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スウェーデン・パラドックス

だいぶ前に買ってあったのを先日発掘し、読んでみたら「面白かったーもっと早く読めばよかったー」だった本。(思っていた以上にうちには未読本が結構あるみたい。どうしてだろ?)


スウェーデン・パラドックス」湯元健治(著)、佐藤吉宗(著)

国のしくみのあり方を考えるにあたっての、頭の中の整理にすごく役立ちました。

年金制度を始めとして、今、日本のいろいろなしくみが立ち行かなくなっていることは将来の不安として自分の問題のひとつだと思っているし、なんとかしなきゃと思ってる。でも、ただただ政治批判をしてれば済むことでなし、せめて、自分なりの「こうなればいいのに」のイメージくらいは持ちたいなと。

この本を読んで、やっと、もうちょっと日本の税制や社会保障精度のことを勉強しなきゃだめじゃーん!と気づいた次第。自分なりの考えをもつのも、結構たいへんだねぇ(汗)。

ただ、この本の中ですごく心に刺さったのが「負債を抱えた者に自由はない」というヨーラン・パーション氏(1990年代の財政再建に取り組んだ当時の財務大臣、後の首相)の言葉。今の日本、日本人がまず心に刻まなきゃいけない言葉だな、と。

当たり前のことを、地道に、ぶれずにやっていく。国も、人もおんなじ。

私もこつこつがんばろうっと!

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

根菜の蒸し鍋(レッドムーン、赤たまねぎ、かぶ、へちまかぼちゃ、鶏肉ちょっぴり)、ほうれんそうのバターじょうゆ、しそみそ、とろろこんぶのお吸い物、ごはん、みかん、三年番茶

*レッドムーンは皮の赤いじゃがいも、赤たまねぎ、かぶも紅芯だったので、なんだか赤いお野菜ばっかりでした。じっくり蒸して、やわらかーく火が通ったのを自家製ハラペーニョソースで。もぅ、これからは鍋ばっかりだなぁ(笑)。

投稿者 sunameri : 2011年11月06日 20:59

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