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石窯プロジェクト(製作編)

いよいよ石窯製作の日を迎えました。今回の助っ人はZ氏。お昼頃に行くよ~と言っていたのを、早朝のモーニングコール攻撃で早めに来てもらい、作業開始!

1本60kg近くある大谷石、私では全く歯がたたないので、実施の作業はZ氏と彼の2人で、ぜーんぶやってもらうことに。

最初の1本を運んで時点で、2人とも、その重さにかなりひいている様子・・・。
それでも、2人はめげることなく、果敢に、大谷石に挑んでいったのでした。(←そんな2人に尊敬のまなざし:私)

途中、ランチをはさんで、夕方には、ほぼ完成にこぎつけました。1本60kgほどある大谷石を20本近く・・・1トンもの石を2人して運んで積んでいった、という計算です。

ほんとうにお疲れ様でした。(深々とおじぎ)

この石窯、2階建てになっていて、1階部分で薪をたいて、2階部分でピザやパンを焼く♪という構造です。実際、作ってみて、いくつか課題がでてきました。

▼課題その1
2階部分の天井は、石やさんにお願いしてかまぼこ型に加工をしてもらいました。ここだけ新しい石を使っているので(他の部分は中古の大谷石です)、見た感じ違和感があります。なんらかの仕上げをして、全体の雰囲気になじませたいです。

▼課題その2
2階のオーブン部分の扉部分と、奥の壁がありません。扉は板金やさんなどにお願いしようかな、と思っています。まずは、こういうことを請け負ってくれるところを探さなきゃいけません。奥の壁は、天井にあわせたものを石やさんに再度お願いするつもりです。

▼課題その3
もともと、耐火セメントを使うつもりだったのですが、お店で調べてもらったところ、ふつうのセメントに比べてかなり値段が高い上に取り寄せるのに送料がかかるとのこと。結局、ふつうのセメントを使いました。温度のあがる、直火があたるようなところだけは、耐火モルタルなどで、補強をしようかな、と思っています。実際、薪を焚いたときに、どの部分がどのくらいの温度になるのかよくわからないのですが・・・。

▼課題その4
ふだんは雨ざらしで問題ないようですが、火をいれているときに雨などで濡れるのは、ひび、われなどを起こす可能性があるとのこと。屋根があったほうがいいようです。庭の目立つ場所にあるので、感じのいい小屋みたいにしたいなぁ・・・。

▼課題その5
2階のオーブン部分が結構広いので、実際、ピザやパンを焼けるくらいまでに、どのくらい薪を焚く必要があるのか?というのが、課題というか、ちょっぴり心配。2階のオーブン部分で薪を焚いて、おきになってから、そこでピザやパンを焼いてもいいと思うのですが。
実際、火を焚いてみないと、どんなものなのか想像もできないなぁ。

もうすぐにでもピザ・パーティ♪と思っていたのですが、完成までもうちょっとかかりそうです。1つずつ、課題を解決していくのも楽しみです。

投稿者 sunameri : 2006年04月23日 21:29