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いよいよローカルの時代

お茶の水、水道橋、神保町あたりって、なぜか好きなエリア。気取らない感じがいいのかなぁ。
先日上京した折に、駿河台にある小さな本屋さんでみつけたのがこちら。

いよいよローカルの時代
いよいよローカルの時代」 ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ、辻 信一 (著)

タイトルをみた瞬間に「そうそうそう!ローカルの時代だよねぇ」とみょうにうれしくなったのでした。「いよいよ」というところがなおさらうれしい(笑)。

最近、なんとなくしっくりこないことが重なって、激しく本を読んでます。なにかを探そうとしているのか、現実逃避なのか、もしかしたらひたすら文字を追うことが一種のセラピーなのかも?いずれにしても、悶々と悩むよりは読書!なのです。

そんな気分で手にしたものながら、今、まさにこういう本が読みたかったの!!!状態(笑)、日頃の悶々とした思いを多いに励ましてくれるものでした。

那須に来て、東京にいる頃には想像もできなかったような体験を重ねながら、私自身の根っこの部分が少しずつ少しずつ変化しているのだけれど、たまに激しく不安になったり、焦ったりしてしまうのです。考え方や気持ちの変化に身体がついていけなくて(いや、逆かな?ま、どっちでもいいか。笑)今のままでいいのかな?とぐらぐらしてしまうのです。

そんなへなちょこな気持ちをどーんとふきとばしてくれるお話がいっぱい、そして、今の世界的なシステム不全の解決の糸口をローカルフードに見出しているところもツボで、だよね?だよね?私もそうだと思ってるのぉーと叫びたい気分になったのでした。

*ちなみに、ローカル=田舎とか、地方とは限らないと思います。私自身が東京にいる頃は学校とか、会社への所属しか意識しなかったのだけれど、那須に来て、自分の暮らす地域を強く意識するようになったということです。

いつも思うのだけど、読書って、10冊読んで、100冊読んで、そのうち1冊でも自分の思いと共感できるものがみつかると、ものすごく励みになって、自分に自信が持てるようになります。共感できなかった9冊とか、99冊にもやっぱり読む価値はあって、自分が気付かなかった別の考え方を知ることができるということ。

とかなんとか言いながら、またまたアマゾンにオーダー。心の旅?!は果てしなく続きます。きゃきゃ。

投稿者 sunameri : 2009年09月18日 15:22

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