セント・オブ・ウーマン 夢の香り(Scent of Woman)
朝起きたら一面の銀世界。ハイテンションな一匹をのぞいて人間たちは巣ごもりモード。薪ストーブで家の中はぽかぽか。DVD上映会のはじまり、はじまり~。
「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」
監督:マーティン・ブレスト、出演:アル・パチーノ、クリス・オドネル
私はこの作品を観るのは2度目、かるーく観るつもりだったのだけれど、あまりに濃いアルパチーノから目が離せず。(濃ゆいよ、濃すぎるよぉ~)と思いながらも、観ないではいられなくなっちゃう。毒キャラに弱いワタシ(笑)。
とにかくアルパチーノは濃い(← シツコイ。笑)のだけれど、すごく気持ちのいい作品です。
・・・また観ちゃうかもなぁ。
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ごはんメモ
<今日の夕ごはん>
お刺身盛り(まぐろ、しまあじ、いか、たこ)、たらちり(たら、おとうふ、はくさい、ねぎ)、がんもの煮物、明太子、千枚漬け、ごはん、梅のコンポート、いちじくのシャーベット、お茶
*昨日はお肉で今日はお魚。おいしいお刺身ににっこり。
投稿者 sunameri : 2009年12月19日 23:09 | コメント (0) | トラックバック
ホノカアボーイ
先週はばたばたしていたわりに、借りてきたDVDもちゃっかり観ていたのでした。時間って、作ろうと思えば、結構作れるものなんだよねぇ。
「ホノカアボーイ」監督:真田敦、出演:岡田将生、倍賞千恵子
主役はハワイののんびりとした風景と、ビーさんが作るお料理。個性的なひとびとがでてくるけれど、風にゆれる景色の一部みたいにみえたのでした。
定年退職した移住者がどんどん増えている那須も、数十年後にはホノカアみたいになるのかなぁ。いやいや現実はなかなか・・・。
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ごはんメモ
< 今日の夕ごはん>
梅と香菜のおかゆ、ひじきの煮物(大豆、しいたけ、あぶらあげ、れんこん、にんじん)、だいこんとだいこん葉の浅漬け、梅醤番茶
*気圧のためか、珍しく朝からじんわり頭痛。軽めのごはんで早寝の予定です。
投稿者 sunameri : 2009年10月25日 22:41 | コメント (0) | トラックバック
DVD三昧
今年のGWはお出かけなしだったので、夜な夜な(笑)DVDを楽しむことに。
*それぞれの感想は追ってアップします。
おくりびと
監督:滝田洋二郎
出演:本木雅弘、広末涼子、余貴美子
>> オフィシャルサイト
人のセックスを笑うな
監督:井口奈己
出演:永作博美、松山ケンイチ、蒼井優
>> オフィシャルサイト
エディット・ピアフ~愛の讃歌~(LA MOME)
監督:オリヴィエ・ダアン
出演:マリオン・コティヤール、ジェラール・ドパルデュー、ジャン=ポール・ルーヴ
>> オフィシャルサイト
幸せのレシピ(NO RESERVATIONS)
監督:スコット・ヒックス
出演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アーロン・エッカート、アビゲイル・ブレスリン
>> オフィシャルサイト
ミス・ポター(Miss Potter)
監督:クリス・ヌーナン
キャスト:レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー、エミリー・ワトソン
>> オフィシャルサイト
こんな風に連続して映画を観ることはめったにないので、なんだか新鮮でした。ひとくちに映画といっても、本当にいろんな作り方があるんだなぁと。TSUTAYAの棚をぐるりとめぐるとまだまだ観たい作品がいっぱい。上手に時間を作って、映画ももっともっと観よう!
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ごはんメモ
< 今日の夕ごはん >
葉たまねぎと鮭のチャーハン、水餃子、ふきの煮物、トマティーヨのピクルス、福神漬け
投稿者 sunameri : 2009年05月06日 23:58 | コメント (0) | トラックバック
おいしいコーヒーの真実(BLACK GOLD)
大好きなコーヒーのこと、もっと知りたくて観てみようと思っていた作品。DVDを借りてきました。
おいしいコーヒーの真実(BLACK GOLD)
監督:マーク・フランシス、ニック・フランシス、出演:タデッセ・メスケラ、他
エチオピアのコーヒー生産者と欧米の消費者の様子がかわるがわる登場するのをみているうちに、胸がつぶれるような気分に。知らなかった・・・ではすまされない、悲しすぎる現実。
フェアであることは、いつから?どうして?難しいことになってしまったんだろう。
私たちは自分がいただくものについて、それがどこから、どうやってきたのか、もっともっと関心をもたなければいけないのだと思います。そして、そこに間違いがあったなら、きちんと正さなければいけないはず。
私たちはどこから間違ってしまったんだろう、と最近よく考えます。どこまでさかのぼれば、誰にとっても無理のない、無駄のない、自然で、健全な暮らしができるんだろう。誰もが、より快適な暮らしを求めてがんばってきたはずなのに、どこからか、おかしなことになっちゃったみたい。
この間違いを正すことが、今、私たちが全力を尽くさなきゃいけないことなのかも。
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ごはんメモ
< 今日の夕ごはん >
はくさいと豚バラ肉の焼酎蒸し、いんげんのピクルス、だいこんのたまり漬け、じゃこごはん、ヨーグルト+いちごジャム、はぶ茶
*はくさいと豚バラ肉の焼酎蒸し、はくさいの食べ方の中で一番好きなお料理。かんずりを薬味にすると、おいしさ倍増~。
投稿者 sunameri : 2009年01月25日 23:37 | コメント (0) | トラックバック
ミリキタニの猫
観たいと思いながらみのがしてしまっていた「ミリキタニの猫」、TSUTAYAでみつけたので借りてきました。
製作・監督:リンダ・ハッテンドーフ、登場人物:ジミー・ツトム・ミリキタニ
長生きするってすばらしい!
いくら年をとっていても、自分らしささえ失わなければ、可能性はどんどん広がっていくってことを実感させてくれる作品です。
そして、私たち日本人は他人を攻撃することよりも、本来は、許し、受け入れていくことに長けているということに気付かされます。
とってもチャーミングなジミー氏にメロメロ(笑)。見終わった後、ほわーんあたたかな気持ちで胸がいっぱいに。
寒い冬の夜、あたたかい飲み物を傍らにぜひ!
DVDをご覧になる際は、監督インタビュー他、特典映像にもすてきなシーンがたくさんあるので見逃さないように!
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ごはんメモ
< 今日の夕ごはん >
酒かす入りとん汁(さといも、にんじん、ごぼう、ねぎ、豚バラ肉)、グリーンマスタードのおひたし、れんこんのきんぴら、じゃこごはん、玄米茶
*地元の野菜をストーブでコトコト煮こんだとん汁、酒かすをちょっぴり加えて濃厚バージョンに。
*とん汁もじゃこごはんもあまりにおいしくて両方ともお代わり。高校生並の食欲・・・(汗)。
投稿者 sunameri : 2009年01月12日 22:37 | コメント (0) | トラックバック
殯(もがり)の森
あわただしい朝から始まった今日のしめくくりは「殯(もがり)の森」。
「殯(もがり)の森」監督:河瀬直美、出演:うだしげき、尾野真千子
穏やかな、やわらかな気持ちで胸がいっぱい。今夜はぐっすり眠れそう。
悲しさや寂しさは乗り越えるものじゃなくて、一緒に暮らしていくものなんだよね。うん、きっとそうなんだと思うな。
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ごはんメモ
<今日の夕ごはん>
野菜スープ(じゃがいも、にんじん、たまねぎ、にんにく、ズッキーニ)、天然本しめじのチャーハン、たまり漬け(だいこん、にんじん、みょうが)、しその辛味噌巻き
投稿者 sunameri : 2008年10月14日 23:58 | コメント (3) | トラックバック
ヒマラヤを越える子供たち
ヒマラヤを越える子供たち (Escape over the Himalayas)
出演:Maria Blumencron 監督:Maria Blumencron
けなげなこどもたちの表情、そして、そんなこどもたちを命がけでサポートする大人たちの姿に、胸をぎゅっとつかまれたようになります。過酷な環境におかれても誰をうらむわけでもないこどもたちに、強さ、希望、大きな愛、をみせられます。
こどもたちが、私たちの将来、未来を担うのだから、彼らが満足に食べ、のびのびと遊び、学び、たっぷり愛情を注がれて育つ環境を整えることは、私たち大人の責任。まだまだ、きちんと責任を果たし切れていなくて、ごめんなさい。
自分の暮らしを支えていくこともそう簡単ではないけれど、日々の小さな活動の積み重ねが、社会をよくするのに少しでも役立てばいいなぁ、と思っています。試行錯誤、まだまだ続きます。
投稿者 sunameri : 2008年07月20日 23:08 | コメント (0) | トラックバック
トニー滝谷
監督:市川準
出演:イッセー尾形、宮沢りえ
孤独と共に育ったトニー滝谷は、寂しいと思ったことはなかった。しかし、彼女と出会い、彼は孤独を知り、恐れ、そして、彼女との幸せな暮らしが始まった。
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哀しいけれど、あたたかい、寓話のような作品。
うれしい出来事も、哀しい出来事も、物語はさらさらと流れてゆく。朴訥なトニーと美しい妻、2人の世界がはかなく消えてしまっても、物語はさらさらと流れてゆく。
さらさらと流れていくのは「時間」。それはスクリーンの中だけではなく、今、私の足元でもさらさらと・・・。
投稿者 sunameri : 2007年06月10日 23:52
ククーシュカ
気になりながらも見逃してしまった作品、やっとDVDで観ることができました。
監督 : アレクサンドル・ロゴシュキン
出演 : アンニ=クリスティーナ・ユーソ 、 ヴィル・ハーパサロ 、 ヴィクトル・ブィチコフ
舞台は第2次世界大戦末期、フィンランド最北の地ラップランド。ロシア軍とフィンランド軍が戦い、傷ついたロシア人兵士イワンと、仲間に置き去りにされたフィンランド人兵士ヴェイッコ、未亡人としてひとり暮らしているサミー人のアンニが奇妙な共同生活を始める・・・。
ロシア語、フィンランド語、サミー語、お互いの言葉を全く理解できない3人は、ひどく誤解しながらも、必要に迫られて、共同生活を送っていきます。戦場では敵対していたイワンとヴェイッコ。ヴェイッコは戦うことを放棄しているのに、何度説明してもイワンには伝わらない・・・。ときにケンカをはじめる2人をいなしながら、アンニはやさしく、たくましく、3人の暮らしをリードしていきます。
雄大で美しい風景、素朴な暮らし、アンニの強さは、戦争がどんなにばかばかしいものかを静かに伝えてくれます。最後の最後まで、とてもロマンチックな作品です。
投稿者 sunameri : 2007年02月23日 20:55
ロスト・イン・トランスレーション
数年前にバージンスーサイズでしびれて、先日、マリー・アントワネットを観て、ソフィア・コッポラ大好き!と再認識。見落としていた作品があるのに気づき、さっそくDVD借りてきました。
ロスト・イン・トランスレーション / Lost In Translation
監督・脚本 :ソフィア・コッポラ
出演 :ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソン
カメラマンの夫に随行してさして目的もなく東京にやってきたシャーロットは、街にでても興味を持てることも見つからず、虚ろな毎日を送っている。CM撮影のために東京にやってきた俳優のボブもまた、スタッフとのコミュニケーションに歯がゆさを感じながら、帰国日を待ちわびる日々を送っている。そんな2人が出会い、東京の街に繰り出し、やがて心を通わせてゆく。
大きな展開もなく、淡々と綴られてゆくストーリーを彩るのは、独特の色合いで描かれる東京の風景。見慣れているはずなのに、外国の景色みたいに感じるのは、きっと、シャーロットやボブの視線を通しているから。異国の地にいる心細さが、自分をちっぽけに感じる気持ちを増幅する感じ、あ、私だけじゃないんだ、とちょっぴりうれしかったりして。
やわらかいココロだからこそ痛みがあるってこと、思い出させてくれる作品です。
投稿者 sunameri : 2007年02月12日 20:11
プルーフ・オブ・マイ・ライフ
お正月休みにレンタルDVDで楽しみました。
プルーフ・オブ・マイ・ライフ / Proof
出演:グウィネス・パルトロウ、アンソニー・ホプキンス、ジェイク・ギレンホール、ホープ・デイヴィス
監督:ジョン・マッデン
天才数学者の父をもち、自らも数学者を志すキャサリンは、精神を病んだ父を長年ひとりで看病し、その父を看取ると、その喪失感に自分自身を見失ってしまう。
グウィネスが演じるヒロイン・キャサリンの情緒不安定がかなりの重症で、痛々しさを通り越して、その強烈さに思わずひいてしまうほど。それでもなぜか目を離せないのは、どうにも自分をコントロールできなくなってしまうときの気持ち、ちょっとわかるような気がするから。不安、苛立ち、周囲のヒトのやさしさが息苦しくてたまらなく思うこと。脱け出したいのに脱け出せないもどかしさ。
キャサリンの心の荒模様とは対照的に、明るくおだやかなシカゴの街並みや彼女の暮らす家はうっとりするほどの美しさ。彼女が立ち直れたのは、恋人の優しさ、励まし、そして彼女が苦手とするお姉さんの存在も大きかっただろうけれど、美しい環境の中で癒されたところも大きかったはず。
ちょっぴりつまづいたとき、できるとこまでさかのぼってみるのもありなんだな、と気づかされます。後退するのにも、勇気が必要なのだけど。
好き嫌いが分かれると思うのだけれど、私はこういう作品、結構好きです。キャサリンは結構キツイキャラクターなのだけれど、グウィネスの凛々しさ、すごくいいです。グウィネスだけでなく、キャストがとてもいいです。もともと舞台向けの作品だったそう。グウィネスの舞台も観てみたいなぁ。
投稿者 sunameri : 2007年01月04日 18:43