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こどもたちの力
今日は自宅にてこどもクッキング。参加者も少なめだったので、のんびり、ほっこりなレッスンとなりました。
最近のお気に入りは、お子さんたちに味見をしてもらいながら、味を決めていくこと。今日はかぶのおみそ汁を、
1.最初はにぼし+あぶらあげ+かぶをいれただけで味見
2.おみそを分量の半分だけいれて味見
(濃いか、ちょうどいいか、薄いかをお子さんに聞いて、おみそを追加するかどうかを決める)
3.少しおみそを追加して味見
(濃いか、ちょうどいいか、薄いかをお子さんに聞いて、おみそを追加するかどうかを決める)
4.少しおみそを追加して味見
(濃いか、ちょうどいいか、薄いかをお子さんに聞いて、おみそを追加するかどうかを決める)
というステップを踏んで仕上げました。
味の濃い、薄いの好みは家庭毎に違うはずなのだけれど、お子さんたちの味覚はかなり確か。だしや素材の味も「おいしい」と表現してくれます。そして、どちらかというと気持ち薄味に仕上がることが多いのも興味深いです。
今は本当に食に関する情報が溢れかえっていて、○○を食べると健康になるとか、○○はカラダに毒だとか、いちいち気にしていたら食事を楽しむことができなっちゃうほど。
本来、カラダが必要なものを食べたいと思い、それを食べるとおいしく感じるというのがあるべき姿のはず。カラダと心を健やかに維持(お子さんの場合は成長)していくために食べるべきものがわかり、料理して、ヨロコビとともにいただけるようになることが、私自身が目指していることで、かつ、こどもクッキングを通じて、お子さんたちに学んで欲しいと思っていること。
お子さんたちとお料理をしていると、我々おとなよりも、しなやかな感性を持つお子さんたちのほうが、本当はよくわかっているんじゃないかな、と感じることも多いです。
今日のレッスンでも、お子さんたちの発想のよさにうなってしまう場面がいくつもありました。
おとなたち、もっとしっかりしなきゃ!
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ごはんメモ
<今日の夕ごはん>
焼き鮭、小松菜とウィンナーの炒めもの、冷や奴(にんにくじょうゆで)、しいたけの酒蒸し、あつあげの煮物、チキンスープ、りんご、日本茶
*小松菜はうちの畑でとれたもの。お店のみたいに(笑)立派に育って、おいしくいただいてます。(笑顔)
投稿者 sunameri : 2009年11月14日 23:37
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