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いま、地方で生きるということ

まずはタイトルに目がとまり、著者が「自分の仕事をつくる」の西村さんだ!と買った本。「地方論」の本もいくつか読んでいるものの、なんとなく上から目線?な印象を受けるものが多い気がしていたのだけれど、彼のスタンスというか、考え方はすごくしっくりくるところがあったので、ちょっと期待して読み始めました。

いま、地方で生きるということ
いま、地方で生きるということ」西村 佳哲(著)

今年、5月、6月に著者が東北、九州をめぐってのインタビューがメイン。3月の地震への関わりが深い方に話を伺っているのだけれど、みんな自然体、そして本当にタフ。派手さはないというか、どちらかということ地味な話が多いのだけれど、そこにまたリアリティがあって、じんわりおもしろい。

わかりやすいオチがあるわけでなし、(やっぱりいろんな考えのひとがいるんだ!)と妙に納得。「いろんな考え」が躊躇なく肯定されているのが、読んでいて心地よかった理由なんだと思います。

普遍的な答えなんてどこにもなくって、結局は自分で決めて、行動していくしかないんだなぁ、と。じわじわ力が湧いてきました。(いいぞ、いいぞー!笑)

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ごはんメモ

< 今日の夕ごはん >

えぼだいのひらき、ひややっこ(みょうがたっぷり)、モロヘイヤなっとう、ゆでチョリソー、キムチ、夏野菜のさっぱり漬け、ごはん、お茶

*久々の家ごはんに、彼が3杯めし・・・こんなふつーのごはんがそんなにうれしいなんて、なんだか切ないよぉ(笑)。

投稿者 sunameri : 2011年09月02日 22:08

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