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日本版スローシティ - 地域固有の文化・風土を活かすまちづくり

魅力ある街、暮らしやすい街はいかに創られていくのか?というのも、興味のあるテーマ。

「まちおこし」「まちづくり」を扱った本は、なぜかしっくりこないものが多いのだけれど、この本は最初から「おっ、おもしろいぞ!」とぐっと引き込まれました。とっても濃ゆーい1冊。


日本版スローシティ - 地域固有の文化・風土を活かすまちづくり<.a>」 久繁 哲之介(著)

どこに行ってもシャッター商店街が多い理由も興味深かったし、「カップル減少社会」という切り口も、私は初めて触れた話だったこともあり、とても新鮮で、納得できる点も多々ありました。(シングルという生き方を選択するひとが増えているということに加えて、夫婦、恋人同士では出歩かずに同年代同性の仲間内での行動が増えているとのこと。)

また、地方は「可視化」が苦手というのも、わかるわかる。問題、課題を可視化する、意見の相違を可視化するのは一種のタブーだし!(それでいて物事をどうやって改善できるのか、謎だー)。

地方のまちおこしの痛い話が満載で、ちょっと泣けてくるほどなのだけれど、しっかり現実を見据えないと、本当に地方は少しずつ少しずつ地盤沈下していくと思う。

震災後の復興、新しいまちづくりにもすごく参考になると思います。たくさんのひとに読んでもらいたい1冊。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

マカロニグラタン、コールスローサラダ、ピラフ、ミネストローネ、フルーツのマリネ、三年番茶

*たまたま連絡をくれた友達に「うちに寄ってよー」で始まって、気がついたら、たくさんお友達がやってきて、にぎやかな夕ごはんとなりました。みんなでわいわいごはん会、やっぱり楽しいなぁ。

投稿者 sunameri : 2011年10月23日 23:05

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