「どうして"親子ちらし"だと思う?」
「にわとりさんのお肉とたまごでそぼろを作るから、"親子ちらし"。たまごを産むのはにわとりさん。にわとりさんがお母さん、たまごはこども、"親"と"子"だからだよ。」
説明を聞いてぴんとくるお子さんも、???顔のお子さんも、とりそぼろ、たまごそぼろは大好きなはず。どきどきしながらたまごを割って、上手にたまごそぼろを作れたら、得意満面、きっとお料理好きになってくれると思います。
今回はちょっぴり気取って、すし飯をセルクルで型どりしましたが、炊きたてごはんにそぼろをのせて、そぼろどんぶりでいただいても。ゆでて千切りしたいんげんをたっぷりのせて三色どんぶりにするのも楽しいです。
材料(たっぷり2人分)
▽すし飯
お米・・・1合
酢・・・大さじ1・1/2
さとう・・・大さじ1
塩・・・小さじ1/2
しょうが・・・1片
ごま・・・大さじ1
▽たまごそぼろ
たまご・・・1個
みりん・・・小さじ1
塩・・・ひとつまみ
油・・・小さじ1/2
▽とりそぼろ
とりひき肉・・・50g
しょうゆ・・・小さじ2
みりん・・・小さじ2
▽梅酢れんこん
れんこん・・・1cm
梅酢・・・小さじ1
さとう・・・小さじ1
水・・・小さじ1
▽ゆでいんげん
いんげん・・・1本
塩・・・ひとつまみ
*ご自宅でお使いの調味料によって、塩味、甘さ等、仕上がりに違いがでてくる場合がございます。味見をしながら調味いただきますようお願いいたします。
作り方
1 れんこんは皮をむいて、薄切りし、花形になるように切り込みをいれてからさっとゆがき、梅酢、さとう、水をまぜたものに漬けます。1晩でピンク色になります。いんげんはすじとへたをとり、さっと塩ゆでして、斜めに切ります。
2 しょうがは皮をむき、みじん切りにします。
3 ごはんが炊けたら、あたたかいうちに、酢、さとう、塩、しょうが、ごまを加え、さっくりとまぜ、濡れぶきんをかけておきます。
4 たまごをわりほぐし、みりん、塩を加えます。小鍋に油を入れ、中火にかけ、たまごを入れて、泡立て器でよくまぜます。十分火が通る手前で火をとめ、余熱仕上げます。(火からおろしてしばらくはかきまぜ続けてください。)
5 小鍋にとりひき肉、みりん、しょうゆを入れて、中火にかけます。さいばしでよくまぜ、とりそぼろを作ります。焦げないように注意しながら、とりひき肉がぱらぱらになるまでまぜます。余熱でも水分がとぶので、気持ち早めに火からおろします。
6 セルクルをお皿の上におき、すし飯、とりそぼろ、すし飯、たまごそぼろの順に重ねます。ふわふわだと崩れてしまうので、おにぎりくらいの堅さになるよう、上からぎゅっとおさえます。セルクルをそっとはずし、梅酢れんこんといんげんを飾ってできあがりです。
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