« 1年 | メイン | 長靴 »

なぜ「粗食」が体にいいのか

「うちのごはんみたいなのがいいって書いてあるぞ!」とちょっと興奮気味の彼。はいはい、うちのごはんは正真正銘の粗食ですー(笑)。

こちらは、最近彼が買ってきた本。


なぜ「粗食」が体にいいのか ―「食生活」ここだけは変えなさい!」帯津良一・幕内秀夫(著)

幕内先生の本は既に何冊か読んでいるのでふむふむという感じだったのだけれど、最後の帯津先生の「体の隙間」の話はなかなか面白かったです。

「場のエネルギー」という表現には少々違和感があるものの、外科のお医者さんが食道がんの手術をするのに「肺をよけて、食道をみえるようにして・・・」とか「肺と肋膜がくっついていると隙間を作らなきゃいけなくて・・・」なんて言ってたりするのはすごくリアル。その隙間がなんたるか?は正直ぴんとこなかったのだけれど、自分の体の中に「隙間」があるっていうこと、そして外科のお医者さんがなにもない「隙間」に注目しているというのもすごく新鮮でした。この「隙間」のように、まだまだ医学、科学では語りきれない部分があるということが「ミソ」なのかな、と思いました。

食べ物はお腹だけじゃなくて、心も満たすもの。健康になるためになにを食べるか?で目を三角にすることよりも、もっと健康になって、健康を維持することで、なにができるか?を考えることが大事なんじゃないのかな、と思っています。

で、なんでうちが粗食なのか?んー、私がおいしいと思うから。そして、こういうごはんを食べていると体調がいいから。作るのも片付けるのも比較的楽ちんだから。

いろんな意味で、昔ながらの家庭料理ってよくできてるなぁと思うのです。ちゃんと次の世代に伝えていかなきゃと思う気持ちが、こどもクッキングをはじめとした私の活動の原動力になっています。

-------------------------------------------

ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

ねぎみそのせ焼きおにぎり、はくさいの蒸したの(かつおぶしとポン酢で)、さといもの煮物、古漬け中島菜の炒めたの、しじみのおみそ汁

*作り置きしてあるもの、残りもので簡単ごはん。楽ちんで、おいしくて、言うことなしっ!(笑)

投稿者 sunameri : 2010年04月04日 22:30

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sunameri.com/bukubuku/cgi/mt/mt-tb.cgi/1268