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風と波と

午後の打ち合わせまではフリー♪絶対観よう!と思っていた「ディス・イズ・ボサノヴァ」をめざし、渋谷へ。ビミョーな場所に位置する新しい映画館、館内の設備は大満足でした。渋谷っておもしろい映画館がいっぱいなんだけど、街の雰囲気がもうちょっと落ち着いてくれたらなぁ、と。映画館をでたときの雑踏が、ちょっときつくて・・・(よわっ。笑)。

作品は、本当に夢のように美しかったのでした。風と波と、鳥のさえずりがあんなに似合う音楽って他にないんじゃないかと。

This is BOSSA NOVA ディス・イズ・ボサノヴァ
監督・脚本: パウロ・チアゴ
出演: カルロス・リラ ホベルト・メネスカル ジョアン・ジルベルト アントニオ・カルロス・ジョビン フランク・シナトラ ジョイス ワンダ・サー ビリー・ブランコ イコ・カストロ・ネヴィス ジョニー・アルフ ジョアン・ドナート パウロ・ジョビン
>> オフィシャルサイト

ボサノヴァのドキュメンタリー作品ということもあって、ブラジルの文化、歴史、社会、いろいろ考えさせられます。インタビューの中でたまに聞こえてくる「サウダージ」という言葉、懐かしさとか、郷愁とか、ちょっと切ない情感を表す言葉だそう。直訳できる日本語はなくても、この言葉の持つしっとり感、すごくしっくりきて、地球の裏側に位置するブラジルを身近に感じたりして。

美しいもの、やさしいもの、やわらかなもの、世界共通で愛されるものってやっぱりあるんだなぁ、と実感。60年代を語るおじちゃん、おじいちゃんたちも本当に生き生きとして、かっこよくて、私もあんな風に溌剌としたおばあちゃんになりたいなぁと新たな野望を抱くのでした(笑)。

投稿者 sunameri : 2007年08月27日 22:17

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