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文明の災禍

この本を読んで、3月の地震以来、時折、ぽっかりしちゃう理由がわかったような。おかげで、少しすっきりした感じ。


文明の災禍」内山 節(著)

ノーテンキキャラな私も、さすがにこの半年、今まで経験したことがないほどに失望すること、がっかりすることに何度も直面。立ち止まるとしんどくなっちゃうので、自分でどうにもできないことについては取りあえず脇によけて、今、自分ができることを探しながら、とにかく前に進むことだけを考えてきました。

だけど、時折どうにも身体がついていかないときがあって、それはいわゆる「疲れ」とはちょっと違った感じなんだけど、どうにもぽっかりしちゃう。そんなときは、本を読んだり、料理をしたり、少し自分を甘やかすことに。

このぽっかり感、どうやら、理解しがたいことが多すぎて、自分の中で消化できなくなってるサインのよう。意識を超えたところで、身体が(意識とは別に)反応することがあるらしい。
でもでも、対処の仕方はそう間違っていないみたい(ほんとかな?笑)。

改めて、言葉の力ってすごい!と感心。著者の言葉のおかげで、頭の中で、身体の中で、もやもやとしていたものが、だいぶ整理できました。言葉によって、自分が直面している事象をしゃきんと整理する力をつけていきたい。細やかに、鋭敏に、言葉を操れる力に、憧れちゃうな。

いろんなひとの力を借りながら、自分のできることを粛々と。焦らず騒がず(笑)粛々と進むべし。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

おとうふのステーキ(照り焼き風)、おから煮、千切りピーマンの中華風、いくらのしょうゆ漬け、古漬けキムチの炒めたの、もやしと油揚げのおみそ汁、ごはん、みかん、三年番茶

*久しぶりに作ったおから煮、ちょっとおからが多すぎ。ヘルシー過ぎだー。

投稿者 sunameri : 2011年10月18日 23:04

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