« 茨城でのこどもクッキング<参加者募集!> | メイン | 収穫! »

のびのび牛乳

この夏、那須にオープンした森林ノ牧場へ。

ふだん私達がいただいている牛乳は、日中は牧場で過ごして、夕方になると牛舎に戻って寝るという暮らしをしている乳牛たちによるものがほとんどだと思うのだけれど、森林ノ牧場の牛たちは文字通り「森の中に暮らしていて」、夜も牛舎には戻らず、外で寝るのだそう。日中は放し飼いされている森・・・というか山の中を好き勝手に歩き回って、辺りに生えている草を好き勝手に食べて暮らしていて、ミルクをしぼって欲しくなると自ら牛舎にやってくるのだとか!(ほぇぇ)

8月中旬にオープンしたばかりのカフェはストローベイル(藁)の塀にかこまれた、かわいらしい建物。さっそく森林ノ牛乳をいただくことに。

森林ノ牧場 カフェ 森林ノ牛乳

ノンホモジナイズ製法」の牛乳は分厚いクリームラインがくっきり。クリームの下の牛乳はベージュというかグレイがかったミルク色、スプーンをお借りして、クリームをすくっていただいてから牛乳をごくり。クリームはコクも風味もあるのだけれど、牛乳自体はさっぱりとした印象。ふだんいただいている牛乳みたいにゴクゴク飲む感じではなくって「牛さん、いただきます(礼)」という気持ちが強くなる感じ(笑)。おいしくいただきました。

こちらの牧場では牛乳のことを「お母さん牛からのおすそわけ」と表現。確かに、牛乳は母牛が子牛を育てるために出しているんであって、私たち人間に飲ませるためにミルクを作っているわけじゃないのでした。どの牛乳だって「お母さん牛からのおすそわけ」。もっと大事にいただかなきゃだめだねぇ。

牛を放牧している牧場にはウッドチップを敷いた散策道があって、牧場内を歩けるようになっています。「せっかくだから牛を見ていこう!」とはりきっていたのだけれど、結構高低差のある山の中、牛の姿は見えず・・・しつこく歩き回り、木陰で休憩中の子牛を発見!

子牛発見! 子牛に近寄る・・・

ジャージー種の茶色い子牛、すごーくかわいい!この子牛たちのために、お母さん牛はミルクをだしてくれて、そのミルクを私たちがいただいているわけ。まさにおすそわけ!というか、この子牛とさっき牛乳をいただいた私は乳兄弟?(笑)

こちらの牛たちは森の中の草を食べているため、季節によって牛乳の味が変わってくるのだそう。次回が楽しみに!

那須のお気に入りスポットがまた1つ増えました(にっこり)。

-------------------------------------------

ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

那須野ポークのスペアリブのグリル(グリルたまねぎ添え)、ひややっこ、じゃがいもといんげんの甘辛煮、塩ゆでいんげん、なすの漬け物、白なすとあぶらあげのおみそ汁、七分づきごはん、すいか

投稿者 sunameri : 2009年09月05日 21:58

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sunameri.com/bukubuku/cgi/mt/mt-tb.cgi/996