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うさぎから始まる夢の国?

家で仕事をしていたら、窓の外に庭を横切る動物の姿が・・・あれ?猫とはちょっと違う動きのような???と、よくみてみたら、うさぎがぴょんぴょんとはねていました。茶色と黒の毛がまじったような色合いで、ちょっと太ったうさぎ。うちの庭からお向かいのおうちの庭に抜けて、空き地をぴょんぴょんはねていたのだけれど、あっという間に見失ってしまいました。

雪の日に足跡をみかけることはあるのだけど、3年前の雪の日に見かけたピーターラビットのような灰色うさぎ以来、うさぎの姿をみたのは2回目。ちょっと興奮してしまいました。

なかなか姿をみることは少ないけれど、うちの周りにも野生動物がいっぱい棲んでいるんだなぁ、と改めて実感。だから、のんちゃんが食べられちゃったわけだけれど。

以前、「数十年前の田舎では当たり前だったことに挑戦して、一喜一憂しているあなたの姿がすごく面白い」と言われたことがあって、私は昔に戻ろうとしているわけじゃないんだけどなぁ、と思いながらも、自分の目指しているものもはっきりわからないまま今に至っています。ただ、最近思うのは、そこそこ近代的な暮らしを維持しつつ、野生動物たちともうまく共生できるようになったらすごいかも?ということ。

にわとりを飼い始めたことで、野生動物の存在を痛いほどに実感することになり、みつばちを飼うにあたってはクマの存在を強く意識することになり、みつばちたちが飛び回るであろう環境がものすごく気になりはじめました。にわとりから卵をわけてもらうため、みつばちからはちみつをわけてもらうために、あれこれ知恵をしぼることに。

それはひと昔前の農家の暮らしを再現しようとしているように見えるかもしれないけれど、今の環境にあったにわとりとのつきあい方、みつばちとのつきあい方、家の周りに暮らしている野生動物とのつきあい方というのは、やっぱり私自身が考えて、試行錯誤していくしかないんだろうなぁと。今だったら、みつばちのクマ対策に電柵を使うかどうか?ですごく悩んだり(現時点では庭に電柵をはることに抵抗があるのです)。

そんな試行錯誤がどうでもいいチャレンジのように思えてきて(だって、たまごもはちみつも買えばいいじゃん!というのも事実で・・・)時折凹んだりもするのだけど、やっぱり楽しいのかな。やめられないのです。どうでもいいチャレンジだとしても、やらずにはいられないのです。

今、読んでいる本に「天国とは働かずにぐうたらに過ごせるところではなく、やりたい仕事がいっぱいあって、好きなだけ勤しめるところだという」とあって、石ころだらけのうちの庭こそ天国じゃん!と勇気が湧いてきました。

5年後か10年後か、もっと先、うちの庭が木々と花、野菜で青々として、にわとりが遊び、みつばちが飛び交うようになることを夢見て・・・今日はそろそろ店じまいにしようと思います(笑)。

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

たけのこごはん、葉たまねぎとしゃけの炒めもの、えびワンタン(たっぷり三つ葉入り)、からし菜のおひたし、ヨーグルト+オレンジマーマレード(デザート)

*去年の秋に種まきしたうちのたまねぎはまだひよひよの赤ちゃんなのに、直売所に立派な葉たまねぎをみつけたときはちょっとショックでした。でも、葉たまねぎ、すごくおいしくて大好き。
*たけのこごはんは撮影用に福岡産のたけのこを買ってきてゆがいたもので作りました。地元のたけのこがでてくるのはGW前後かなぁ。うちの庭にも竹を生やしたいなぁと妄想中。

投稿者 sunameri : 2009年04月08日 23:33

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