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知っていますか子どもたちの食卓―食生活からからだと心がみえる
毎日のごはんを楽しみにするお子さんが増えるように!という思いでこどもクッキングの活動を続けているものの、現実とのギャップはどんどん広がっているんじゃないかと胸の中がどんより重たくなりました。
「知っていますか子どもたちの食卓―食生活からからだと心がみえる」
足立己幸(著))、NHK「子どもたちの食卓」プロジェクト(著)
テレビをみながら、ゲームをしながら、朝も夜もたったひとりで食事をするこどもたちが増えているという調査結果、そして、こどもたちの描くなんともさみしげな食卓の光景は、私のイメージする食卓のイメージとはあまりにかけ離れていて、ただただびっくり。
もちろん子育て世代が忙しいのはわかるのだけれど、ごはんを一緒に食べなかったら、コミュニケーションの機会だってぐんと減ってしまうのでは?と心配になります。というか、ごはんを食べているときのこどもたちって本当に面白いことをしゃべりだすし、楽しげだし、あんなに楽しい時間を日常的に味わえるなんて、私にとってはものすごくうらやましいことなんだけどな。
初版が出版されたのが2000年2月、調査が行われてから10年、今のこどもたちはどんな食卓を囲んでいるのかなぁ。
子育て・教育問題の対策として、子ども手当の支給をとなえる人が多いけれど、今起きている問題って、お金で解決できることなのかなぁ。
こどもとごはんにまつわることをいろいろ考えていると、私が目指していることってファンタジーなのかも?と不安になってきます。いやいや自分の信念にしたがって絶対にギリギリまでがんばらなきゃという思いなおすのだけれど、自分のこどもがいない現実をつきつけられると、思わずひるんでしまったり。
でもでも、私の知ってるお子さんたちは、ごはんの楽しさもちゃんと知ってるし、いのちをいただいていることにもちゃんと気付いてる。きっと大丈夫!自分に言い聞かせながら、今後の活動のふくらませかたにうんうんうなりつつ、知恵をしぼります。
投稿者 sunameri : 2009年08月19日 23:23
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