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クマともりとひと

ネットで調べものをしているときにたまたま目にとまり、気になって注文した本が届きました。

クマともりとひと
クマともりとひと」日本くま森協会発行

日本の山にクマが暮らせるような(人里におりてこないですむような)豊かな森を取り戻そう!という活動を展開している「日本くま森協会」が誕生した経緯が綴られた小冊子なのだけれど、その内容の濃さにびっくり。10分くらいで読み終わってしまうのだけれど、心にずしんと重たいものが残ります。その重たさがいやな感じではなくって、かえって心地よいというか、すがすがしいというか、世の中はこれからじわじわとよくなっていくんじゃないかと希望が湧いてくる感じ。

ある新聞記事をきっかけに、神戸の中学生たちが、今、絶滅に瀕しているツキノワグマを守ろうと立ち上がったという物語。だめな大人たちに、子供たちがおしりを叩いてまわるのです。子供達の力がもう本当にものすごいのです。

良かれと思ってやったことが間違った方向に行ってしまうというのは仕方のないこと。でも、これを方向修正するのはものすごく難しくて、とにかくまっすぐな、強い力が必要。こういうことは、大人よりも、子供のほうが得意な気がします。食育絡みの話のなかで、私がとにかく「こどもの食」にこだわるのはそう信じているから。きっと子供のほうが、本能的に未来、将来を大切に思うからじゃないかなぁ。

いろんなことを考えさせられるとってもいい本です。1冊100円(送料が別途300円)なので興味のある方はぜひ!

>> 日本熊森協会

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ごはんメモ

<今日の夕ごはん>

金時豆のカレー(白米とグリーンオリーブを添えて)、だいこんの甘酢漬け、小ねぎとたまごのスープ

*金時豆のカレーはらっきょうっていう雰囲気じゃないなぁ、とオリーブを添えてみたら、なかなか相性がよくって、カレーがすすむ、すすむ。最近、食欲旺盛な自分がちょっと怖い・・・(汗)。

投稿者 sunameri : 2010年02月16日 23:37

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