたんだろう。
押し入れの一番奥にあった古い、小さな箱をあけてみたら、おばあちゃんの卒業アルバムとたくさんのメモ書きがされたお裁縫の本、新聞紙を切り抜いた型紙がぎっしりはいっていました。おばあちゃんがお嫁に来るときにもってきたまま大切にしまわれていたことを思うと、どうしたらいいのかわからなくて、そのままあった場所に戻してしまいました。母にみせたら、きっと泣いちゃうだろうな。
押し入れからでてきた赤い糸でちくちくと手縫いしてある巾着。あまりにかわいいので車ででかけるときのバッグに使おうと持って帰ってきました。じっくり見てみたら、ヒモ部分までパッチワーク!
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ごはんメモ
< 今日の夕ごはん >
たけのこのトマトソースパスタ、トマティーヨのピクルス、水だし中国茶
*家に戻ったのが22時近く。へとへとにくたびれて、パスタをゆでるのやっと。
投稿者 sunameri : 2009年05月24日 23:06
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