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いわきへの炊き出しのこと

昨日伺ったのはいわき市内にある平工業高校。先月伺った中央台東小学校と同様に津波被害の大きかった豊間地区に住んでいらっしゃった方が避難生活を送られているそう。

仮設住宅の建設のほか、借り上げ住宅等へのお引越しも進んでいるそうで、当初に比べると避難所にいらっしゃる方の人数もかなり減っているとのこと。日中は仕事や学校、家の片付けに出られているかたも多く、近くの避難所に届ける分もあわせて、今回は30人分のお昼ごはんを準備させていただきました。(メニューは焼き餃子、山うどの炒め煮、差し入れのレタスとトマト、わかめスープ、炊き立てのごはん)

調理場から避難所までが数百メートル離れており、移動用のミニリヤカー付自転車がありました。餃子は焼けた順に自転車で配達「まいどー」(笑)。片付けのとき、私もこの自転車に乗ってみました。お天気も良くって気持ちいい~。

私たちが片付けをしているうちに、地元のお母さんたちが夕ごはんの炊き出しに。こちらの避難所には、あちこちから、ほぼ毎日炊き出しが入っているそう。

「えー?那須から来てくれたの。いわきの海に来たことある?ものすごーくきれいだったのよぉ。」

避難所にいる方たちすべてが新生活をスタートさせて、その暮らしに慣れて、いわきの海がきれいになるまでに、いったい、どのくらい時間がかかるんだろう。まだまだ、たくさんのひとたちが支えていかなきゃだと思う。本当に、まだまだ、これから。

投稿者 sunameri : 2011年05月26日 20:40

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コメント

こんにちは

今日、福島県避難者茶話会がありました。
まだまだ苦労や悩みがあるんですね。

投稿者 だっぱら : 2011年05月29日 17:43

だっぱらさん、こんばんは!
茶話会、お伺いできずに残念でした。なにか力になれる
ことがあれば、ぜひお声かけください。

投稿者 sunameri : 2011年05月29日 21:58