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地震、その後の那須
福島の浜通りは時折ドライブに行く場所。原発のニュースに胸が痛むばかりです。近くではないけれど、遠くのことには思えません。
昨日の夜になって地元の友達とメールで連絡がとれるように。今なお停電や断水のところも多いようです。(今の時点で我が家は水道、電気、ガス、いずれも使えます。困っていたら、遠慮せずにうちに来てください。)
今朝、近所のお友達の家に歩いて行って元気な様子を確認、家に戻ったところに地元の老人福祉施設にお勤めのお友達から炊き出し隊出動の要請メールがきました。(昨夜、必要があれば出動するよ!と連絡してあったのでした。)
施設にはおじいちゃん、おばあちゃんが約50名、職員30名がいらっしゃるとのこと。食材はあるものの、断水のために厨房も思うように動けないとのこと。お昼前になんとか80人分の食事を届けることになりました。
うちには大きな寸胴と、じゃがいも、お米、お味噌はたっぷりあるので、後は冷凍庫に入ってるお肉や昨日おとうふやさんでおまけしてもらった厚揚げ、戻した干しいたけを入れれば具だくさんの豚汁ができるはず!
あとはおにぎり・・・私ひとりじゃ手が足りないとさっそく友達数人(さっき会ってきた友達にも!)に声をかけて、おにぎり部隊を結成、電話から2時間ほどで100個を超えるおにぎりがうちに届いたのでした(感謝!!!)。
ということで、なんとかお昼前に豚汁(豚肉じゃなくって鶏肉だったんだけどね。笑)とおにぎりを無事届けることができました。
施設には3日分の備蓄食料があるとのことでしたが、今後、利用者さんが増える可能性もあり、備蓄分を少しでも先延ばしできれば安心とのこと。取りあえず、明日のお昼も届けることを約束して帰ってきました。
施設までは車で片道20分ほど。うちの周りはあんな地震があったのがうそみたいに静かでしたが、古い建物の多い場所は屋根や壁が崩れ落ちている家も多く、涙がでそうになりました。
帰りにスーパーに寄って買い物をしてきたのだけれど、混雑、混乱もなく、レジの方がお年寄りのお客さんにやさしく声をかけている様子を見て安心しました。
余震のたびにおびえるチャイに(大丈夫、大丈夫だよ)と声をかけながら、私自身が励まされています。守るものがあるからこそがんばれるんだね。
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ごはんメモ
< 今日の夕ごはん >
地震が一段落した後にまとめて作ったあずき入りおにぎりをずっと食べていたのだけれど、ようやく(他のものを食べたいな)と思うようになって、やきそばを作って食べました。とろろこんぶのお吸い物を添えて。少しほっとしました。
投稿者 sunameri : 2011年03月12日 17:37
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