7月のこどもクッキングは地元の旬の味を体験してもらおう!と那珂川の鮎を使った「鮎ごはん」を作りました。川魚特有の風味に抵抗を示すお子さんもいるかも、という心配をよそに、お子さんたちにも好評で正直ほっとしました。
大人が「こどもはこういうのは苦手だろう」と考えることと、実際のお子さんの反応が違うことがたくさんあります。初めて食べるものに抵抗を感じるのは大人もこどもも同じこと。うまく好奇心をかきたててあげることで、お子さんの「食」への関心、楽しみも深まっていくように思います。
お子さんご自身の、食べてみたい!食べてみようかな、という気持ちが強くなれば、ふだんのごはんも、また一段と楽しいものになっていくはず。今回も、お子さんたちの会話は、鮎からまぐろ、お刺身へと発展、そののびやかな発想には私自身ついていくのが大変ですが(笑)、そんな会話の中で、鮎ごはんの味がお子さんたちの心に少しでも残ってくれたらいいなぁ、と思いました。
7/14 こどもクッキング
日時:7月14日(土)
午前の部 09:20集合 09:30-12:00 レッスン・試食
場所:那須町ゆめプラザ(那須町文化センターとなり)
メニュー:あゆごはん、夏野菜の揚げびたし、あかだし、豆乳しらたま
まずは鮎ごはんの準備。といだお米の上に鮎をならべて、おしょうゆ、お酒をいれます。
土鍋を火にかけて、ごはんを炊きます。途中でいい匂いがしてくるよ~。
次ぎは揚げびたしにするなすのしたごしらえ。へたをとって、包丁で切ります。包丁の使い方も、みんな上手になってきました。
揚げ物の説明をじっくりしてから、てんぷら鍋を火にかけます。お子さんたち、ぱちぱちと油がはねる音にちゃんと反応して、遠巻きに観察。
実は3月にてんぷらをやったときも「揚げ物は怖いよ!」という説明をしたのですが、お子さんたちに十分に伝わらず、みんなうれしそうにどんどんてんぷら鍋に近づいてきてしまい、私は冷や汗をかいたのでした。「危ないこと」を正しく伝えることの難しさを痛感。
今回はかぼちゃ→なす→いんげんと、だんだんに水分の多いものを揚げていくことで、油がはねること、そのはねた油はとても熱くて危ないということ、順を追って説明できました。お子さんたちも、ぱちぱちの音が変わっていく様子に、危なさ、怖さを実感できたようです。
デザートは白玉だんご。手をお粉だらけにしながら、お団子づくり、がんばりました。
ひととおりお料理が完成。自分で食べる分は自分で盛りつけて、いただきまーす。
◇ 保護者の方のアンケートより ◇
初めて食べました。とてもおいしかったです。(鮎ごはんについて)
しょうがやみょうがを子供が食べることにビックリ。生ぐささもなく、とても優しい味でおいしかったです。(鮎ごはんについて)
切ったりちぎったりと違う下準備の方法を体験できてよかったです。(夏野菜の揚げ浸しについて)
子供がいろいろ楽しそうで、とても満足です。(レッスンについて)
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