« 9月最終日 | メイン | 仲間 »

食卓にあがった放射能

食べ物についても、本当にいろんな情報が飛びかう中で、自分なりの判断に自信を持ちたくて、相変わらずいろんな本を読んでいます。


食卓にあがった放射能」高木 仁三郎・渡辺 美紀子(著)

「これは危険」「あれは安全」ということが書いてある本ではないのだけれど、原発事故が食品に与える影響について様々な角度から丁寧に説明されていて、とても勉強になりました。

チェルノブイリの事故を受けて、1990年に出版された本なのだけれど、5章の「日本で原発事故が起こったら」では事故のシュミレーションもされており、今さらながら、今回の事故とその影響についてはある程度の予測ができていたことだったんだ!とびっくりすると同時に、今起きていることについて不思議な納得感を覚えたのでした。

想定外なんて言われると、ものすごくアンラッキーなことに遭遇してしまったような印象を受けるのだけれど、万が一であったとしても可能性があることが起きて、(多少の程度の差こそあれ)避けられないことが起きているということのほうが(私の場合は)なんとかしなきゃ!という気持ちなれるなぁ。

タイトルはちょっと怖いけれど、内容は比較的マイルドで読みやすい本だと思います。

「考えても仕方ないから気にしない!」では大人の責任を全うできないと思う。胸が痛くても、苦しくても、しっかり勉強して、頭が痛くなるくらい考えて、行動しなきゃいけないときだと思うんだけどな。

------------------------------------------

ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

いかとひらめのお刺身、枝豆、ごぼう天のあぶったの、さつまいもの和え物、のりの佃煮、めんたいこ、なすともやしのおみそ汁、ごはん、りんごと梨

*夕方、私はチャイのお散歩、彼がお買いものと役割分担。おいしいお刺身の夕ごはんになりました。

投稿者 sunameri : 2011年10月01日 21:10

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sunameri.com/bukubuku/cgi/mt/mt-tb.cgi/1830