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震災支援活動とお預かりしているカンパについて(5)

昨年3月の震災後、断水で困っていた地元の老人福祉施設への炊き出しからスタートした支援活動。東北への入口ともいえる那須の地の利、また理解ある友人知人からのカンパ、お手伝いのおかげで炊き出し等行ってきました。

年末以降、私自身の転居、お店のオープン等で手一杯になってしまい、お預かりしているカンパもそのままになっています。

今後もなにかしらのカタチで被災地との関わりを続けていきたいと思っているものの、具体的に動きだすに至らないのが実情です。ごめんなさい。

取り敢えず、現状のご報告まで。すっかりご報告が遅れてしまい、申し訳ございません。

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12/13 南三陸町「Hamanasu」学習塾用塾弁(米粉のカレーパン・グラタンパン他)
< 食材費・発送費用:3,438円 >

12/20 南三陸町「Hamanasu」主催のイベント用にみかん4箱
< 食材費・発送費用:11,660円 >
*クリスマスのイベントで200人の方が集まるということで現地スタッフと相談の上伊豆のみかんをお送りしました。

12/28 釜石へマフラー他衣類を送付
< 食材費・発送費用:1,200円 >
*仮設住宅での防寒衣類・マフラー等必要とのことで、友人知人よりお預かりしたものをまとめて釜石にお送りしました。

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お預かりしているカンパ残高:¥75,473(2012/7/21/現在)

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今までの活動報告は下記に。

>> 炊き出しとお預かりしているカンパについて(4)(11/30)

>> 炊き出しとお預かりしているカンパについて(3)(10/14)

>> 炊き出しとお預かりしているカンパについて(2)(7/18)

>> 炊き出しとお預かりしているカンパについて(1)(6/26)

>> 今までの炊き出しについて(6/5)

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支援活動についてのご意見、ご質問等、また、なにかお役にたてることがありましたら、お気軽にお声かけいただければと思います。

投稿者 sunameri : 2012年07月21日 23:26 | トラックバック (0)

原発と建築家

先日、蔦屋書店で見つけてきた本のうちの一冊。ものすごく面白くて、一気に読んじゃった。


原発と建築家: 僕たちは何を設計できるのか。再生可能エネルギーの未来、新しい時代の建築を考えた。」竹内昌義(著・編集)、松隈洋(著)、後藤政志(著)、佐藤栄佐久 (著)、池田一昭(著)、清水精太(著)、林昌宏(著)、三浦秀一(著)、飯田哲也(著)

ある種タブーのような雰囲気をかもしだしている原発の問題が爽やかに語られているインタビュー集。

本屋さんにいくと、ついついチェックしにいっちゃう建築コーナーでふと目にとまり、連れ帰ったところ、原発事故直後、そもそも原発ってどんなん?の疑問をわかりやすく紐解いてくれた恩人(!)の後藤さん(去年の3月、4月頃は後藤さんの登場してる動画を見まくってたの)のお話もあるのに気付いてうれしさ倍増でした。

原発の問題を語るのにはエネルギー問題は避けて通れないこと。建築家に限らず、会社員も、食堂の店主も、家庭の主婦も、電気やガスのお世話になっていないひとなんていないはずなのに、エネルギーのことをちゃんと勉強しているひとが少なすぎると思う。「げーんぱーつはんたーい」が薄っぺらなコトバにならないように、それぞれが、きちんと勉強して、自分で考えなきゃいけないことがまだまだたくさんあると思う。

これから原発をどうしていくか?については反対派もいて、推進派もいて、どっちか決めかねてるひともいて、でいいと思う。みんなで考えて、気軽に話題にすることが大事と思う。そのためにも、こういう本がたくさんの人に読まれるようになったらいいのにな、と思う。

投稿者 sunameri : 2012年07月07日 23:35 | トラックバック (0)