食のリスク学―氾濫する「安全・安心」をよみとく視点
耳にするたびに、ひっかかったり、つっかかったりしたくなったりな「食の安全・安心」という言葉。そんな小さな「違和感」をすっきり解説してくれた本がこちら。
「食のリスク学―氾濫する「安全・安心」をよみとく視点」中西準子(著)
「食」って毎日のことなので、多かれ少なかれ広い意味での「やりくり」が大事だと思っています。あることを盲信してしまうのって、いろんな事情を加味して「やりくりする」ことを放棄しちゃったように見えるのです。「リスク」なんて言葉を聞くと妙にどきっとしてしまうけれど、要はやりくりの話だよねぇ(うんうん)、というのが私の印象。
「食」に関して、「あれは身体にいい」とか「これを食べるとあーなる、こーなる」とか頭でっかちになっているひとにはきっとすごくためになる本。受け売りの情報で頭の中をいっぱいにするよりも、1つ1つの情報を自分の頭でしっかり消化して行動することのほうが大事だと思うから。
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ごはんメモ
< 今日の夕ごはん >
さんまの開き、肉じゃが、いんげんのおひたし、きゅうりの浅漬け、なめこのお味噌汁、ごはん
*仕事の都合で今回はチャイを那須のお友達の家にお留守番させて東京に。彼とごはんを食べていても、ぽっかり穴があいてるみたいな感じ。「お前、チャイの話ばっかりするなよぉ。」って言われても、ねぇ。
投稿者 sunameri : 2010年11月15日 23:42
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