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おばあさんの知恵袋

「快適に暮らす」ということも、興味のあるテーマのひとつ。お掃除の行き届いた家で暮らすのは快適に違いないけれど、残念ながらお掃除はそんなに好きじゃない。なるべく楽ちんにこざっぱり暮らすにはどうしたらいいか?というのはいつもアタマの隅っこで考えていて、ヒントになりそうなことをみつけると、とにかく試してみるようにしています。

ちょうど今、「暮らし」に関するコラムの仕事をしていて、資料集めしているときにみつけたのがこちら。

おばあさんの知恵袋
おばあさんの知恵袋」桑井いね(著)

明治から大正、昭和と時代毎の主婦の仕事が細やかに綴られた一冊。私達のおばあちゃん、ひいおばあちゃん世代のことなのだけれど、想像以上に大きい現代とのギャップにぽかーん。家事を楽ちんにするヒントがみつからないかな?なんて思いは吹っ飛んだのでした。

つつましい暮らしのそこここからかいま見えるのは、ささやかな満足感、充実感。今、私たちがどんなに便利な暮らしをしているかを痛感する一方で、大切ななにかを失ってしまったようにも思えてきて、地面から足が離れてしまったような、なんとも頼りない気持ちで胸がきゅっとします。

今さら数十年前の暮らしに戻ることはできないけれど、これからどう暮らしていくべきか?を考えるのにヒントになるエッセンスがたっぷり含まれているように思いました。

イラストもかわいらしく、ずっと手元に置きたい1冊です。

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ごはんメモ

<今日の夕ごはん>

うなぎの蒲焼き・白焼き、う巻き(うなぎ入りたまご焼き)、はくさいと豚バラ肉の蒸し煮、自家製野沢菜とたくあん、大根とあぶらあげのおみそ汁、土鍋ごはん、杏仁豆腐

*うなぎやさんで修行をしてきたというお友達が、自分でさばいたといううなぎを持って来てくれました。うなぎ包丁を見せてもらいながら、うなぎの裂き方の話を聞かせてもらい、ドキドキしました。料理の世界って、本当に奥深くて、底が見えない!お友達がさばいたうなぎ、とってもおいしく、うれしくいただきました。
*友達が来ている間、2階でおとなしくしていると思っていたチャイは、せっかく私が作った述後服を破壊。木のボタンがみつからず、もしかしたら食べちゃったのかも???
*今日、東京に持って帰るつもりで彼が買ってきた胡桃パンが行方不明に。あちこち探した末に、昨日の留守中にチャイがこっそり食べちゃったんじゃないか?ということに。「チャイ、昨日、下に降りてきて胡桃パン食べたでしょう?」彼と2人で問い詰めても、チャイは「なになに?知らない知らない~」とすっとぼけ。参ったなぁ。

投稿者 sunameri : 2010年02月14日 23:32

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