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ミツバチの羽音と地球の回転

午前中の予定がなくなったので今日も渋谷で映画。「ミツバチの羽音と地球の回転」を観てきました。


ミツバチの羽音と地球の回転」監督:鎌仲ひとみ

6年前、田舎暮らしを始めるにあたって挑戦したいと思っていたのが「食糧とエネルギーの自立(自給)」。今でこそ、それがどんなに無謀な野望なのか、そんなこと思っちゃった自分が恥ずかしいーーーっと思うのだけれど、それなりに教育を受け、いい歳していてもそんなことさえわからなかったのが現実なのでした。

でも、そんな野望を抱いたおかげで関心を持つようになったのが暮らしのエネルギーのこと。薪ストーブにまつわるこまごまとした苦労の中で感じることもたくさんあります。

そんなこともあって、やっぱり気になるのが原発。これだけ電気の恩恵を受けた生活をしているのに、感情論だけでは語れないとはわかっているものの、自分の家の近くにあったらいやだなと思うものが別の場所で建設されようとしているということに無関心というのはまずいよね。

この作品、テーマは重たいものの、全体的な雰囲気はほのぼのとしていて、ずっと観ていたいなと思うシーンがたくさんありました(ひじき採りのシーンとか子豚がびわの実を食べてるシーンとか)。

原発という選択肢が果たして本当に私たちにとって最善なものなのか?という疑問を持つひとが増えたら、日本のエネルギー政策が変わるかも?そう思うと、今の私たちは無意識のうちに大きな責任を負っていることになるはず。私たち、大丈夫なのかな?

投稿者 sunameri : 2011年03月03日 23:12

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