« 那珂川の鮎 | メイン | 夢の続き? »

えんどう豆

終日家で仕事をするような日は豆を煮たくなります。昨日はひよこ豆、今日はこどもクッキングの撮影用にえんどう豆を塩ゆでに。

えんどう豆:

グリーンピース、うぐいす豆、きぬさや、スナップえんどうもえんどう豆のお仲間。ツタンカーメンのお墓からもえんどう豆がでてきたというほど、古い、古い歴史を持つ豆です。
豌豆(えんどう)という字、なんとなく優雅なイメージがあったのだけど、「豌」のつくり「宛」は曲がった輪のことで、美しい眉の細く曲がっている様子から、美しい容姿という意味を持つのだそう。

今回、みつ豆に使うのは赤えんどう。寒さに強いそうで、北海道、東北地方で栽培されています。私が使ったのは北海道富良野産のものでした。

実はえんどう豆の乾燥したのを買ったのは初めてだったのですが、お店で見たときは、「えっ、こんなよぼよぼなの?」とびっくり。みつ豆にはいってる、黒くてぷっくりした豆とは思えない・・・。

赤えんどう(乾燥豆) 赤えんどう(塩ゆで)

乾燥豆(左)と塩ゆでしたもの(右)です。お店のみたいに真っ黒にはならなかったの、どうしてかなぁ。でも、ほくほくして、すごくおいしいです。大人のおやつにぴったり!(ビールのおあつまみにもあいそうです♪)

ちなみに、塩ゆでのしかたは・・・

< えんどう豆の塩ゆで >

材料:

えんどう・・・100g
塩・・・小さじ1

作り方:

1.えんどう豆をざっと洗ってボウルに入れ、2カップの水、塩小さじ1/2を加えて一晩おきます。
2.ボウルの水と一緒にえんどう豆を鍋に移して、中火にかけ、沸騰したら、ざるにあげます。(あくとり)
3.鍋にえんどう豆、2カップの水、塩小さじ1/2を加えて、中火にかけ、沸騰したら、ふたをし、弱火にして40分~1時間ほど煮ます。指でつぶせるくらいのやわらかさになったら、OKです。(豆はさめると少し固くなるので、ゆですぎたーと慌てないでください。←私です。笑)
4.豆をざるにあけ、豆が熱いうちに、塩少々(分量外)をふります。お好みの塩加減に。

豆を煮るのって、気持ちに余裕がないとできないのだけど、逆に豆を煮てると、なんだか心が落ち着いてくるような気がします。コトコトっていうお鍋の音、聞いていると、だんだんいい人間になってくるような。

で、今日の塩ゆでえんどう豆はみつ豆にしました。6月のこどもクッキングで作る予定です!

みつ豆

実は、初音のみつ豆をいただいて、私はみつ豆に目覚めたのでした(笑)。ほんとにふつーのみつ豆なんだけど、しみじみおいしくて、笑顔がこぼれちゃう。お店のおばちゃんも味わい系だし、もう何十年も通ってるのよ、なんて言ってるお客さんもいたりして、お店にいるだけでなんだかやさしい気持ちになれます。茶釜からでてくるお茶もとってもおいしいです。(ちなみに2階のお好み焼きやさんも◎です。みつ豆もいただくことができます♪)

甘味処 初音(はつね)
http://odekake.jalan.net/spt_guide000000174502.html

なにげにえんどう豆を熱く語ってしまいました・・・。きゃきゃ。

投稿者 sunameri : 2007年05月29日 15:48

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sunameri.com/bukubuku/cgi/mt/mt-tb.cgi/187